更新日: 2017年07月11日
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【キッチンジャーナリスト取材】キャンプ経験で知る!? ガスコンロ徹底節約術

火おこしや野外料理はキャンプの醍醐味ですね。ただ、手間がかかるので、台所での料理と比べて戸惑う人もいるかもしれませんね。キッチンジャーナリストの本間美紀さんは、ご自身のキャンプ経験を元に、改めてガスコンロの魅力に気づいたそう。そこで、ガスコンロを活用した節約術について取材していただきました。

<節約術の前に>キャンプで気づいた、ガスコンロの便利さ

実は最近、ある体験から、本当に基本的なことのありがたさを、噛み締めたのでした。それはガスコンロのこと。
鍋や調理道具など、キッチンアイテムから考えていくことが多かった、「台所の炎の力」ですが、今回は少し切り口を変えて、考えてみたいと思います。
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久しぶりに家族で北海道に出かけました。湖畔のキャンプ場に着いてコーヒーを飲もうと、簡易ガスコンロに火をつけました。ガスボンベにフレームだけのゴトクをつけるという、超軽量の山道具です。

当日はそんなに風の強い日ではありませんでしたが、むき出しの炎は、ほんの少しの空気の動きでも熱が散って、コップ一杯のお湯がなかなか沸きません。コッヘル(キャンプ用の簡易鍋)のふたを閉め、あわててコンロを風の影響を受けにくい物陰に移しました。

メイン料理である、もやしとジンギスカンの炒め物は、それも楽しみですから、さすがにガスコンロを表に出して作りました。とはいえ食べている間も、奪われていく熱の「もったいなさ」が気になってしまい、翌日はアルミホイルのコンロカバーを買って、炎を囲んで料理をする始末。
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比べる話ではないかもしれませんが、家庭のガスコンロがいかに熱効率を高めるように作られているか。むき出しの炎を屋外で使って、雷に打たれるように(大げさですかね!)気づいたのでした。でも本当です。

炎を高効率で使えるように、ガスコンロは進化し続けています。現在は技術の進化で炎の広がりが抑えられ、従来のものに比べ、高効率ガスコンロは熱効率が10%以上アップしています。

さて、更にガスコンロの熱をより効率的に使うコツを、いくつか拾い出してみました。が、これがまたキャンプでの体験を思い出すことばかりでした。


参考:東京ガス「ウルトラ省エネブック キッチン編」

<ガスコンロの節約術1>炎ははみ出さないようにする

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キャンプ場でついうっかり、鍋底からあふれるくらい炎をぼうぼう燃やしてしまいました。東京ガスのテレビCMを思い出し、鍋底にあわせて炎を調節。はみ出した熱は鍋の中に伝わらないのだそうです。これは無駄。
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しかし、今思えばコッヘル(キャンプ用の簡易鍋)のまわりには水滴が付いていた!これもNGです。鍋の外側の水滴を拭きとるのも、省エネのコツです。これだけで2%、熱効率が良くなったはず。水が付いたままだと、これを蒸発させるのに余計なエネルギーを使います。反省。

<ガスコンロの節約術2>鍋にはフタをする

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あまりにも鍋の中の熱が奪われていく様子に、あわててコッヘルにフタをしました。これは多くの人が家庭で実践されているのではないでしょうか。

<ガスコンロの節約術3>必要なとき必要なだけお湯を沸かす

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キャンプを始めてすぐに、深く考えずに水を入れてしまい、コーヒー1杯には微妙に多すぎるお湯を沸かしてしまいました。簡易ガスボンベのエネルギー量は限りがありますから、こういった小さな無駄が、切実に感じられます。

忙しい暮らしでは、気づかないことも多いのですが、考えてみれば家庭のガスコンロだって同じことです。ちなみに電気ポットで湯を沸かし、保温するよりもその都度お湯を沸かすほうが省エネです。

<ガスコンロの節約術4>ご飯をコンロで炊く

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キャンプではもちろんご飯はコッヘル(キャンプ用の簡易鍋)で炊飯。2合程度なら10分の加熱で炊きあがりました。少し放置して蒸らし、久々の鍋炊きご飯を堪能。ひと味違うのですよね。

家庭なら、最近のガスコンロは「自動炊飯機能」が付いています。ボタン一つで炊飯でき、火加減を付きっきりで見ている必要は全くありません。少ないエネルギーでふっくらとしたご飯が炊きあがります。

おわりに

あなたが何気なく使っている家庭用のガスコンロ。どんなによく考えられているか。また、省エネのコツがいかに大切か。気持ちのいい季節、キャンプに出かけて、屋外でお茶をいれて、ご飯をつくってみてください。きっと痛感するはずです。


ガスコンロやキッチンにおいて、手軽にできて、ちょっとした工夫や手間を加えるだけでもっと省エネになるメニューは、下記の「東京ガス ウルトラ省エネブック」をご参考にしてください。

ライター紹介

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本間美紀

キッチンジャーナリスト
早稲田大学卒業後、インテリアの専門誌の編集部を経てインテリアやキッチン、暮らしに関する執筆、編集で活動中。日本国内や海外のキッチンライフを取材し、「パーフェクトキッチン」「インターナショナルキッチンAtoZ」ほか、ライフスタイル系キッチンムックを刊行。2010年秋には「ザ・リアルキッチンガイド」を出版。

ブログ:キッチンジャーナル「キッチンのこころ」

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