88612
view
【子供に教えられる?】空が青い理由と夕焼けが赤い理由
子どもは「なんで?どうして?」と様々なことに興味を持ちますね。その好奇心を育てていってほしいですね。そのためには、日頃の疑問を一緒に解決していくことも大切。今回は、誰もが一度は疑問に思ったことがありそうな「なぜ空は青いか」「どうして夕焼けが赤いか」の理由をご紹介します。
空の色は太陽の光と関係があった!

PIXTA

PIXTA
空の色は太陽の光に関係があります。
太陽の光をプリズムに通すと、虹のような色の帯ができますよね。太陽の光は白に近い色(白光色)をしていますが、虹の7色(赤色、橙色、黄色、緑色、青色、藍色、紫色)が混ざり合ってできています。
それぞれの光は波長が短かったり、長かったり。その波長の長さの違いが実は空の色と関係しているのです。
目に見える光の色の中(可視光線)で、青色が一番短く、赤色の波長が一番長くなっています。
可視光線より、波長が長くなると「赤外線」になり、短くなると「紫外線」となります。
太陽の光をプリズムに通すと、虹のような色の帯ができますよね。太陽の光は白に近い色(白光色)をしていますが、虹の7色(赤色、橙色、黄色、緑色、青色、藍色、紫色)が混ざり合ってできています。
それぞれの光は波長が短かったり、長かったり。その波長の長さの違いが実は空の色と関係しているのです。
目に見える光の色の中(可視光線)で、青色が一番短く、赤色の波長が一番長くなっています。
可視光線より、波長が長くなると「赤外線」になり、短くなると「紫外線」となります。
空が青いのはどうして?

PIXTA

PIXTA
大気中には水蒸気やチリ、ゴミといった、たくさんの粒子が舞っています。太陽の光はそれらの粒子にぶつかると屈折して四方八方へ光を放ちます(散乱)。
波長の短い青い光は、波長の長い光に比べて粒子にぶつかる確率が高く、また、散乱の強さは波長の4乗に反比例する性質があることから、波長の長い青色は散乱を起こしやすく、空いっぱいに広がります。その結果として空は青く見えるのです。
波長の短い青い光は、波長の長い光に比べて粒子にぶつかる確率が高く、また、散乱の強さは波長の4乗に反比例する性質があることから、波長の長い青色は散乱を起こしやすく、空いっぱいに広がります。その結果として空は青く見えるのです。
夕焼けが赤いのはどうして?

PIXTA

出典:https://weathernews.jp
夜が近づく状態というのは、地平線のほうへ太陽が遠ざかっていることも意味します。
光を放つ太陽から遠ざかることによって、青色は目に届く範囲外の遠い場所で散乱しきってしまい見えにくくなります。
青い光に比べると、赤い光はほとんど散乱されることなくまっすぐ届きます。
結果として、空は赤色に見えるという仕組みなんですね。
夕焼けだけでなく、朝焼けの空が赤いのも、また、太陽だけでなく月や星も、地平線近くでは赤く見えるのも、同じ原理だそうです。
光を放つ太陽から遠ざかることによって、青色は目に届く範囲外の遠い場所で散乱しきってしまい見えにくくなります。
青い光に比べると、赤い光はほとんど散乱されることなくまっすぐ届きます。
結果として、空は赤色に見えるという仕組みなんですね。
夕焼けだけでなく、朝焼けの空が赤いのも、また、太陽だけでなく月や星も、地平線近くでは赤く見えるのも、同じ原理だそうです。
子供にはどう伝える?

PIXTA
子どもに説明するのって難しい言葉が使えなかったりして大変ですよね。
以下のフレーズを参考にしてみてくださいね。
「太陽の光って実は7色が混ざって白っぽく見えているんだよ」
「青い光が他の色よりたくさん散らばって、青色が他の色より見えやすくなるから、空が青く見えるだよ」
「夕焼けが赤いのは、太陽が遠くに行っちゃって、遠くまで届く赤い光が他の色より見えやすくなるから赤く見えるんだよ」
これならなんとなく理解してくれそうですね。一緒に調べながら理解していくのもよいかもしれません。
以下のフレーズを参考にしてみてくださいね。
「太陽の光って実は7色が混ざって白っぽく見えているんだよ」
「青い光が他の色よりたくさん散らばって、青色が他の色より見えやすくなるから、空が青く見えるだよ」
「夕焼けが赤いのは、太陽が遠くに行っちゃって、遠くまで届く赤い光が他の色より見えやすくなるから赤く見えるんだよ」
これならなんとなく理解してくれそうですね。一緒に調べながら理解していくのもよいかもしれません。
おわりに
一つ一つお子さんの疑問を解決していくことは、とても大変かもしれませんが、将来のためにもできるだけ付き合ってあげてくださいね。調べる癖がつくきっかけにもなるかもしれませんね。
参考:国立科学博物館 宇宙の質問箱
参考:国立科学博物館 宇宙の質問箱
【小さいお子さんから高学年まで】見て、触れて、感じながら学べる東京ガスの体験型学習施設のご紹介

暮らしを支えるエネルギーやガスの役割や特長、環境問題を見て、触れて、感じながら学べる体験型学習施設はいかがでしょうか。
クイズや実験にチャレンジしたり、地球環境問題についても分かりやすく学習できますよ。
お子さんのお休み期間や週末には、体験型プログラムや季節のイベント等もあり、入館も無料です。小さいお子さんから高学年のお子さんでも楽しめます。
ぜひ、夏休みなどの自由研究にもお役立てください。
クイズや実験にチャレンジしたり、地球環境問題についても分かりやすく学習できますよ。
お子さんのお休み期間や週末には、体験型プログラムや季節のイベント等もあり、入館も無料です。小さいお子さんから高学年のお子さんでも楽しめます。
ぜひ、夏休みなどの自由研究にもお役立てください。
あわせて読みたい
2016年09月21日
※この記事に含まれる情報の利用は、お客様の責任において行ってください。
本記事の情報は記事公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
詳しくは、「サイトのご利用について」をご覧下さい。
アクセスランキング
1
【原料は一緒!?】意外に知らない! チョコレートとココアの違いとは?
81707view
2
【サクサク復活?!】天ぷらの「オススメ温め直し方」4つ
177724view
3
【缶のまま保存はNG? 】開けた缶詰の保存どうしてる? ちゃんと知りたい缶詰のこと
83486view
4
意外に知らない!?「コンビーフ」ってどう作られているの? 独特な缶詰の形に意味はある?
63554view
5
【ゴシゴシこするのはNG!? 】土鍋のお手入れ方法をしっかり知って長く使おう
25570view