106547
view
統計から見る「高齢者が自宅で起こす事故」親の事故の原因と防ぐ対策は?
加齢による筋力の低下や認知症などが原因で、高齢者は自宅でも事故を起こしやすくなります。実際の事故に関する調査結果を見ると「家の中で転んで骨折」「ガスコンロの消し忘れ」など、ちょっとした不注意が原因でも大きな事故に繋がることがわかってきました。高齢者のご家族としてどんな対策を行えば良いか、具体的にご紹介します。
転んで骨折!? 高齢者が自宅でも事故を起こしやすい理由とは?

TOKYOGAS
加齢による筋力の低下や認知症などが原因で、高齢者は自宅でも事故を起こしやすくなります。家族としてはどう支え、備えていけば良いのか、悩むところですね。
実際の事故の調査結果から何が原因となっていて、どんな対策ができるのかをご紹介します。
まずは、どのような事故が多いか、調査結果から確認していきましょう。
実際の事故の調査結果から何が原因となっていて、どんな対策ができるのかをご紹介します。
まずは、どのような事故が多いか、調査結果から確認していきましょう。
自宅での危害およびヒヤリ・ハット経験がある高齢者は約6割!

* 平成28年度ヒヤリ・ハット調査「シニア世代における一人及び二人暮らしの身の回りの危険」報告書より加工して作成
アンケート調査対象者:東京都在住の70歳以上の単身及び夫婦、兄弟・姉妹等の二人暮らし世帯の家族に対して週1回以上の訪問をしていて、家事支援や見守り等を行っている東京都及び神奈川県、埼玉県、千葉県に在住する20歳以上の男女
アンケート調査対象者:東京都在住の70歳以上の単身及び夫婦、兄弟・姉妹等の二人暮らし世帯の家族に対して週1回以上の訪問をしていて、家事支援や見守り等を行っている東京都及び神奈川県、埼玉県、千葉県に在住する20歳以上の男女
東京都による、平成28年度ヒヤリ・ハット調査「シニア世代における一人及び二人暮らしの身の回りの危険」報告書によると、危害及びヒヤリ・ハット経験のある人が60.3%という非常に高い数値となっていることがわかります。
また、これは高齢者自身による回答ではなく、家事支援や見守り等を行っている方による回答です。実際は「見えないところでもっと危害やヒヤリ・ハットが起こっている」とも考えられます。
また、これは高齢者自身による回答ではなく、家事支援や見守り等を行っている方による回答です。実際は「見えないところでもっと危害やヒヤリ・ハットが起こっている」とも考えられます。
高齢者の「火の消し忘れ」や「転倒」などが自宅で多発!?

TOKYOGAS
では、実際に自宅で起こる事故にはどんなものが多いのか確認してみましょう。

同調査報告書から、危害およびヒヤリ・ハット経験が数多く発生した場所としては、「リビング・居間」が34.2%、「自宅の玄関、階段、廊下」が33.4%、「台所・ダイニング」が30.5%となっており、いずれも3割を超えています。

PIXTA
まず3位「台所・ダイニング」での危害及びヒヤリ・ハットの内訳については、「ガスレンジ」起因によるものが最も経験者数は多く、「消し忘れ」や「やけど」といった事例が発生しています。

具体的には、
「ライターが見当たらなかったらしく、煙草を口にくわえてガスコンロの火を使って点けようとして髪が一部燃えた」
「火をつけっぱなしで外出しており、私が着いたときに部屋中が焦げ臭かった。弱火だったのとタイミングがよく火事にはならなかったが、私が行かなければ火事になっていた」
といった事例があったようです。
「ライターが見当たらなかったらしく、煙草を口にくわえてガスコンロの火を使って点けようとして髪が一部燃えた」
「火をつけっぱなしで外出しており、私が着いたときに部屋中が焦げ臭かった。弱火だったのとタイミングがよく火事にはならなかったが、私が行かなければ火事になっていた」
といった事例があったようです。

