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山本千織さんの春野菜たっぷり弁当 [3] 「緑を巻いて鮮やかな旬を楽しむ贅沢な春巻」

料理研究家の山本千織さんが作るお弁当「chioben」は奇跡のお弁当とも言われ、大人気。ここでは春ならではの野菜苦みをたっぷり味わえるお弁当を3回に渡って、ご紹介いただきました。

最終更新日:2024.2.26

目 次

緑を巻いて『鮮やかな旬を楽しむ贅沢な春巻』

「緑を巻いて鮮やかな旬を楽しむ贅沢な春巻」

chioben

今回はこの季節の緑を一気に巻いてジュッと揚げて食べてみましょう。

まさに旬! 簡単おいしい春巻きレシピ

「緑を巻いて鮮やかな旬を楽しむ贅沢な春巻」の材料

chioben

「鮮やかな旬を楽しむ贅沢な春巻」の材料(3本分)

空豆・・・2鞘
グリンピース・・・6鞘
アスパラ・・・2本
アボカド・・・1個
バジル・・・6~10枚くらい
春巻の皮・・・6枚
塩・・・2つまみ

【作り方】

具材を混ぜ合わせる

chioben

1. 空豆とグリンピースは鞘から外し、下茹でする。

2. アスパラは皮をむき、2センチに切る。

3. アボカドは皮をむき、一口大に切る。

4. バジルは葉を大きくちぎる。

5. 1~4 をボールに入れ塩を入れ軽くまぜる。

6. 春巻の皮を一枚ひろげ 5 を適量おいて包む。

春巻の皮で具材を包む

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7. 巻いた 6 をもう一度春巻の皮で巻く。

もう一度春巻の皮で包む

chioben

8. 180度から200度の油で5~6分揚げて、ふたつに切る。

油で揚げる

chioben

すごく簡単ですが揚げたてはさくっと香ばしくとても美味しいです。
まさに旬を食べている感覚です。

chioben風春巻きのポイント

1. 春巻の皮を一本につき二回巻く
こうすることで、油の温度を気にしているうちに皮が破れて中の具材が出てくるという心配がありません。そしてサクサク感も得られます。

2. しっかりきつく巻く
よく春巻の作り方に”空気を含ませて”とあるのですが、今回は二度巻きをすることで生地は厚くなりますが層ができます。

3. 中の具材を考える楽しみ
自分だけの楽しい組み合わせを考えてみましょう。ベストパートナー、黄金比率を見つけてみましょう。

chiobenで必ず登場する春巻。組み合わせを考える作業はそれほど苦ではなく、私のポイントは片栗粉でとじない、そのかわりにつなぎになる野菜をみつけることです。今回はアボカドです。アボカドはまぜると少し側が崩れその粘質がよいつなぎになってくれます。

それともうひとつは、少しだけ余ってしまったものを味付けや組み合わせを工夫して巻けば立派な一品になるということです。冷蔵庫整理にもぴったりの料理です。ぜひチャレンジしてみてください。

野菜たっぷりのお弁当を持って、ピクニックへGO!

春の野菜弁当

chioben

3回にわけて作らせていただいた春の野菜弁当。
季節は夏へと変わっていきますが、もしこのレシピたちをヒントに作ったおかずをお弁当の片隅に入れてピクニックなどへ行ってくれたら嬉しいなと思っています。
ありがとうございました!

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  • この記事ライター

    山本千織(chioben)

    山本千織(chioben)

    2011/6よりchiobenとして代々木上原でお弁当販売を始める。またケータリング、出張料理、レセプションのお料理など青山ユトレヒト「Oichioオイチオ! 」、CLASKA「御野祭」、Rocket「フリーフリー」など。

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公開日:2016.3.30

最終更新日:2024.2.26

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