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ピザとピッツァって違うの?

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簡単に言うとピザがアメリカから輸入したもの、ピッツァがイタリアから輸入したものになります。両方とも日本独自の呼称です。
もともとはイタリアのナポリが発祥のピッツァ。イタリアからの移民がアメリカでピッツァを広め、それが日本に輸入されて「ピザ」と呼ばれるようになったそう。
日本では1985年に誕生した宅配ピザからピザが先に普及していきました。2006年には真のナポリピッツァ協会の日本支部ができたり、ピッツェリアが次々と開店するなど、ピッツァの人気が高まってきたという状況です。
ピザとピッツァの製法や味の違い

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イタリアのピッツァ、特にナポリピッツァについては古くからの伝統を守るため、生地に使う材料が小麦粉、水、酵母、塩の4つのみとすること、製法は手だけを使って伸ばすこと、燃料を木材とすることなど詳しい定義が定められています。
またナポリ式、ローマ式などイタリアの地域によってバリエーションがあるのも特徴で、本格的な石窯で作るのが基本です。
基本的に1人1枚を注文し、ナイフとフォークを使って食べるそうです。
アメリカのピザはチェーン展開で広まってきたため、製法はさまざま。生地もパン生地やクリスピー生地などいろいろあるようです。また具やトッピングを多くのせるため分厚くなる傾向が多いとか。盛りだくさんでボリューム満点というイメージがありますね。
アメリカのピザはサイズも大きいので、食べるときにはピザカッターで切り分け、みんなでわいわい食べるのがアメリカ流だとか。
ナポリ式ピッツァとローマ式ピッツァの違いとは?

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ナポリ式ピッツァはもっとも伝統のあるピッツァで、材料や製造方法は「真のナポリピッツァ協会」によって定められています。
もちもちした食感が特徴で、代表的な種類はマリナーラ(トマト、オリーブオイル、オレガノ、ニンニクのみのシンプルなもの。ピッツァの基本)とマルゲリータ(マリナーラにモッツァレラチーズとバジルをトッピッグしたもの)です。
一方、ローマ風はさくさくしたクリスピーな生地が特徴で、トッピングも様々な種類があるため、バリエーションはこちらの方が豊富です。近年は様々なピッツァが登場し、都会的でオシャレな雰囲気をあわせもっています。
参考:ピザ協議会「ピザ用語集」
魚焼きグリルならピザもピッツァも大得意!?

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「魚を焼く」イメージの強いグリルですが、実は「家庭の調理器具のなかで」もっとも短時間で高温になるのはご存知ですか?
ガスコンロのグリルは「直火」であること& オーブン等と比べ「庫内もコンパクト」なので、点火から2分と待たずに庫内温度を300℃以上の超高温に上げることができます。
そのため、一気に表面を焼き、食材の旨みをギュッと閉じ込めることができます。
高温でおいしく焼けるピザやトーストもおすすめです。
グリルを使いこなせば、調理グッズをたくさん買い揃えるよりも、時短&上手に料理ができますよ!
家庭でも簡単にできる! 「ピッツァ&ピザレシピ」
できたてでおもてなし「こんがり照り焼きチキンピザ 」

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グリルで焼いたチキンと、焼きのりをトッピングした照り焼きチキンピザ。ピザ生地(冷蔵品)を活用して簡単&出来立てアツアツの美味しいピザが食べられます。
のせる具材は自由自在! 「餃子の皮ピザ」

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餃子の皮に好きな具材を乗っけて焼くだけ! おやつでもおつまみでもOKの簡単レシピです。
本場ナポリピッツァのよう! 「ピッツァ マルゲリータ」

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両面焼きグリルで焼き上げたピザは、モチモチで本場ナポリピッツァのよう!
おわりに
それぞれピザとピッツァには違いがあったことがわかりましたね。
ピザとピッツァ、ナポリ式とローマ式の違いを楽しみたいですね。
お家のグリルでも簡単&美味しいピザ&ピッツァが食べられますのでぜひお試しを!
この記事の監修
もっと見る和文化研究家
三浦康子
古を紐解きながら、季節の行事や生活の知恵など、今の暮らしを楽しむ方法をメディアにて提案。著書『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)、『粋なおとなの花鳥風月』(中経出版)、監修書『季節を愉しむ366日』(朝日新聞出版)、『おうち歳時記』(朝日新聞出版)ほか多数
三浦康子 和文化研究家
コピーされました
公開日:2016.10.12
最終更新日:2023.3.24
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