更新日: 2018年07月24日
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いる? いらない? いつから必要? プロに聞く「自立を促す上手な子ども部屋の作り方」

子ども部屋を持たず、リビングで学習させるご家庭が増えています。子ども部屋は本当に必要なのでしょうか? また作る場合には、いつからが良いのでしょうか? 「子育て家庭のためのモヨウ替えコンサルタント」の三木智有さんによると、子ども部屋は子どもの自立を促す大切な役割があるそう。子どもの特性や発達に合わせた「子ども部屋の上手な作り方」についてご紹介いただきました。

はじめての子ども部屋、いつからどうやって作る?

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NPO法人tadaima!を運営している家事シェア研究家で、子育て家庭のためのモヨウ替えコンサルタントの三木です。子育てを楽しみながら素敵な暮らしを手にするヒントをお伝えします。

リビングやダイニングを使って勉強をする、リビング学習をするご家庭が増えてきていますね。また、「せっかく一人部屋を準備しても、結局はリビングに持ってきて勉強する」なんてケースも多いようです。

じゃあ、いつ頃から子ども部屋って作ればいいんだろう?

今回はそんな疑問にお答えしていきたいと思います。

子ども部屋の役割は成長によって変化していく!?

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子ども部屋というと、どんなお部屋をイメージしますか?

ベッドがあって、学習机があって、本棚、クローゼット(衣類収納)があるお部屋。
身支度も勉強も遊びもそこで完結してくれる空間。



子ども達が「自分にとって自由で居心地がよく、落ち着ける居場所」であり、最終的には「子どもの自立を促してくれる場所」になります。

でも、「最初から身支度や勉強、遊びのすべてを子ども部屋でできる」とは限りません。子ども部屋を上手に自分で使いこなせるようになるためには順序があります。

ここでは、子どもの自立度合いとそれに応じた子ども部屋の役割を、フェーズごとに紹介していきます。
お子さんの個性や特徴、発達の度合いをよく見ながら、子ども部屋のフェーズをどこにするのかを考えてみてください。

【子ども部屋のフェーズ1】「ひとり寝デビュー」

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「ひとり寝デビュー」 はお子さんが2歳〜8歳くらいが目安です。


一人部屋を与える最初の目的は「ひとり寝」ができるようになること。これまでは家族みんなで川の字になって寝ていたり、パパやママと一緒に眠っていたお子さんも少しずつひとり寝をするようになります。

と、いうことで準備するべきは寝具類。ベッドでも布団でもご家庭の好みに合わせて選びます。
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また、寝具はできることならお子さんと一緒に選ぶようにしましょう。私はたくさんのひとり寝デビューのお部屋を作ってきました。その経験から分かったのは、お子さん自身が「そこで1人で寝たい」と思うかどうかは、お気に入りの寝具との出会いがかなり大きい、ということです。


お子さんがまだ未就学だったり、ゆっくりステップアップしていった方が良さそうな場合は、このタイミングで身支度道具や学習机を全部子ども部屋に揃える必要はありません。環境の変化というのは、子どもにとってもなかなか大変なことです。お子さんのペースにしっかりと合わせていきましょう。


もちろん、すでに身支度を自分でできるようになっていて、自分の場所がほしいという場合は、次の「ひとり身支度デビュー」まで行ってしまってもかまいません。

【子ども部屋のフェーズ2】「ひとり身支度デビュー」

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お子さんが5〜8歳くらいが目安です。


ひとり寝デビューと合わせて準備されることが割と多い「ひとり身支度デビュー」。就学に合わせて子ども部屋を作る場合などは、身支度スペースも合わせて作るといいと思います。

備え付けのクローゼットを活用したり、別に収納を買ってもいいでしょう。

その際のポイントは「お子さんがひとりで扱える物」を選ぶこと。既存のクローゼットのパイプは、子どもには高すぎて届かない場合が多いです。

その場合は低いところに引っ掛けられる工夫を施してあげるか、子ども用のクローゼットを購入しましょう。


就学準備フェーズ

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お子さんが就学するとランドセルや教科書、図鑑などが大量に増えます。

就学の記念に学習机を準備する方もいるかもしれませんが、もしお子さんが次の「お部屋で学習」フェーズに入っていないのなら、机の購入はちょっと待った方がいいでしょう。まだ机を使わない可能性が高いからです。

そのかわりに「本棚を準備する」のがオススメです。増えてくる本類や学用品を収納できるようにしてあげます。本棚なら子ども部屋で使わなくなっても、別の部屋でも活用できますよ。

【子ども部屋のフェーズ3】いよいよ「お部屋で学習」

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「お部屋で学習」はお子さんが8歳〜12歳くらいが目安です。


リビング学習からお部屋学習に切り替えたい。親子ともにそう思い始めたら、いよいよここで初めて学習机を導入することになります。

学習机は導入のタイミングがとても大切なのです。

ひとり寝やひとり身支度などができないうちから「この部屋で勉強しなさい」と言ってもなかなかできません。

その結果、学習机がただの物置になっているケースは本当に多いのです。

「物置になっているから、結局リビングでやっている」では、何のために子ども部屋に机を置いたのか分かりません。


「図書館で勉強をするようになった」、「塾で勉強するのが楽しくなってきた」など、ひとりで集中したいんだろうと思わせる行動が見られた時がチャンス。タイミングを逃さないようにしましょう。

【子ども部屋の最終フェーズ】「プライバシーの確保」

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「プライバシーの確保」は10歳〜13歳以上が目安です。


お子さんも大きくなってくると、勝手に部屋に入られるのが嫌な時期になります。

これまでは、親が掃除をしてあげていたり、洗濯物をしまってあげていたりしたとしても、自分で管理できるように教えてあげましょう。「プライバシーの確保」を理由にすると、子どもも納得しやすいものです。

また、親は勝手に子ども部屋に入ったり、中を漁ったりしないこと。これは親子というよりも、人対人としての信頼関係を築くことにつながります。

おわりに

子ども部屋は作って終わりではなく、「使いこなせる」ことが何よりも大切です。

せっかく作っても宝の持ち腐れになってしまってはもったいない。お子さんが少しずつ管理できるように練習をしながら、子ども部屋の使い方をマスターさせていきましょう!

プロフィール紹介

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三木智有/NPO法人tadaima!代表
家事シェア研究家・子育て家庭のモヨウ替えコンサルタント、内閣府「男性の暮らし方・意識の変革に関する専門調査会」委員

2011年に”ただいま!”と帰りたくなる家庭で溢れた社会の実現を目指し、家事シェアを広める活動を開始。元インテリアコーディネーターの経験を活かした、子育て家庭のモヨウ替えを年間100件以上行う。

Webサイト:NPO法人tadaima!

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