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冷凍はOK!?賞味期限が早い「豆腐」を美味しく保存する方法とは?

豆腐はタンパク質などの栄養が豊富で、食費も節約できる家計の味方ですね。スーパーの特売などで買い込んでしまうけど、使い切れないまま賞味期限が切れてしまったり、「少しだけ使いたいけど開封後の保存方法はどうしたら?」と悩んだ経験はありませんか? 今回は美味しさを保つ【豆腐の保存方法】についてご紹介します。

最終更新日:2024.1.22

目 次

豆腐の長期保存には「冷凍」がオススメ

冷蔵庫をあける男性

PIXTA

豆腐は冷凍することで、2~3週間保存することができます。冷凍すると水分が抜けるので、豆腐独特のつるんとした食感ではなく、高野豆腐のような食感になりますが、高野豆腐のように味がしみ込みやすくなるメリットがあります。

冷凍するときは、豆腐を適当な大きさにカットし、キッチンペーパーで水分をふき取ってから、密封して冷凍庫へ。未開封の豆腐をパックごと冷凍する方法もありますが、カットしてから冷凍したほうが、必要な分だけ取り出せて便利です。例えば、さいの目に切って冷凍しておけば、味噌汁や麻婆豆腐の具材に活用できます。

解凍するときは、自然解凍、流水に浸して解凍、レンジ解凍などの方法があります。

【冷凍せずに保存する方法】きれいな水に浸して保存

容器

PIXTA

使い切れなかった豆腐を保存するときは、残った豆腐を別の容器に移し、きれいな水に浸して冷蔵庫で保存しましょう。毎日水を取り替えれば、2~3日は賞味期限内で保存ができますが、冷蔵庫内の温度や開け閉めの回数で保存状態が変わるので、残った豆腐はなるべく早く使い切るようにしましょう。

冷えすぎて凍ってしまうと、「す」が入った状態になり食感が変わってしまうので、冷蔵庫内で冷えすぎる場所は避けて保存しましょう。

【冷凍せずに保存する方法】湯通ししてから保存

湯豆腐

PIXTA

一度、湯通ししてから保存する方法もあります。
煮立ったお湯の中に豆腐を入れ、再沸騰したら豆腐を取り出して水で冷やします。湯通しする際ふきんなどで包んでおくと、崩れにくくなります。

電子レンジを利用して加熱することもできます。その場合は、電子レンジで1分ほど加熱し、十分に熱が冷めたら冷蔵庫で保存しましょう。

豆腐を美味しく調理するためには「水切り」が必要?

冷奴

PIXTA

豆腐の約85%~90%は水分です。この水分の多さが、豆腐の口あたりのやわらかさの理由です。

水分が多く口あたりの良い豆腐は、そのまま食べるには良いですが、調理する際にはしっかり「水きり」することが大切になってきます。揚げ出し豆腐や焼き豆腐は、油はねを防ぐためにも調理前にしっかり水切りしておきましょう。

重しをのせて水切りする

水切りしている豆腐

PIXTA

豆腐をキッチンペーパーで包み、まな板やパットなど均一に重みがかかるものをのせます。そのまま30分から1時間ほどおいておくと、水分が出てきます。

茹でて水切りする

沸騰した湯の中に豆腐を入れたら弱火にし、1丁なら約5分、さいの目に切った豆腐であれば約1〜2分加熱します。加熱後に水気を切りましょう。

電子レンジで水切りする

豆腐をキッチンペーパーで包んで耐熱皿にのせて、1分~1分半ほど加熱します。ご家庭の電子レンジや豆腐の量によって、加熱時間が異なりますので調節してください。時間がないときにオススメの方法です。

おわりに

大豆と豆腐

PIXTA

豆腐は特売になることも多く、家計にやさしい食材ですね。冷凍保存することで長期保存することができ、違った味わいを楽しむこともできるので、無駄なく使い切ることができそうです。豆腐の保存方法を知れば、料理のバリエーションが広がるかもしれません。ぜひ試してみてくださいね。

参考:日本豆腐協会「豆腐を美味しく保存する」
参考:日本豆腐協会「豆腐の原料・作り方」

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公開日:2017.7.5

最終更新日:2024.1.22

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