更新日: 2017年08月09日
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「オリーブオイルと和食材」で美味しくデトックス(3)冷え性予防編

1997年にフィレンツェに料理留学した際にオリーブオイルの美味しさに衝撃を受け、虜になったという【料理研究家兼オリーブオイルソムリエ】の青木敦子さん。「和食」でお馴染みで血行促進効果のある食材とオリーブオイルとの組み合わせによる、「冷え性予防」についてご紹介いただきました。

【和食レシピの前に】オリーブオイルが冷え性によい理由

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オリーブオイルに含まれるビタミンEは、自律神経に作用して、毛細血管の拡張を活発にし、血行を促進する働きがあります。

また細胞に酸素を届けるクロロフィル、血液サラサラ効果に一役買ってくれるオレイン酸、血管を拡張する働きがあるポリフェノールの一種のオレウロペインなどが含まれています。

このような理由から、オリーブオイルは冷え性の改善に役立つのです。

オリーブオイルと食材の組み合わせで効果アップ

今回も、オリーブオイルと組み合わせで効果アップの食材をご紹介しましょう。これらを食べることで、血行が促進され、身体を温めてくれますよ!


「山芋+オリーブオイル」

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山芋は漢方薬の「八味地黄丸(はちみじおうがん)」の主成分であり、下半身の冷えやむくみに効き、腎を強くする働きがあるといわれていますので、ビタミンDやEを含んでいるオリーブオイルと一緒に摂ると効果的です。

山芋は消化酵素も豊富に含まれていますので、私は自宅に常備しています。食事の最初に梅干しを叩いたものや、ポン酢にオリーブオイルを加えたものをかける食べ方がおすすめです!


「シナモン+オリーブオイル」

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シナモンには内臓を温め、毛細血管を丈夫にし、末梢まで血液を巡らせる働きがあり、目の下のクマの改善や血流改善に役立ちます。オリーブオイルのクロロフィルやビタミンEが効果をより高めます。

私は何にでもシナモンをふりかけていて、甘酒を飲むときも納豆やカプレーゼを食べる時も、そして焼きそば(!)を食べる時もふりかけないと物足りない……と感じてしまうほど、シナモン+オリーブオイルとの組合せにハマっています。まずは身近な食事から試してみてはいかがですか?玉子料理にも合いますよ!


「鶏胸肉+オリーブオイル」

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鶏胸肉に多く含まれているアミノ酸の一種のアルギニンは、血管を拡張させ、手足の末梢まで血液を行き渡らせる働きがあります。

おすすめなのが鶏胸肉入りの朝食。朝から鶏肉?と思われる方もいらっしゃると思いますが、アルギニンには、筋肉の発熱を促す働きがあるので、熱を生み出し、朝から体温アップができ、快適に一日がスタートすること間違いなし!お味噌汁の具に加えてオリーブオイルを一振りするのもいいですよ。


「らっきょう+オリーブオイル」

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古くから漢方薬としても使われているらっきょうには、保温作用があります。また、血液サラサラ効果が期待できる硫化アリルにより、全身の血液循環が良くなります。

私のおすすめは、らっきょうを刻んで使う方法。硫化アリルは細かく刻んだ方が効果が発揮できます。写真のようにスクランブルエッグに入れたり、チャーハンに入れたり、トマトソースに加えたり、サラダのドレッシングにしたり。刻んだらっきょうとオリーブオイルを混ぜ合わせたものを瓶につめて常備しておくと、とっても重宝します。ぜひ作ってみてください!


「ひじき+オリーブオイル」

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鉄分を多く含むひじきは、血液を運搬する働きのヘモグロビンを作る材料になり、貧血予防に役立ちます。ただ吸収率があまり良くないので、肉、魚、ビタミンCを含んだものとオリーブオイルを一緒に摂る事によって吸収率がアップします。海藻類には体を温める効果もありますよ。

おわりに

ストレスを感じると血管が収縮して血行が悪くなり、冷え性や低体温の原因にもなりますので、ストレスを上手に発散して、溜めこまないように。リラックスしながら血液の循環を良くする食事を心がけて、冷えを吹き飛ばしてしまいましょう!

3回にわたっておすすめの和素材とオリーブオイルの組み合わせのご紹介をさせて頂きましたが、この度で最終回です。普段のお食事に取り入れて頂き、皆様にとってオリーブオイルがより身近になって頂けますと幸いです。

ライター紹介

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青木敦子(あおき あつこ)

料理研究家、オリーブオイルソムリエ、栄養士。
宮城県仙台市出身、実践女子短期大学家政科卒業。

イタリア・フィレンツェにて料理・語学留学をし、その後、トリノ、ミラノ、ボローニャ、レッチェ、パリ、マドリッドなど40回を超える渡欧にてお料理を学ぶ。

2007年イタリアにてオリーブオイルソムリエの資格を取得。著書に「オリーブオイル“冷えとり”レシピ」「寝かせおかず」「皮ごと野菜レシピ63」「調味料を使うのがおもしろくなる本」他多数

青木敦子オフィシャルサイト

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