更新日: 2018年02月08日
15114 view

【何が違うの? 】洗濯洗剤の「合成洗剤」と「石鹸」の違い

洗濯洗剤として使用する場合に、「合成洗剤」と「石鹸」とではどんな違いがあるのでしょうか? どちらにしようか迷われている方のために、合成洗剤と石鹸の違いについてご紹介します。

原料や製造過程の違い

Retina pixta 8797168 s
PIXTA
○合成洗剤
原料は、主に石油ですが、動物性油脂が原料の場合もあります。原料を化学合成して洗剤をつくります。

○石鹸
原料は植物性の油や動物性の油などの天然の原料です。植物性だとヤシ油、バーム油、大豆油、オリーブ油など、動物性だとラード、牛脂などが使われています。こうした天然油脂に苛性ソーダ(アルカリ)を加えて作ります。天然油脂から抽出した脂肪酸にアルカリ成分を反応させる作り方もあります。

成分の違い

Retina pixta 16437470 s
PIXTA
界面活性剤には「浸透作用」「乳化作用」「分散作用」という3つの作用があり、衣類や食器などの汚れを落とす働きをします。

○合成洗剤
純石鹸分以外の成分が30%以上、界面活性剤に含まれています。仕上がりを良くするために添加物として、酵素、蛍光増白剤、柔軟剤、漂白剤などが含まれています。

○石鹸
界面活性剤が100%純石鹸の成分でできています。洗浄力を高めるために、添加物として主に炭酸塩(炭酸ナトリウム)が含まれています。

それぞれのメリットとデメリット

Retina pixta 7422005 s
PIXTA
○合成洗剤のメリット
水に溶けやすく洗剤カスが出ません。蛍光剤が配合されているものだと仕上がりが白く、抗菌剤などが配合されているものは高い抗菌効果が得られるようです。

○合成洗剤のデメリット
衣類に界面活性剤が残って皮膚などに浸透する心配があるようです。化学合成された物質なので自然分解されにくく、排水後も、そのままの形で残りやすく環境汚染などへの影響もあるようです。
Retina retina pixta 9675245 s
PIXTA
○石鹸のメリット
洗浄力が高く、汚れを落としやすいです。
皮膚の上では中和されてお肌を荒らす心配がないそうです。
排水は水と炭酸ガスに分解され、環境にやさしく、石鹸のカスは微生物の栄養源になり生態系を壊さないようです。

○石鹸のデメリット
水にとけにくく、石鹸カスが出やすくそれをエサに雑菌が繁殖しやすくなります。定期的に洗濯槽のメンテナンスが必要で、手間がかかるのもデメリットといえそうです。
蛍光剤が含まれないため、洗濯物が黄ばんだり黒ずむ場合もあるようです。
合成洗剤に比べて価格が高めなので、コストがかかります。

おわりに

いががでしたか? 何を優先するかによって、どちらを選ぶかも違ってくるでしょう。合成洗剤と石鹸の両方のメリットを把握した上で、上手に使い分けを行ってみるという方法もありますね。

※この記事に含まれる情報の利用は、お客様の責任において行ってください。
本記事の情報は記事公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
詳しくは、「サイトのご利用について」をご覧下さい。

アクセスランキング

1

意外と知らない「そうめん・ひやむぎ」の違い&歴史と「色付き麺」の由来

184909view
2

【いきなり焼くのはNG!? 】食パンの焼き方をマスターして朝食がひと味変わる!

450646view
3

【小麦粉大さじ1って何グラム? 】覚えておきたいグラム変換

539512view
4

「大吟醸」「純米酒」「本醸造酒」の差は? 16種類の「日本酒の種類と違い」を解説

323956view
5

体臭予防の鍵はシャワーの浴び方? 体臭が発生する原因&対策方法

127011view

おすすめ記事

【コンロのプロ直伝】意外と簡単! お鍋を使った「ご飯の炊き方と美味しい理由」

リビング? お風呂場? 「室内干し(部屋干し)」のコツとおすすめの干す場所

賢い主婦は知っている! めんどうな洗濯物干しから解放される楽チン術

意外と知らない人が多い!? お風呂のガンコなカビをしっかり落とすコツとは

【どんなことに気をつけたらいいの?】今さら聞けない「電力自由化」とは

おすすめキーワード