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お風呂のピンク汚れはカビじゃない!? 原因・落とし方・予防法とは?

お風呂の床や排水口周りによくみかける、ヌメッとしたピンク汚れ。何度掃除しても数日ですぐに新しい汚れが出てくる厄介な存在ですね。ピンク汚れはカビと思われがちですが、実はカビではありません。ぶり返すピンク汚れの効果的な掃除方法と予防法をご紹介します。

ぶり返すお風呂のピンク汚れ、実はカビではなかった!

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排水口の周りや床、石鹸皿、シャンプーやリンスのボトルの底などに発生しやすい「ピンク汚れ」。

発生する場所がカビとほぼ同じことから、カビだと思ってしまう人が多いようですが、実は「ロドトルラ」という酵母菌の一種。カビではありません。

ピンク汚れの正体「ロドトルラ」の特徴は?

こまめに掃除しているはずなのに、ピンク汚れはなぜかすぐにぶり返します。それはなぜでしょう?

1.繁殖スピードが速い
繁殖の条件はカビと同じく「湿度」「温度」「養分(皮脂など)」の3つが揃うことですが、カビと比べてロドトルラは繁殖スピードが速いのが特徴です。

2.住まいのあちこちに存在している
「ロドトルラ」は、住まいのあらゆる場所に普通に存在している常在菌です。湿気を好む性質があるため、お風呂だけでなく、キッチン・トイレなどの水回りを好み、寝具など湿度が高い場所にも生息しています。

また浴室の中でも、床、天井、壁と広い範囲で繁殖します。以下のグラフは「夏の浴室の真菌(カビや酵母など)」の個体数を表すものです。クラドスポリウム(Cladosporium)は一般的には黒カビと呼ばれ、浴室に繁殖しやすいことで知られています。

出典:生活衛生「浴室のカビ汚染の現状とその対策」43 巻 (1999) 3 号/書誌, 濱田 信夫 よりウチコト編集部にて作成
https://www.jstage.jst.go.jp/article/seikatsueisei1957/43/3/43_3_89/_pdf

黒カビと比べると、その差は一目瞭然。ピンク汚れ「ロドトルラ」の繁殖力の強さがうかがえます。

【ピンク汚れの落とし方1】スポンジでこすって落とす

PIXTA

ピンク汚れは黒カビのようにこびりつくことはないため、スポンジなどでこすれば簡単に落とせます。

週に1回は浴室用の中性洗剤とスポンジで掃除し、汚れが目に付くようになったら重曹を使った念入りな掃除をするのがおすすめです。

【手順】
1.床を濡らし、浴室用の中性洗剤を全体に吹きかける。
2.重曹を粉のまま床にふりかける。
3.しばらく置いて洗剤をなじませる。
4.スポンジやブラシでこする。
5.シャワーでしっかりと洗い流す。

【ピンク汚れの落とし方2】エタノールで拭き取る

uchicoto

キッチンペーパーにエタノールを含ませて、ピンク汚れを拭き取ります。エタノールは手指消毒用に家庭で使っているものでOKです。

【ピンク汚れの落とし方3】カビ取り用洗浄剤で落とす

uchicoto

ヌメヌメとしたピンク汚れ、排水口の周りなどは「あまりさわりたくない・・・」という方もいるかもしれません。そんなときは、塩素系洗剤のカビ取り用洗浄剤を。

カビ取り洗浄剤をピンク汚れに吹きかけてしばらく放置し、シャワーで洗い流すとキレイになります。

ピンク汚れが落ちにくい場所は・・・

PIXTA

お風呂の壁の境目や床と壁の境目に付いたピンク汚れは、スポンジでもこすりにくい場所です。加えてシリコンやプラスチックなど、汚れがこびりつきやすい素材が使われる傾向にあります。こまめに古歯ブラシなどでこすったり、水分を残さないようにして、ロドトルラの繁殖を防ぎましょう。

3種類の定期掃除でお風呂のピンク汚れを防ぐ

PIXTA

お風呂はロドトルラの好物である皮脂汚れや石鹸カスが残りやすい場所。掃除の頻度は毎日が理想的ですが、毎日しっかりと掃除をするのは難しい・・・という方は、頻度を替えて行う、定期掃除がオススメです。

【毎日の掃除】
・浴槽は、お湯を抜く際に軽くこすっておく
・入浴後、シャワーで浴室(壁、ドア、床、浴槽など)についた皮脂や石鹸カスを洗い流す
・壁や鏡の水分を拭き取る
・排水口のゴミを捨てる

