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更新日: 2018年08月02日
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【缶のまま保存はNG?】開けた缶詰の保存どうしてる? ちゃんと知りたい缶詰のこと

保存に便利な缶詰。忙しい時の献立にも大活躍ですね。一度開けた缶詰の中身はどう保存していますか? 使い切れれば問題ありませんが、余ってしまった時には、保存方法や保存期間に迷いますよね。【開けた缶詰の保存】についてご紹介します。

【開けた缶詰の保存の前に】「缶詰は長期保存できる?」

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缶詰は、1800年代イギリスで発明されたとか。ナポレオンの時代、兵士の食料確保の目的で考えられたそうです。

缶詰は空気を除いて密閉し、真空の状態にして加熱殺菌し、中を無菌状態にします。無菌状態で食物を腐敗させる菌や微生物がいないため、長期保存できるんですね。

開けた缶詰の保存はどうする?

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缶詰は日持ちするというイメージがありますが、それは未開封での状態のこと。缶詰の中身に保存料は使われていないそう。一度開けると中身は腐りやすくなるので、注意が必要です。

缶の素材により、開けた缶詰の保存方法は異なります

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一般的に缶詰の素材は鉄製のブリキ缶(鉄にスズメッキしたもの)か、アルミ製。入れる中身によって内側がコーティングされます。

魚や野菜の缶詰は、主に内側を樹脂でコーティングしたもの、果実の缶詰は内面塗装していないブリキ缶(鉄にスズメッキしたもの)が使用されています。

このコーティングがあるかどうかで、保存上の注意点が異なるのでご注意ください。以下に詳しくご紹介していきます。

なお、果物の缶詰で内側をコーティングをしない理由ですが、果物などに含まれている酸素をスズが吸収し、果物などの中身の品質が変化することを防いでくれるためだとか。これは世界共通の仕様だそうですよ。

スズの濃度に関しては食品衛生法で規定されていて、溶け出た微量のスズは人体に蓄積しないで、排泄されてしまうことがわかっているようです。

出典:公益社団法人 日本缶詰びん詰レトルト食品協会「缶詰、びん詰、レトルト食品Q&A (安全性)」

一度開けた缶詰の保存【果物の缶詰の注意点とは?】

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先ほどご紹介したように、果物の缶詰では、内面を塗装してないブリキ缶(鉄にスズメッキしたもの)が使われているため、開けてから缶のまま置いておくと、空気に触れてスズが溶けやすくなるそうです。

缶詰開封後は、必ず別の容器(ガラスや陶器、プラスチックなど)に移し替え、冷蔵庫に保存の上2~3日で食べきりましょう。

【魚介類や野菜の缶詰の場合】開けた缶詰の保存は?

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魚介類や野菜の缶詰も、「もう一品」という時に便利ですよね。開けた缶詰が余ってしまった場合、どのように保存すれば良いのでしょうか?

魚介類や野菜の缶詰に関しては、内面が塗装されている缶が使われているケースが多いので、そのまま冷蔵庫で保存でもあまり問題ないそうです。

ただし、一度開けた缶詰は密閉できないため、空気や微生物が入り込みやすく、中の食品は傷みやすい状態に。蓋付きの密閉容器に移して、冷蔵庫で保存するほうがよいようです。

開封後は冷蔵庫で保管し、2,3日で使い切りましょう。日頃からよく使う缶詰などは、使い切れるサイズを購入するよう意識しておくと良いですね。

未開封の缶詰も保存中、温度や湿度に注意が必要

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未開封の缶詰は、温度変化や湿度の少ない所で保管しましょう。

缶詰は加熱殺菌し、空気や微生物などが入らないように密封しています。しかし、どんな缶詰でも温度や湿度の高いところに長期間保存すると、品質は低下してしまいます。

コンロ下や暖房機器の近く、直射日光の当たるところなど、高温になりやすい場所での保管は避けましょう。また、缶に錆が発生するのを避けるため、湿度の低い場所で保管すると良いそうです。

おわりに

いかがでしたか?
開けた缶詰の保存については「容器を移し替えて冷蔵庫で保存」が良さそうです。
なるべく使い切ることを意識して、開封した缶詰が残った場合は保存に気をつけたいですね。

参照:日本缶詰びん詰レトルト食品協会

缶詰は長期保存でき、いざという時にも役立ちますね。

【日頃からの実践が大事! 】家にあるものだけで作る「防災・缶詰レシピ」

ストック食材(缶詰)を上手に使って、日頃からも、災害時も鍋やフライパンひとつでできる防災レシピをご紹介します。
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