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【プロのレシピ】田中健一郎さん 災害用備蓄食品を利用した「牛肉大和煮とポテトのグラタン」

災害用備蓄食品の「牛肉の大和煮缶」を刻んで、潰したジャガイモと合わせてチーズたっぷりのグラタンに仕上げます。フランス料理の「アッシェ・パルマンティエ」にヒントを得た、簡単で美味しいグラタンをお楽しみください。※本メニューは、賞味期限を切らしてしまいがちな災害用備蓄食品を活用し、普段から美味しく召し上がって頂くことで食品ロス削減に貢献すること、またそれを活用してこども食堂を支援するために田中健一郎元帝国ホテル総料理長が考案されました。

最終更新日:2023.2.8

「牛肉大和煮とポテトのグラタン」の材料(2人分)

※牛肉大和煮(缶詰)・・・2缶(180g)
ジャガイモ・・・400g(正味)
ピザ用チーズ・・・60g
バター・・・30g
塩、胡椒・・・各少々
パセリ・・・適量

 ※印・・・災害用備蓄食品を使用

【作り方】

牛肉大和煮※1はナイフで刻む。
(※1)牛肉大和煮は、汁も使用する。

ジャガイモは皮をむき、4つ切りにして蒸し器で柔らかく蒸す。

ピザ用チーズは粗めに刻む。ボウルにジャガイモを入れ、細かくつぶし、

バターと牛肉大和煮を加え、よく混ぜ合わせ、塩、胡椒で味をつける。

耐熱皿(グラタン皿)に入れ、粗めに刻んだピザ用チーズとみじん切りにしたパセリを表面に振り、200~250℃に予熱したオーブンで7~8分間焼き色がつくまで焼く※2
(※2)家庭のオーブンによって温度を調整して下さい。

田中健一郎シェフのプロフィール

田中健一郎シェフ

Kenichiro Tanaka

1950年、東京都生まれ。1969年、帝国ホテル入社。1999年に東京料理長と調理部長に就任、3年後の2002年から株式会社帝国ホテルの料理部門全てを統括する総料理長に就任。2019年から東京オリンピック・パラリンピック競技大会飲食戦略検討委員会座長を務める。2021年の退職後にはこども食堂支援の活動を開始。卓越した技能者が選出される「現代の名工」の受章や、フランス共和国農事功労章オフィシエ、黄綬褒章など多数の受章歴あり。日本を代表するフランス料理のエキスパート。家庭でもプロの味を楽しめるよう、身近な材料でできる本格的な味を紹介する他、食育活動にも熱心に取り組んでいる。

ガスコンロ(グリルを含む)・ガスオーブン使用時のお願い

おわりに

デリシア調理イメージ

今回ご紹介したレシピは「ガスコンロ」(ピピッとコンロ)の便利機能などを活用した簡単レシピです。
 
自動で火加減を調整する揚げ物・焼き物に便利な「温度調節」機能や、ボタン一つでガス火炊きのご飯が炊き上がる「自動炊飯」機能。お湯が沸いたり、設定した時間になると消火する「湯わかし」や「コンロタイマー」機能など、「ガスコンロ」には調理をサポートする機能がたくさんあります。(※)
 
また、“魚を焼く”イメージの強い「グリル」ですが、実は肉や野菜料理、トーストやピザ、揚げもののあたため直しにも使える万能調理器です。
専用容器対応のグリルでは、手軽にオーブン料理も楽しめますよ。(※)
 
ガスコンロで「おいしい」をもっと簡単に! レパートリーをグンと増やしましょう!
(※)搭載機能や機能名は機種によって異なります。

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公開日:2021.12.14

最終更新日:2023.2.8

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