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【整理と処分のポイント1】「マイ本棚」に入る量以上に本を増やさない
私も本が大好きです。特に仕事柄、収納やインテリアについての本が大好き。本屋さんで立ち読みではなくて、家でじっくりとお茶を飲みながら読みたいから、本屋さんに行くたびついつい買ってしまいます。
でも、買うばかりではどんどん増えてしまいます。そこで私はある棚の一角を「マイ本棚」として、ここに入るだけしか本は持たない! と決めています。
ご覧のとおり、結構大きなスペースを確保しています(幅80センチ)。これだけあれば、結構な量の本を持つことができます。ゆとりあるスペースを確保することで、これしか本を持つことができない・・・ではなく、こんなに本を持つことができる! と満足できるのです。
本好きさんなら、あまり小さいスペースだと苦しくなってしまいますから、ある程度ゆとりあるスペースを確保することをおすすめします。
ちなみにわが家は、家族それぞれに「マイ本棚」があります。家族共有の本棚にしてしまうと、「お父さんだけこんなに持ってズルい! 」なんて不毛なケンカを生む羽目になりかねませんからね・・・。
【整理と処分のポイント2】「リサイクルショップ行き」の本コーナーをつくる!
「マイ本棚」からあふれた本は、べつの棚の一角にある「リサイクルショップ行き」コーナーへ移動します。私以外の家族も、マイ本棚からあふれた本や、もう手放そうと決めた本を、ここに持ってきます。そしてこのコーナーがいっぱいになったら、すぐにリサイクルショップに持ち込むのです。 保管しておける量も、ある程度の(あまり多くない)枠を決めておいて、こまめにリサイクルショップに持ち込む習慣をつけておくことで、もう読まない本に部屋が占領されることはありません。
そんなわけで、2,3か月に1回はリサイクルショップに通って、こまめにお小遣いかせぎもしています。ちょっとした収入で、家族みんなでおいしいものを食べに行く! なんていうのも、楽しいものです。
家族それぞれの本棚「マイ本棚」の範囲では、好きなだけ好きな本を持って、あふれたらすぐにリサイクルに出す、そんな流れるような仕組みで、本を楽しみながらも本に押しつぶされない暮らしを送ることができます。
おわりに
本は私たちの好奇心を満たしてくれる素敵なツールであり、その時々の情報を持つ生きたツールです。増えることを恐れて手を出さずにいるより、積極的に活用して、本と仲良く付き合えるようになっていきたいですね。
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この記事の取材先
もっと見る整理収納コンサルタント / 親・子の片づけマスターインストラクター
森山尚美
世田谷区在住の整理収納コンサルタント。大学卒業後、看護師として病院の手術室に勤務した後12年間の専業主婦生活を経て整理収納コンサルタントとして独立。12歳息子、7歳娘の二児の母。
ホームページ:http://moriyamanaomi.com/
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公開日:2016.10.25
最終更新日:2023.3.10
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