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直火OK! 調理中、中身が見えるオシャレなガラス鍋「VISIONS」とは?

調理中中身が見えたら便利ですよね? またオシャレな鍋は、食卓にそのまま出しても楽しめます。琥珀色のオシャレなガラス鍋をキッチンジャーナリストの本間美紀さんが取材しました。

最終更新日:2024.1.20

目 次

「VISIONS」

Miki Honma

とても不思議なお鍋に出会いました。
それがアメリカ発の超耐熱ガラス製のお鍋。フタから柄までが全部ガラス! まずその面白さに興味が引かれてしまいます。そして琥珀色のガラスは、どこかレトロ。

古いアメリカのキッチンをなぜか思い出すのですよね。とはいえ発売は1983年だそうです。

このガラス鍋、直火にかけて使えるのが最大の魅力です。
オーブンや電子レンジで使える・・・というのはあっても火にかけられるというガラス鍋には出会っていません。

「VISIONS」をコンロに乗せる

Miki Honma

ほら、コンロにのせるとゴトクが見える。面白いですね。

使われているのは、無孔(表面の孔が少ない)の超耐熱ガラスだそうで、保温性にも優れています。ガラスと言うより、「ガラスセラミック」というそうです。食品の色やにおいもガラスなら移りにくい。もちろん熱しても変型するということはありません。

そこで今回試してみたのは、ツナの香味野菜煮です。

「VISIONS」に具材を入れる

Miki Honma

ガラスのお鍋にたっぷりの香味野菜を入れます。お水や白ワイン、スパイスも加えます。
彩りがとってもきれい。これだけでサラダのように見えるのはガラスの効果といえましょう。保温性がいいので、弱い火で十分熱が回ります。

「VISIONS」調理中の様子

Miki Honma

半透明なので、火をつけてから加熱の様子もわかります。
香草がしんなりして、一煮立ちしたら火を止めます。

「VISIONS」にマグロを入れる

Miki Honma

ここにマグロの赤身をさいころ状に切ったものを入れていきますが、軽く煮立てたら火を止め、後は超耐熱ガラスの保温性にお任せします。

そう、火を通しすぎるとぱさぱさになってしまうからです。
ガラスのお鍋の中でじんわりと火が通っていく様子がわかります。

お鍋の中で何が起こっているかがこんなにわかるなんて、それだけでもこのお鍋は面白い。
早く気づくことができるので、煮こぼれや焦げ付きも防げそうです。
ただし揚げ物には使えません。それだけはご注意を。

「VISIONS」シリーズ

Miki Honma

お鍋のサイズによっては、このまま食卓に出しても食欲をそそる美味しそうな演出ができそうですね。

<調理イメージ>

Miki Honma

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  • この記事取材先プロフィール

    本間美紀

    キッチンジャーナリスト

    本間美紀

    早稲田大学卒業後、インテリアの専門誌の編集部を経てインテリアやキッチン、暮らしに関する執筆、編集で活動中。日本国内や海外のキッチンライフを取材し、「パーフェクトキッチン」「インターナショナルキッチンAtoZ」ほか、ライフスタイル系キッチンムックを刊行。2010年秋には「ザ・リアルキッチンガイド」を出版。

    ブログ:キッチンジャーナル「キッチンのこころ」

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公開日:2016.10.5

最終更新日:2024.1.20

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