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1ヶ月で720リットルの節水効果!? おすすめの節水方法

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家庭での水の使用量が一番多いのはお風呂ですが、その次がトイレです。トイレだけで家庭の水道使用量の約20%も占めているので、トイレの節水は大事ですね。
トイレの大と小の洗浄レバーは、機種にもよりますが、1回あたり約2リットルも水の量が違うそうです。4人家族で1か月の間正しく使い分けたらそれだけで約720リットルもの節水になるそうですよ。
また、掃除のときに何度も流さずしっかり洗浄したあとに1度の洗浄で流しきる、音が気になるときに洗浄レバーを使わず流水音を使うなどの工夫も大事ですね。
参考:東京都水道局「水道のご使用について」
参考:TOTO「節水で節電」
実はNG? おすすめでない節水方法

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トイレのタンクの中にポリタンクやペットボトルを入れて置く、トイレの水道の元栓を絞っておくなどの工夫をして、流れる水の量も減らすやり方もありますが、きちんと排泄物が流れずに詰まってしまうこともあるそうです。詰まってしまって修理を頼むとコストもかかってしまうため、あまりおすすめできないそう。
また、お風呂の残り湯で流すという方法もあり、災害時などにはおすすめの方法ですが、トイレのタンクに残り湯をためるのは雑菌の繁殖につながるので避けたほうが無難のようです。
節水だけじゃない! おすすめの節電方法

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便座の保温スイッチを切る、温度設定を低くするというのもおすすめです。便座の温度設定と洗浄温水の温度設定を両方とも「中」から「弱」へと低くし、冷房期間は便座の温度設定を「OFF」にすると、年間で約880円の節約に。
また旅行など長期で不在にする際には電源プラグごと抜いてしまいましょう。
温水洗浄便座のふたを開けたままにすると、便座から放熱してしまい、エネルギーを消費します。使わないときにはふたを閉めるように心がけましょう。
参考:経済産業省資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」
その他の節約方法
トイレットペーパーは、シングルとダブルどっちがおトク?

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トイレットペーパーのシングルとダブルは、使用感や好みでどちらを使うかご家庭によっても分かれますよね。
「ダブルだから短めに使おう」と考えない人がほとんどで、使用時に引き出すペーパーの長さは、個人の習慣で決まっているため、使用する「長さ」はどちらでも大きくは変わらないそうです。そのため、お得という観点で比べると、価格が安いシングルの方がダブルよりもお得のようです。
1回あたりの紙の使用量はシングルのほうが2~3割程度少なくなり、資源の節約になるとともに下水の負荷も小さくなるので、環境負荷も減らすことになるそうです。
参考:グリーン購入ネットワーク「トイレットペーパー購入ガイドライン」
その他にも
掃除する際に専用のトイレ掃除シートを使うのではなく、トイレットペーパーに重曹水やアルコール水を含ませて拭き掃除する、電球をLEDに変えるなどという方法もあります。おわりに
節約しようと思ってもなかなか取り組みにくいもの。ここでは簡単に始められるトイレにまつわる節約方法をご紹介しました。ぜひお試しください。
参考:東京都水道局「水道のご使用について」
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公開日:2016.6.29
最終更新日:2023.2.13
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