PIXTA
そして2位「自宅の玄関・階段・廊下」、及び1位「リビング・居間」においては「転倒」の事例がほとんどです。
転倒の原因となった製品(もしくは場所)の内訳としては、階段、玄関のたたき/床、スリッパ、敷物や床/フローリング、椅子/ソファーなどが挙げられています。
具体的な事例としては、段差につまずく、踏み外す、足を滑らせる、コードに足をひっかけるといったケースが多いのですが、こういったちょっとした転倒だけでも骨折に至ることは多いようです。
転倒の原因となった製品(もしくは場所)の内訳としては、階段、玄関のたたき/床、スリッパ、敷物や床/フローリング、椅子/ソファーなどが挙げられています。
具体的な事例としては、段差につまずく、踏み外す、足を滑らせる、コードに足をひっかけるといったケースが多いのですが、こういったちょっとした転倒だけでも骨折に至ることは多いようです。
「自宅で事故は起こるもの」いざというときにはどう備える?
親がまだ心身共に(少なくとも表面上は)元気そうという状況においては、毎日見にいったり連絡をしたりというのも現実的ではないでしょう。
しかし、上記のような結果からもわかる通り、自宅での事故が起こる可能性は非常に高いです。事故が起こったときに高齢の親が一人きりで何もできなかったら・・・と思うと不安ですね。
しかし、上記のような結果からもわかる通り、自宅での事故が起こる可能性は非常に高いです。事故が起こったときに高齢の親が一人きりで何もできなかったら・・・と思うと不安ですね。

PIXTA
そこで、突然おとずれる万が一に備え、東京ガスの「くらし見守りサービス(ガスの見守り)
」をおすすめします。
台所、ダイニングでの事例ではガスレンジの消し忘れが1位となりましたが、「くらし見守りサービス(ガスの見守り)」では、ガスが長時間使われているときにお電話でお知らせするサービスをご提供しています。
さらに、ガスの消し忘れに気付いたとき(もしくは、気になったとき)に、お電話またはWebでガスを遠隔で遮断することも可能です。
」をおすすめします。
台所、ダイニングでの事例ではガスレンジの消し忘れが1位となりましたが、「くらし見守りサービス(ガスの見守り)」では、ガスが長時間使われているときにお電話でお知らせするサービスをご提供しています。
さらに、ガスの消し忘れに気付いたとき(もしくは、気になったとき)に、お電話またはWebでガスを遠隔で遮断することも可能です。

また、転倒の危険については、「くらし見守りサービス(ガスの見守り)オプション救急サポート 」が安心です。
「洗濯物を取り込み中にバランスを崩し転倒。動けない」
「持病の発作が出た際に転倒し起き上がれない」といった危害発生後の救急時に、ご家族、もしくは本人からの要請により、セコムが駆けつけます。
お渡しする専用端末は、携帯電話としてのご利用の他、セコムの看護師と24時間365日健康に関する電話相談も可能(通話料無料)で大変安心です。
「洗濯物を取り込み中にバランスを崩し転倒。動けない」
「持病の発作が出た際に転倒し起き上がれない」といった危害発生後の救急時に、ご家族、もしくは本人からの要請により、セコムが駆けつけます。
お渡しする専用端末は、携帯電話としてのご利用の他、セコムの看護師と24時間365日健康に関する電話相談も可能(通話料無料)で大変安心です。

TOKYOGAS
おわりに
元気な高齢者でも日々身体は衰えていきます。思わぬ事故が起こることを防ぐためにも、日頃から備えておきたいですね。
2019年04月09日
※この記事に含まれる情報の利用は、お客様の責任において行ってください。
本記事の情報は記事公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
詳しくは、「サイトのご利用について」をご覧下さい。
アクセスランキング
1
【教育研究家に聞く】今話題の「モンテッソーリ教育」その効果とは? 家庭でできるポイント
31391view
2
ミートソースは日本発祥!? 意外に知らない【ミートソース】と【ボロネーゼ】の違いとは?
129808view
3
「何が違うの? 」雑炊とおじやの違いとは?
310526view
4
ウスター? 中濃? 濃厚? 何が違うの!? ソースの種類の違いとは
323916view
5
冬が旬の牡蠣をまるごと楽しむ!「牡蠣」レシピまとめ
16798view