子供と同居する70代は大幅減少
2世帯同居をしている70代以上はたった1割ほど(2014年)。1993年では過半数だったのが大幅に減っています。70代になっても子世帯と同居しない人が増えているんですね。
同居人数が大幅減!? 70代以上の世帯の人数とは?
70代以上の同居人数(自分を含む)を見てみると、男女ともに2人以下という回答が増え、5人以上が大きく減少しています。核家族化が進み、夫婦2人世帯や単身世帯が増えているという状況がわかります。
70代男性も料理を手伝うようになってきている!
約20年の間で、70代男性も徐々に料理を行うようになっているようです。
洗濯や買い物などの他の家事でも、同じ傾向がみられました。
夫婦で趣味を楽しむ70代シニアが増加!
「夫婦で楽しめる趣味がある」と回答した人の割合は、70代以上の割合をみると、2014年には半数を超え、夫婦で趣味を楽しむ70代シニアが約20年の間で大きく増加したことがわかります。
おわりに
東京ガス都市生活研究所では、70代になっても、子供に頼らず自分たちで(夫婦2人でまたは単身で)生活している人々を「アクティブシニア」、子世帯と同居するかつてのシニアを「隠居シニア」と名付けました。
70代シニアでは、隠居シニアは消滅する方向にあり、まだまだアクティブで、子供に頼らず、「自分(たち)のペースで生きていきたい」という人々が増えているようですね。