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離乳食のおかゆ、オススメの保存方法は?

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離乳食のおかゆは10倍がゆ、7倍がゆ、5倍がゆなど月齢によって水分量が変わりますが、いずれのおかゆも水分が多い分、傷みやすいのが特徴です。
基本的に、常温保存は控えましょう。常温でしばらく置いてしまった場合、抵抗力のまだついていない赤ちゃんに食べさせるのは危険です。
離乳食のおかゆは、冷凍保存しましょう。冷蔵庫で保存する場合は、当日中に消費します。
離乳食おかゆを冷凍保存した場合の【賞味期限は1週間】

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赤ちゃんは離乳食のおかゆを大量に食べる訳ではないので、小分けに冷凍保存すると、1食分を用意するのに便利です。保存におすすめなのが、製氷皿を利用する方法。8等分、16等分など種類があります。赤ちゃんの月齢や食欲にあわせて使い分けるとよいでしょう。
離乳食のおかゆの冷凍方法

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炊いたおかゆを清潔なスプーンで製氷皿に移し、粗熱が取れたら冷凍庫へ。冷ましている間もホコリなどがかぶらないよう、ラップや蓋をかけましょう。
凍ったらフリーザー用の密閉袋に入れて、しっかりと空気を抜いて密封してから保存します。
または、冷凍可能な離乳食用の小分け容器などにおかゆを移して、粗熱が取れてから冷凍する方法もおすすめ。ケースごと解凍し、食卓にも出せるので便利です。
離乳食のおかゆを解凍するには

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お鍋に移して加熱しながら解凍しましょう。75度以上で1分程度加熱することで、ほとんどの細菌は死滅すると言われています。
抵抗力の弱い赤ちゃんには、しっかり加熱殺菌し、冷ましたおかゆを食べさせましょう。ただ、お鍋で加熱する際は水分が飛び、作ったときよりもおかゆが硬くなりがち。水分を少し足すなど工夫するとよいようです。
冷凍目的でおかゆを作る場合、水分が飛ぶことを考え、少し緩めにおかゆを作ることをおススメします。
耐熱性の容器で保存した場合は、電子レンジでの加熱も可能です。ただ、少量で必要以上に加熱してしまうと、おかゆが溢れて飛び散る可能性がありますので注意が必要です。
おわりに
離乳食のおかゆは傷みやすいという特徴を意識して、速やかに冷凍庫で保存するのが良さそうです。正しく保存されたおかゆを使い、安全でスムーズな赤ちゃんの食事につながると良いですね。

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出典:厚生労働省「食事の提供における食中毒予防のための衛生管理」
この記事の監修
もっと見る和文化研究家
三浦康子
古を紐解きながら、季節の行事や生活の知恵など、今の暮らしを楽しむ方法をメディアにて提案。著書『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)、『粋なおとなの花鳥風月』(中経出版)、監修書『季節を愉しむ366日』(朝日新聞出版)、『おうち歳時記』(朝日新聞出版)ほか多数
三浦康子 和文化研究家
コピーされました
公開日:2016.8.23
最終更新日:2022.12.22
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