東京ガス
暮らし情報メディア
ウチコト

ここから本文です。

知らないと恥ずかしい! 暑中見舞いを出す時期と書き方とは

暑中お見舞いを、夏に出す年賀状のような感覚でとらえている方も少なくないかもしれませんね。確かに暑中見舞いも年賀状と同様に季節の挨拶状であることに変わりありません。ただ、どちらかといえば暑中見舞いで良識を問われるのは、書き方ではなく、送る時期のようです。そこで今回は、今さら聞けない暑中見舞いの出し方をご紹介します。

最終更新日:2023.2.9

  • 東京ガスの修理サービス 水まわりのトラブルも!
  • 引越しするなら、電気もガスも東京ガスに!

目 次

届ける時期をしっかり確認

手紙を書く

PIXTA

そもそも「暑中」というのは、二十四節気(にじゅうしせっき)の、「小暑」(7月7日頃)から「大暑」(7月23日頃)の一年で最も暑さが厳しい期間を示しています。その期間に親しい人やお世話になった人たちへ送る挨拶状が「暑中見舞い」ということです。

ですから、暑中見舞いは、その期間中に送れば一番無難であると考えられます。その後も立秋(8月7日頃)になるまでに送るのは差し支えありません。ただ、立秋を過ぎてから暑中見舞いを送るのはNGで、立秋を過ぎて送る場合は、残暑見舞いに変えなければいけません。

いつから出してよい?

ハガキをポストに入れる

PIXTA

このように「いつまでに出す」という期限は、はっきりしていますが、「いつから出せばいいのか」については、いくつか説があるようで、明確に決められているわけではないようです。

小暑(7月7日頃)から出せるという説もあれば、夏の土用(7月20日頃)からという説や、漠然と、梅雨があけてから出すという説があります。地域によって違いがあるものの、梅雨が明ける頃には、小暑や夏の土用を迎えていると考えられるので、どの説もそれほど大きなズレはないようです。

立秋前に郵便で送ったとしても届くのは立秋すぎていた、ということにならないようにその点だけは気を付けてください。

意外と自由? 暑中お見舞いの書き方

暑中見舞いハガキ

PIXTA

暑中見舞いの書き方については、明確なきまりがあるわけではないようです。ただ、季節の挨拶状であるということで、季節の挨拶、相手の安否を気遣うなどの本文、日付の3点をおさえておく必要はありそうです。

季節の挨拶は、「暑中お見舞い申し上げます」が決まり文句で、ほぼ書き出しはこれで統一されています。わざわざ「拝啓」「前略」などを使う必要はありません。ただ、恩師や目上の人に出す際には、「暑中お伺い申し上げます」とする場合もあります。

次の本文は、相手の安否をたずねる言葉、自分の近況を伝える言葉、相手の無事を祈る言葉で構成されることが多く、そこに、必要に応じて書き添えたい文面を加えることになります。

日付は、「○○年 盛夏」とするのが一般的ですが、盛夏をほかの言葉にしたり、「○○年 ○月」としてもよいでしょう。

おわりに

暑中見舞いは、本来、「暑さが厳しいですが、お身体を大切にしてください」という相手への気遣いを伝えるために出すべき類のもので、単なる義理立てや社交辞令で出すべき性質のものではありません。形式や書き方にとらわれすぎず、真心が伝わるような暑中見舞いを心がけてくださいね。

SNSでこの記事をシェア
facebooktwitterlinenotepinterest

コピーされました

公開日:2016.7.14

最終更新日:2023.2.9

※この記事に含まれる情報の利用は、お客様の責任において行ってください。
本記事の情報は記事公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
詳しくは、「サイトのご利用について」をご覧下さい。

同じカテゴリの記事

  • 東京ガスの太陽光発電・蓄電池
  • エコできる電気を選ぼう

お気に入り追加

追加した記事は、お気に入り一覧でご確認いただけます。