更新日: 2018年03月08日
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お家でキャンプ気分! 燻製が作れる家庭用燻製器とは?

食材をスモークすると、保存性が高まるだけでなく風味や味わいもアップしますね。煙が気になりますが、専用のスモーカーを使えば自宅でも楽しめます。キッチンジャーナリストの本間美紀さんに「家庭用スモーカー(燻製器)」を取材、紹介していただきました。

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昔はよく、寒い季節になるとあえてキャンプをしていました。
たき火の炎の暖かさが身にしみる喜び。これは厳寒の季節だけのもの。大好物だったのは、アルミホイルにジャガイモをくるんで熾き火に放り込むだけのベークドポテト。煙の香りと熱がじんわりとしみ込んで、最高のごちそうでした。

煙の香りというのはスパイスのようなもので、食材の保存効果だけではなく、味わいをも深めてくれます。自宅の庭やマンションのベランダで、お手製の燻製器でホームスモーキングに挑戦する人も多いようです。けれども匂いや煙が近所に迷惑をかけたり、管理になかなか手がかかるのも事実ですね。
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そんなとき、こんな鍋を見つけました。「保温燻製器 イージースモーカー」。

超耐熱セラミックス鍋を、真空断熱された保温にセットするというもの。サイズも直径30cm弱と小さめで、キッチンの収納にぴったりとおさまるんです。

いわゆる普通の料理用の断熱保温鍋はすでに人気で、商品のバラエティも増えています。けれども燻製器まで応用されているとは知りませんでした! 鍋の中に網がのせられる段があり、網の上に食材、下にスモークチップを敷いて加熱する仕組みです。
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超耐熱のセラミックス鍋は直火専用。煙が出るまでに内部は300度以上の高温になります。この超高温状態を家庭のガスコンロでキープしておくのは大変だけれど、一度温まったら火からおろして、真空断熱された保温容器にセットしておけばいいんです。このまま放っておくと、自家製の燻製ができあがり!
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食材にもよりますが、煙が出るまで5~15分ほど加熱。タイマー付きのガスコンロなら、もっと便利です。その後保温加熱を20~30分程度。煙はフタの間から、かすかに漏れ出る程度なので気にならない程度です。わいわい飲んでいる傍らで燻製ができる! 干し魚やナッツを軽く燻ると、おつまみに最高です。
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今回試したのはハーブ塩とミックスペッパーを鶏ササミにまぶしたものとチーズ、笹かまぼこ。

1時間もかからずに燻製が完成! ササミは中がしっとり、外は香ばしく、熱いうちにいただくのも、おいしい!
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もう一つ私が着目したのは、「簡易オーブン」として使えるという点。

中に耐熱石を敷き、焼き芋などもつくれます。ダッチオーブンと同じような使い方もでき、燻製のほかに、スペアリブなどを蒸し焼きにするのもおいしそう。

私は小さな新ジャガを入れてみた。これも何度か加熱時間を試行錯誤したあと、たき火でつくるベークドポテトがよみがえりました。ホックリと割れて、のせたバターが黄金色に溶け出す! あのときと同じ味!
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添付のレシピブックは参考にすぎない。好みの味加減やさまざまな食材は自分で試してみたい。加熱が長過ぎた、食材の乾燥が足りないなど、結果に一喜一憂。これまで使ったどんな鍋よりも「直火」の力を、舌に感じます。

また家族も鍋のまわりに集ってきて、ああだこうだと口を出す。出来上がりやつまみ食いの手が伸びる。キッチンがにわかに賑わう。

そこで気づきました。この鍋、料理のためだけのものではないかもしれない。わが家のキッチンで炎を楽しみ、まるでキャンプでたき火を囲んでいるような雰囲気が生まれる! 家族の時間にそんな魔法がかかる、鍋なのでした。

取材商品:サーモス(株)保温燻製器「イージースモーカー」

ライター紹介

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本間美紀

キッチンジャーナリスト
早稲田大学卒業後、インテリアの専門誌の編集部を経てインテリアやキッチン、暮らしに関する執筆、編集で活動中。日本国内や海外のキッチンライフを取材し、「パーフェクトキッチン」「インターナショナルキッチンAtoZ」ほか、ライフスタイル系キッチンムックを刊行。2010年秋には「ザ・リアルキッチンガイド」を出版。

ブログ:キッチンジャーナル「キッチンのこころ」

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