【夏の一汁一菜献立レシピ(11)】水曜日「鶏肉の梅照り焼き 他」

寒暖差の激しい初夏、気温の変化に体がついていかないことも･･･。水曜日はパワーをつけたい初夏にぴったりの、さっぱり濃厚な一汁一菜献立をご紹介します。

主菜の梅照り焼きの鶏肉は、週末の下ごしらえで漬けダレに漬け込んで冷凍しておきました。冷凍庫で保存している間に鶏肉にしっかり味が染み渡っていますね。漬けダレは、醤油、酒、みりんを同量合わせただけ。これで、定番の照り焼きの味に仕上がります。今日はそこに梅肉を加えました。一気に夏らしい料理に変身しました。

副菜の豆乳味噌汁は濃厚なコクが魅力です。最初に木綿豆腐をちぎって加えてから、野菜類と一緒にバターで炒めるのがポイント。最後にプラスする豆乳も、味噌とは相性抜群です。いつもの味噌汁にちょっと飽きたら、ぜひ試してみたいアレンジですね。

今回使用する下ごしらえ食材は「シメジを小房に分けたもの(冷凍)」、「鶏モモ肉に下味をつけたもの(冷凍)」の2つです。

「鶏モモ肉に下味をつけたもの」は使用する日の朝に冷蔵庫へ移して半解凍させておきましょう。

鶏モモ肉に下味をつけたもの･･･全量
サラダ油･･･適量
ハチミツ･･･大さじ1

スナップエンドウ･･･12本
ヤングコーン･･･8本
水･･･大さじ2
塩･･･ひとつまみ

木綿豆腐･･･200g
タマネギ･･･1/2コ
ニンジン･･･1/2本
シメジを小房に分けたもの･･･1パック分
バター･･･20g

[A]
　水･･･2カップ
　和風だしの素･･･小さじ1

豆乳･･･1カップ
味噌･･･約大さじ2

フライパンでは照り焼きを、片手鍋では豆乳味噌汁を、グリルでは主菜の付け合わせの野菜を焼きます。

照り焼きを焼く時にはガスコンロの温度調節機能を190℃に設定します。甘辛い味付けの食材は焦げ付きが気になるという方もいらっしゃると思いますが、今日はフライパンのふたをして蒸し焼きにしましょう。ふたして焼くことで、水分が逃げないので、焦げ付く心配もありません。

照り焼き、グリル野菜、豆乳味噌汁と3種類の調理を同時に進めるので、工程表での手順のチェックは必須です。それぞれの加熱のタイミングを確認してから調理を始めてくださいね。

すべての食材と調味料をキッチンに揃えたら準備はOK、さあ料理開始です!

はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!

もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。

甘酸っぱくて、食欲そそる梅干し。何となくキッチンにストックしてあるけれど、おにぎりの具に使う他、出番がないなんていうご家庭もあるかと思います。今日は定番の鶏の照り焼きのアクセントにして、さっぱり味に仕立てました。作り方は、梅肉を照り焼きのタレに混ぜ合わせるだけ。爽やかな香りと酸味で夏にぴったりの味わいです。

味噌とバターは相性抜群。味噌汁の具材をバターで炒めてから煮込みます。木綿豆腐はざっくりと手でちぎり入れましょう。ちぎることでできる複雑な断面から水分が蒸発しやすくなり、味が染み込みやすくなりますよ。いつもの味噌汁にバターと豆乳の風味が加わるだけで、深いコクと香りがプラスされて満足感が増しますね。