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あなたの【お風呂の不満】は?
下のグラフをご覧ください。「お風呂のことで不満に思っていることはなんですか? 」東京ガス都市研究所が行ったアンケートでは、3割近くの人が「カビが生えやすい」ことを挙げています。

非カビ宣言! 三大“残さない”対策

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【栄養分を残さない】
カビの栄養分になってしまう垢や石けんカスは、なるべく浴室に残さないこと。シャワーが水からお湯になるまでの間を使って、壁や床をシャワーリングすると、体を洗うときに飛び散る垢や石けんカスが付着しにくくなります。

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【水分を残さない】
シャンプーなどの風呂小物はそのまま床置きせず、ラックやカゴを使って水はけをよくすること。ちょっと面倒ですが風呂上がりに浴室内の水分をふき取ることもできればやっていただきたいところ。スクイージーを使えばキレイに水切りできます。水分はカビの盟友。がんばって残さない努力を!

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【湿気を残さない】
最後の“残さない”はなんといっても湿気。水分の延長線上にある湿気は、カビの繁殖を大いに助けます。入浴後、換気扇は十分に回すこと。
ガス浴室暖房乾燥機をお持ちの方は、目安として入浴後2時間程度は乾燥運転をしてください。湿気とカビの関係は、この写真を見れば一目瞭然ですね。
非カビ宣言! ちょっとひと工夫

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【タイルの目地に撥水加工】
いったんカビが生えてしまうと掃除に手間がかかる「タイルの目地」。ロウソクを塗って撥水加工を施せば、カビが発生しにくくなります。

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【エタノールスプレーで殺菌除菌】
スプレーボトルに無水エタノール5mlと、ラベンダーやサイプレスなど殺菌効果のある精油を5~6滴を入れてよく混ぜ合わせ、そこに精製水25mlを加えてよくシェイクします。
入浴後、浴室の温度を下げ、できればスクイーザーなどで水分を落とした後、壁や排水口などカビが気になる箇所にシュシュッとスプレー。マメにやっていると、カビの発生をグッとおさえられます。
浴室乾燥は洗濯物のカビ対策にも!
浴室暖房乾燥機はお風呂のカビ予防にも効果的ですが、お風呂場で洗濯物を浴室乾燥すると、洗濯物の細菌の繁殖もおさえる効果があります。
部屋干しのあのイヤなニオイがなくなると思うと、嬉しい効果ですね。
おわりに
最近のお風呂機器には、カビ対策ができる浴槽や床などもあります。リフォームや新築をお考えの方はカビ対策も考慮して商品選びをするといいですね。
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公開日:2016.3.30
最終更新日:2023.2.8
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