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読み聞かせアプリ「みいみ」に英語コンテンツが登場!

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「みいみ」は、約80冊(2021年6月現在)の絵本の読み聞かせ音声が楽しめるスマートフォンアプリ。オーディオブックの配信サービスを行う株式会社オトバンクと東京ガスが共同で開発し、プロのナレーターによる読み聞かせコンテンツを配信しています。
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2020年11月より人気が高かった名作絵本が英語版になって登場しています。
作品は英語字幕+日本語字幕付きの『3びきのこぶた』、英語字幕のみの『はだかの王様』、字幕なしの『うさぎとかめ』の3タイトル。全編英語音声+全ページにイラスト付きで楽しめます。
耳と目で楽しむ英語絵本、2人のママが試してみたら・・・?

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今回「みいみ」の英語絵本を試してみたのは、日英バイリンガルのママ・yukaさんと、英語にまったく親しんでいない記者+記者の子どもたち。
yukaさんはお子さんが通う小学校で、英語ボランティアとして学習支援チームに参画していました。英語絵本やさまざまな教材を使って、月2回の特別授業を1年生から4年生まで受け持っていたそうです。今回、英語絵本のアプリを試すのは初めてとのことで、使った感想やメリットを聞かせてくれました。
【バイリンガルママが感じたアプリのメリット1】英語絵本に日本語が併記!

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日本語字幕と英語字幕が両方表示される『3びきのこぶた』を試したyukaさん。「日本語と英語が併記されているのが、とってもいいと思う! こういう本ってなかなか見つからないから・・・」と絶賛しています。
「言葉って、内容がわかっているからこそ耳に入ってくるものだと思うんです。誰が、どんなシチュエーションで、どんなことをやっているのか、きちんと理解してから英語を聞くのはとても大事だと思いますよ」(yukaさん)

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yukaさんは小学校の英語ボランティアとして国語の教科書に載っている物語の英語版をよく読み聞かせています。その際、子どもたちは、yukaさんが読み上げる英語文に合わせて、無意識のうちに小さな声で日本語の文章をぶつぶつと暗唱していたそうです。
「毎日宿題で出される音読で、バッチリ覚えていた物語だったんでしょうね。同時通訳みたいに、英語と対応した日本語を暗唱しはじめて、びっくりしました。子どもたちも ”へー! この言葉って、英語だとこんな風に言うんだ”と、いろいろな発見があったようで大喜びでした。よく理解していたお話しだからこそ、英語が耳に入ってきたのだと思います」(yukaさん)
前後の文脈があってこそ英語の語彙は増えていくんじゃないかな・・・とyukaさん。「みいみ」は、英語版と同じお話を日本語の音声で聞くこともできるため、字が読めない小さなお子さんでもあらすじを理解できるようになっています。
【バイリンガルママが感じたアプリのメリット2】正確な英語の発音

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「みいみ」の英語コンテンツの音声を聞いて「発音もいいですね」とyukaさん。日本語にはない英語独特の発音がはっきりと発声されていて、聞き取りやすいそうです。
英語では、まず正確な発音に触れ、英語のつづりと発音のルールを学ぶことが上達の近道なのだそう。
「英語のつづりと発音には一定の法則があり、フォニックスと呼ばれています。日本人の子どもがひらがなを50音で覚えるようにネイティブの子たちはフォニックスで覚えるんです。英語の正確な発音に触れ、フォニックスでつづりを覚えると聞き取り力がグッと伸びるんですよ」(yukaさん)
【バイリンガルママが感じたアプリのメリット3】親も一緒に英語を学べる

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「『みいみ』に登場した英語の3作品は、親が英語を学ぶのにもいいですね」とyukaさん。
「どれも有名なお話しで、英語の表現もとてもシンプル。大人はパッと直感的に理解できると思います。英語のセリフはまず親の声で録音してあげると喜ぶんじゃないかな。上手に読めなくたって、間違えたって、全然いい! 親が関わってあげて、一緒に学ぶのがいいと思います」(yukaさん)

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yukaさんはふだん、欧米やアジア、オセアニアなど、さまざまな国や地域の人々と日常的に英語で会話をする仕事をしています。チームの多くは、英語が母国語でない人たち。そんな環境にいると「確かさ」よりも「伝えようとする気持ち」のほうが大事ということを痛感するそうです。
「ほぼ全員が間違った英語を使っています(笑)。でもそれで、仕事は進んでいきます。日本人の美徳でもあるけれど、”間違えることは恥ずかしいこと“という価値観や文化は、英語を習得する壁になっていると思います」と、語ります。
親が率先して堂々と読み、堂々と間違えてあげる。親が苦手意識を払しょくできると、子どもも間違えることへの恐れをなくしてくれそうですね。
【英語が苦手なママが感じたアプリのメリット1】声色で子どもが引き付けられる

