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季節のお風呂:11月『蜜柑湯』おいしく食べた後の皮を有効活用!

古くから蜜柑湯(みかん湯)の風呂に入ると「身体がよく温まり、風邪を引かない」といわれていますが、その秘密は果皮にあります。季節のお風呂12ヶ月。11月は『蜜柑湯』についてご紹介します。

最終更新日:2023.11.2

目 次

11月『蜜柑湯(みかん湯)』

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ミカンは古くから、食用はもちろん、丸い形と黄金色から、太陽の象徴である神聖な植物とされ、儀式や神棚へのお供えなどに用いられています。

果実はビタミンCが豊富であり、寒い時期には風邪を予防し、高血圧、老化防止、美肌効果が期待できます。薬効を期待して使う場合は果皮を利用します。橙色の部分は精油成分リモネンが含まれ、爽やかな芳香があります。皮の白い部分も繊維に富み、薬用にすることができます。皮を乾燥させたものを陳皮といい、風邪の予防に、咳や痰を鎮めたり、芳香性胃腸剤として、煎じたものや粉末にしたものを服用します。

【作り方】蜜柑湯

蜜柑は実もさることながら、果皮にもビタミンCやクエン酸が豊富に含まれているので、おいしく蜜柑を食べたあとは、果皮を利用して蜜柑湯を楽しみましょう。果皮をそのまま浮かべるとお湯が汚れるので、ガーゼに入れて使用します。

1. 旬の蜜柑を食べたあと、果皮を陰干ししておきます。

干した皮をガーゼか木綿の袋に入れる

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2. 蜜柑20個分の皮を、ガーゼか木綿の袋に入れ、風呂に浸して入浴します。

乾燥したミカンの皮は「陳皮(チンピ)」という名称で、漢方薬店などでも入手できます。

※使用法については、ご自身の責任において行ってください。使用が不安な場合は、医師や専門知識のある人に相談しましょう。

おわりに

蜜柑風呂は身体を芯から温めつつ、美肌にもなれるといわれているおすすめのお風呂です。
日ごとに寒くなってくるこの季節、蜜柑風呂で身体ぽかぽかお肌ツヤツヤになりましょう!

  • この記事監修者

    東京ガス都市生活研究所

    東京ガス都市生活研究所

    社会の変化や都市に暮らす生活者についての多面的な調査・分析を実施。将来のライフスタイルやニーズを予測し、生活者が豊かな暮らしを創造するための情報を提供するとともに、さまざまな提言を行っています。

    東京ガス都市生活研究所

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公開日:2016.3.27

最終更新日:2023.11.2

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