【親子で作るおやつ】季節を感じさせる、変わり種パンケーキ
第3回目のおやつはフライパンケーキ!
鉄製のフライパンで作るこのケーキ、何だか絵本「ぐりとぐら」の中に出てきたなあって思う方も多いはず? かくいうGomaも小さい頃にこの絵本を読んで、森の中でフライパンケーキを作ってみたーい! と思ったものです。
大人になって、ふといつものスポンジ生地をフライパンで焼いてみたらびっくりの美味しさでした。作り方をちょっと変えるだけで、どうしてこんなにも食感や味が変わるんだろう? お料理をしていると時々こんなうれしい驚きに出会うことがあります。
今回はちょっと変わり種ケーキにしたくて、れんこんをスポンジ生地に入れこんでみました。
少しだけ香ばしくバターソテーしたれんこんはシャクっとすると思いきや、ホクリとした優しい食感。そこにチョコチップも加えたら、子どもから大人まで喜ぶおやつができますよ。
■れんこんとチョコチップのフライパンケーキの作り方
さて作ります。
スポンジ生地を作ったことがあるなら、今回はとっても簡単です。
材料はこちら。粉、砂糖、卵、バター、と基本のスポンジ生地の材料とれんこん、チョコチップのこれだけ。
■材料 (直径14cmの鉄製フライパン2個分)
卵 2個
砂糖 50g
薄力粉 50g
溶かしバター 15g
れんこん 100g
チョコチップ 30g
バター 15g
グラニュー糖 大さじ1
■作ってみましょう!
1. れんこんは輪切りと角切りにカットする。
2. フライパンを中火に熱し、バターが溶けてきたらカットしたれんこんを全部入れて炒める。
3. グラニュー糖が溶けて、れんこんに焦げ目がついたらOK! 粗熱をとる。
4. スポンジ生地を作る。50℃の湯せんに浸したボウルに卵と砂糖を入れて、泡立て器で泡立てる。卵が人肌程度になったら湯せんからはずし、そのまま泡立て続ける。
5. 生地が白っぽくもったりとして、リボン状になってきたらOK。
6. ふるった薄力粉を加えて、ゴムべらで切るように混ぜ合わせる。続けて溶かしバターを加え混ぜる。
7. 角切りにカットしたれんこんとチョコチップを加えて、さっと混ぜる。
8. フライパンに油(分量外)をさっと塗って、3 の輪切りれんこんを並べる。
9. 8 に生地を入れてフタ(もしくはアルミホイルなど)をして極弱火にかける。
底が焦げないように、濡れぶきんで時々底を冷やしながらじっくり焼く。
10. 7~8分ぐらいたってふたをはずしてみる。表面がふんわりと膨らみ、穴があいて、側面は色づいて鍋肌から離れるようなら焼き上がり目安。
竹串を刺して何もついてこなかったら火から外す。
「れんこん+チョコ」ドキドキのお味は…
フライパンケーキのできあがり!
切り分けて食べてもかわいいけれど、気分的にはフライパンから直接食べたいくらいですね。一口食べるとれんこんの香ばしさもさることながら、その生地のふんわり具合に驚くはず。
ポイントは焦がさないようにすること。そのため、焼く時の濡れふきんの用意は必須です!
おわりに
さて、3回に分けてご紹介したGomaの3時のおやつシリーズ。
毎回基本のおやつを形や味をちょっとだけ変えて、思わず誰かと一緒に作りたくなるようなお菓子を提案してきましたが、いかがでしたか?
「誰かと一緒に作る・食べる」。
何気ないことだけど、やってみると笑顔になれるはず。ぜひぜひ大事な誰かと作って楽しい3時のおやつ時間をお過ごし下さい!