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ここからは、日ごろから英語を使わない生活を送っている記者の子たち(10歳、6歳)のレビューです。
寝る前のお楽しみとして「みいみ」を日常的に使っているわが家ですが、いつも聞くのは同じ作品ばかり。英語の絵本が出たってよ、と知らせてみましたが、「え~英語なんて難しそう~」と、いきなり先入観を丸出しにして食いつきません。

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それでも聞き始めると、ナレーターの声色にだんだん引き付けられていきます。そしてついに「My, my, my,」とオオカミがおどける場面で大爆笑。
「マ~イマ~イマ~イだって!」
「マ~イマ~イマ~イ!」
「マ~イマ~イマ~イ!」
ほかにも「Well, well」「Nooooooo! Help! Help me!」「Ooooouch」など、表情のついたセリフに食いつき、何度も指で音を戻しながら、きょうだいでケタケタと笑い転げていました。

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声を録音する際も、おどけたシーンだとこの笑顔。
英語がわからなくても、プロのナレーターの声色で、おどける場面、驚く場面、ハラハラする場面などをつかむものなのだな・・・と、感心した記者でした。
【英語が苦手なママが感じたアプリのメリット2】ボイスチェンジャーで恥ずかしさが吹き飛ぶ

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ちょっとまとまったセリフを、聞いたまま喋ってみるという難易度高めの楽しみ方にもトライしてみました。
文章を最後まで覚えられず、あやふやな音声を録音することになってしまいましたが、「みいみ」のボイスチェンジ機能でロボットの声に変換してみたら、思いがけず面白い仕上がりになり、恥ずかしさも吹き飛んだようです。

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「みいみ」の楽しい機能の一つ、ボイスチェンジ。物語のセリフを読み上げて録音する際に、ロボットやゾンビ、宇宙人などの声に加工できます。子どもたちの照れや苦手意識を吹き飛ばして、楽しさをプラスしてくれました。
【英語が苦手なママが感じたアプリのメリット3】発音の違いに気づく

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英語の音声を聞きながら「何て言ってるかわかんないけど、プィーってなに?」と質問してくる6歳。
ぶた=ピッグ という英単語は知っていましたが、それはカタカナ英語で、実際にネイティブがPigを発音すると「プィグ」のように聞こえることがわからなかったよう。
「えーっ。ぶたってピッグじゃないの? じゃあピッグって何?」と、難しい質問をしてくる10歳。自分の知っている英語は、英語のようで英語じゃなかった(?)という驚きの事実を発見したようです。
楽しい体験とともに、英語にふれることが重要

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英語に親しむツールとして、「みいみ」はいいところがいっぱい、とyukaさん。
「親子で楽しめるっていうのがいいですよね。やっぱり親の笑顔が、子どもの力を引き出すのに一番大切なものだと思う」(yukaさん)
ちょっと不気味なもの、同じ音を何度も繰り返すものなど、子どもを引き付ける英語絵本選びのポイントはいくつかあります。でも、結局は親が一緒に楽しく関わってあげれば、どんなものでも子どもは喜ぶんじゃないかな、とyukaさん。
「学校で習う英語は、テストで採点するための英語。使うための英語とは別物だと割り切って、英語力は日常の中から身に付けていくのがおすすめですよ」(yukaさん)
小さなお子さまの寝かしつけに最適! 絵本アプリ「みいみ」

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小さなお子さんの場合、一人ではなかなか寝てくれず、寝かしつけようとすればするほど、お子さんの目が冴えてしまう・・・そんな悩みを耳にします。寝かしつけは、ママやパパにとって一日の終わりに訪れる大仕事とも言えるかもしれません。
そんなときに便利なのが、朗読音声を聞ける絵本アプリ。「みいみ」の場合、寝かしつけ用に、画面を真っ暗にして聞ける機能があるので、お子さまがスマホの画面を見て目を覚ましてしまうこともありません。
なお、一部に自分の声を吹き込んで、自分だけの音声絵本が作れるという楽しい機能もあります。
おわりに
英語と聞くと、つい構えてしまう日本人。できれば小さいうちに「英語は楽しいもの」とインプットしてあげたかったな、と、今回の10歳と6歳の反応を見てつくづく感じました。かわいい絵柄と美しい発音で、英語の世界に楽しくふれられる「みいみ」の英語絵本。ぜひ親子でトライしてみてください。
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公開日:2020.11.25
最終更新日:2023.2.9
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