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塩麹に続くブームに?「しょうゆ麹」とは? その【作り方・使い方・効能】をご紹介!

「しょうゆ麹」ってご存知ですか? しょうゆ麹は、味噌や醤油、塩麹などと同様に発酵食品のひとつです。「塩麹」よりも使いやすく、うまみが強いのだとか。今回はしょうゆ麹にスポットを当て、作り方や使い方、効能についてご紹介します。

最終更新日:2024.2.12

目 次

【しょうゆ麹とは】うまみ成分が豊富な万能調味料

しょうゆ麹

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しょうゆ麹とは、しょうゆと米麹で作る発酵調味料です。しょうゆ麹の最たる特徴は、うまみ成分が極めて豊富に含まれているという点です。かつて一大ブームになり、すっかりおなじみになった塩麹と比べてみましょう。

しょうゆ麹は塩麹と比べ、うまみ成分であるグルタミン酸が多く、塩麹の10倍以上もあるそうです。

その豊富なうまみ成分のため、しょうゆ麹をほんの少量加えただけで、料理の味を格段にパワーアップさせてくれるそう。つけてよし、かけてよし、まぜてよし、しょうゆ麹は万能調味料として抜群の威力を発揮してくれそうです。

【しょうゆ麹とは】減塩効果も!

しょうゆ麹は健康食品としても優れた効果が期待できます。

○減塩効果

しょうゆ麹はしょうゆと同量の麹を混ぜあわせて作るため、使う量が同じなら、しょうゆをそのまま使うより少ない塩分になります。うまみ成分が豊富に含まれているため、少ない塩分でも味がしっかりつくそう。しょうゆの代わりにしょうゆ麹を使えば、塩分摂取量をカットできそうですね。

しょうゆ麹の作り方

しょうゆ麹

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しょうゆ麹の作り方はとっても簡単。
材料を混ぜ合わせるだけなので、ぜひチャレンジしてみてください。

<作りやすい分量>
米麹     200g
しょうゆ   200cc

1、米麹をボウルに入れて、手でほぐします。

2、1のボウルにしょうゆを加え、ヘラなどでよく混ぜ合わせます。

3、保存容器に移して常温で保存します。

4、フタ付きの常温で保管し、1日1回全体が空気に触れるように混ぜ合わせます。


気温によって異なりますが、夏場は1週間前後、冬場は10日~2週間前後で食べごろです。

しょうゆ麹の使い方とは?

焼き魚

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しょうゆ麹は、万能調味料として様々な料理に使えます。しょうゆ麹の香りを残すため、熱を加えずそのままつけたり、かけたりするのが良いようです。

1、焼き魚や魚の照り焼きに添えて

焼き魚にしょうゆは定番ですが、代わりにしょうゆ麹を添えるのもおすすめ。ひと味違った味わいが楽しめますよ。

2、卵かけごはんに

しょうゆの代わりにしょうゆ麹を使ってみてください。普段のたまごかけごはんにコクがでます。

3、冷奴や納豆に

しょうゆの代わりに冷奴にかけたり、納豆に混ぜたりするのもおすすめです。あまりの美味しさに病みつきになってしまうかも。

4、野菜に加えて漬物にする

密閉できるビニール袋にお好みの野菜としょうゆ麹を入れて、よくもんでなじませます。しばらく置いておくだけで、美味しい漬物ができますよ。きゅうりなら、1時間くらいで食べられます。パプリカやピーマンなど水分の少ない野菜は、2日くらいおくと食べ頃になります。

このほかにも、チャーハンの隠し味やまぐろの刺身との相性も良いそうです。

おわりに

完成したしょうゆ麹は、冷蔵庫で保存が可能。3か月くらいは問題なく使用できるそうです。アレンジは自由自在。これを機に自分流の使い方を見つけて、料理のレパートリーを広げてくださいね。

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麹

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公開日:2016.10.17

最終更新日:2024.2.12

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