更新日: 2018年06月28日
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【なにが違うの? 】意外と知らない「有機野菜」と「無農薬野菜」の違い

有機野菜と無農薬野菜の違いについて聞かれて、きちんと説明できますか? 実は多くの方が有機野菜と無農薬野菜を似たようなものと考えていて、違いを理解している人は少ないようです。ここでは、それぞれの特徴と違いについてご紹介します。

【有機野菜と無農薬野菜の違い】有機野菜とは?

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有機野菜というのは、農林水産省が定めた「有機JAS規格」に適合した野菜のこと。オーガニックは、有機と同じ意味です。

有機肥料などを主として栽培し、禁止された農薬や化学肥料を使っていないのが特徴です。
しかし、許可された農薬や化学肥料は使用できます。有機野菜だから全く農薬を使っていない訳ではないんですね。
【有機JAS規格とは】

・多年生野菜は3年以上、単年野菜は2年以上の間、禁止農薬・化学肥料を使用していない土壌で栽培すること

・遺伝子組み換え野菜でないこと

【有機野菜と無農薬野菜の違い】無農薬野菜とは?

無農薬野菜とは栽培期間中、農薬を全く使わないで作られた野菜のことです。
化学肥料は使っているかもしれませんし、栽培期間前に土壌で農薬を使った可能性もあります。

土に農薬が残っていないものと、受け取られやすく、無農薬野菜の定義がわかりにくいという消費者の意見から、平成16年に「無農薬」という言葉は使用が禁止されました。

その代わりに農林水産省は「特別栽培」という新たな表示を定めています。


【特別栽培とは】

・農薬の使用回数がその地域の慣行的な使用回数の50%以下であること

・化学肥料の窒素成分量がその地域の慣行的な使用回数の50%以下であること

有機野菜と特別栽培(無農薬)野菜の違いについて

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有機野菜は「長期に渡って農薬と化学肥料の使用を制限されているもの」で、特別栽培(無農薬)野菜は「栽培期間中、農薬の使用を制限されているもの」だという違いがあります。

特別栽培(無農薬)野菜というと一切の化学物質を使っていないというようなイメージがあるかもしれませんが、実際はそうではないようです。
有機野菜と特別栽培(無農薬)野菜、どちらがより安全とは言い切れないようですね。

おわりに

有機野菜も特別栽培(無農薬)野菜も生産者がこだわって作った質の良い野菜のようです。しかし、厳密には同じ基準ではないので、比較するのは容易ではありません。それぞれの違いを知り、実際に生産者の栽培方針などを理解した上で買うのが良さそうですね。

参考:農林水産省「有機食品の検査認証制度」
参考:農林水産省「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」

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