【週1回の掃除】
・洗剤を全体にかけてサッとこすり洗いをする

【月1回の掃除】
・鏡や天井、排水口などをしっかりと掃除する

【ピンク汚れを防ぐコツ1】熱めのシャワーをかけたあと冷たいシャワーで流す

PIXTA

ロドトルラの好物は石鹸カス。入浴後は熱めのシャワーで、石鹸カスをしっかり洗い流しておきましょう。壁や床のほか、シャンプーボトルの周りもしっかりと流すのがポイント。石鹸カスが残った場所は、水分があるとたちまちロドトルラが繁殖してしまいます。

熱めのシャワーを使ったあとは、水のシャワーで全体を流して、浴室の温度を下げておくことも大切です。高温はロドトルラだけでなくカビの元にもなってしまいます。水のシャワーは、ピンク汚れとカビを予防する意味で重要です。

【ピンク汚れを防ぐコツ2】お風呂に水気を残さない

PIXTA

ピンク汚れは水さえあれば繁殖していきます。入浴後はタオルで水気を拭き取っておくと繁殖が防げます。

お風呂全体を乾拭きするのが大変…というときは、ピンク汚れが繁殖しやすい床の隅や排水口まわり、ボトル置き場やシャンプーボトルの底などを拭き取っておくだけでも効果があります。

【ピンク汚れを防ぐコツ3】ボトル類や小物の水はけに注意する

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シャンプーボトルの底や洗面器・イスなどの小物類は、水がたまりやすく、ピンク汚れが付着しやすい場所。ボトルは水はけのよいラックにしまい、小物類は立てかけて水分を早めに切れるようにしましょう。

【ピンク汚れを防ぐコツ4】浴室暖房乾燥機の「乾燥」機能を使う

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浴室暖房乾燥機が付いている場合は、入浴後に2時間ほどの「乾燥」運転をおすすめします。

「乾燥」運転をすると、水気を一気に乾かすことができるため、水さえあれば増えてしまうロドルルラも繁殖する隙がありません。ピンク汚れだけでなく、カビの発生も抑えることができるので、お風呂掃除の手間がグッと軽減します。

乾燥機能がないときは、換気扇を一晩中回しておくなどで、水分を飛ばしましょう。

浴室のカビの様子を比較
TOKYOGAS

上の図は浴室のカビの生え方を比較実験したものです。
「何もしない」浴室にカビが生えるのは当然の事ですが、「換気だけ」していてもカビは生えてきます。それに比べて「浴室乾燥」をすると、すばやく湿気が取り除かれ、カビが生えにくくなることが分かります。


「浴室乾燥」は浴室をカラッと乾いた状態をキープできるので、カビの発生も抑えて浴室のお掃除の手間をグンと減らし、浴室や浴室まわりの湿気による腐食も防げるので、家を長持ちさせるのにも役立ちます。

夜、洗濯と入浴をした場合、就寝中に洗濯物と浴室を一緒に乾燥するのも経済的でおすすめです。

おわりに

こすればすぐに落ちるお風呂のピンク汚れ。汚れの種類としてはそれほどのガンコさはないですが、洗っても洗ってもすぐに発生してしまうところが厄介ですね。ピンク汚れが目立ち始めると、サボってしまった・・・と、なんとなくネガティブな気分になってしまうのも残念なところ。掃除だけでなく、予防もしっかりと行って、なるべくピンク汚れを見ることなく過ごしたいものですね。

お風呂の頑固な汚れはプロに依頼するのもおススメ!

日々掃除をしていても、意外と手の行き届かない場所も多い浴室。気づかないうちに頑固な黒ずみやカビが蓄積してしまった...なんてことも。

そんな時は、一度ハウスクリーニングのプロにお願いしてみるのもおススメです。

浴室クリーニング
※画像はイメージです。

東京ガスのハウスクリーニングは、自社研修を受けたプロが汚れの種類や場所に合わせて、専用の機材や洗剤を使い分け、浴槽だけでなく、手の届きにくい天井・壁・扉などを徹底洗浄してくれますよ。オプションで、自分ではなかなか掃除できない浴槽エプロン内部なども掃除してくれます。

利用した方の中には、せっかくお金をかけて綺麗にしてもらったのだから、綺麗な状態を維持しようと感じる方も多いそう。

東京ガスのハウスクリーニング

ご自宅向けにはもちろん、ご両親へのプレゼントにも喜ばれること間違いなしです。
Webで簡単にお申し込みできます。ぜひお試しください!

2021年03月25日

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