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ぜんざい(善哉)とおしるこ(お汁粉)の違いって何? 知っているようで実は知らない【ぜんざいとおしるこの違い】とは

寒い時期になると食べたくなる、ぜんざい(善哉)やおしるこ(お汁粉)。甘くて温かくて、食べるとほっこりしますね。そんな2つ、何が違うのかご存知ですか? 今回は、ぜんざいとおしるこの違い、名前の由来をご紹介します。

最終更新日:2022.12.20

目 次

関東における「ぜんざい」と「おしるこ」の違い

関東のおしるこ

PIXTA

関東と関西で善哉とお汁粉の分け方は違うようです。まずは関東から見てみましょう。

ぜんざい:汁気がなく、餅や白玉が添えられているもの
おしるこ:汁気があるもの

おしるこの中でも、粒あんを使っているものを田舎汁粉、こしあんを使っているものは御膳汁粉と分けられているそうです。ちなみに関東では、角餅を使うことが多いと言われています。

関西における「ぜんざい」と「おしるこ」の違い

関西のぜんざい

PIXTA

次は関西での分け方を見てみましょう。

ぜんざい:汁気があり、粒あんを使ったもの
おしるこ:汁気があり、こしあんを使ったもの

他にも、汁気がなく、粒あんを使い、餅を添えたものを亀山や金時と呼ぶそうです。関西では、丸餅を使うことが多いとか。関東と関西では、認識の違いがあることが分かりますね。

おしることぜんざいの違い

uchicoto

ぜんざいとおしるこ、それぞれの名前の由来

神社

PIXTA

おしるこ(お汁粉)という名前は、見た目から来ていると言われていますが、ぜんざい(善哉)という名前の由来については、いくつかの説があるようです。

もともと善哉という言葉は、「すばらしい」という意味の仏教語に由来するそう。
ある僧がお持ちの入った小豆汁を「善哉」と称賛したことが由来と言われていたり、一休禅師が初めて食べて「善哉此汁」と言ったからとも言われています。

また、出雲地方の神在祭でふるまわれた「神在餅(じんざいもち)」が変化して、ぜんざいとなったという説も。餅と小豆を一緒に煮たものを、神前に供えていたそうです。

どの説も古く、ぜんざいやおしるこは昔から食べられていたことがうかがえます。

おわりに

ぜんざい(善哉)とおしるこ(お汁粉)の違い、名前の由来をご紹介しました。ぜんざいやおしるこを食べる際には、違いを意識してみるのもいいですね。

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ぜんざい

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公開日:2016.12.9

最終更新日:2022.12.20

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