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洗剤使用はNG!?「スキレット」の正しいお手入れやシーズニング方法

スキレットとは鋳鉄製の厚手のフライパンです。使うだけでいつもの料理が格段においしくなる「魔法のフライパン」と呼ばれることも! お手入れに注意すれば、サビや焦げを防いで長く愛用できますよ。スキレットの特徴とお手入れの方法をご紹介します。

【スキレットの手入れの前に】スキレットの良さとは?

ハンバーグをのせたスキレット
PIXTA
料理で特に難しいのは火加減。中まで火が通っていなかったり、火が通り過ぎて固くなってしまうことも・・・。でもスキレットは一度熱すると冷めにくく、保温性に優れています。食材を入れても温度が下がりにくいので、温度のムラが少なく、料理の初心者でも失敗しにくいのが魅力の一つです。

また蓋をすると圧力がかかり、食材から出た水分やうまみを逃さず、中までジューシな仕上がりに。圧力鍋や無水鍋のように、無水調理・無油調理もできますよ。

焼き物、揚げ物、蒸し料理にオーブン料理と広く活躍するスキレット。見た目もシンプルで洗練されたデザインなので、調理後にそのまま食卓に出せるのも魅力ですね。

スキレットの使用前にはお手入れ「シーズニング(ならし)」を!

スキレット
PIXTA
スキレットは鋳鉄製なので、使い始める前には「シーズニング(ならし)」と呼ばれる作業が必要です。

購入時はサビ防止のため表面にワックス等のコーティングがあります。シーズニング(ならし)とは、それを落とし、油をなじませる作業のこと。メーカーによっては、最初のシーズニング(ならし)まで終えてから販売しています。
その場合、温水でたわしなどを使い軽く洗ってすぐ使用開始できます。「シーズニング済」かどうか、購入時に確認してくださいね。

最初は少し手間がかかりますが、使い込むうちに油がなじみ、お手入れが楽になりますよ。

【スキレットのお手入れ】使い始めの「シーズニング」の方法は?

油を引いたスキレット
PIXTA

スキレット使用準備の手順1.サビ止めを落とす

工場から出荷されたとき、スキレットには多くの場合、サビ止めが塗られています。洗剤をつけたスポンジでよく洗い流しましょう。洗い終わったら水で流し、水気を拭き取ります。

スキレット使用準備の手順2.鍋を熱し油をなじませ、くず野菜を炒める

食用油を入れ、くず野菜を弱火で5分程度炒めてください。

スキレット使用準備の手順3.鍋全体に油をなじませる

くず野菜を鍋から取り除き、食用油を全体的に薄く塗ります。

【スキレットのお手入れ】普段のお手入れの方法

スキレットを洗う
PIXTA

スキレットのお手入れの手順1.洗う

スキレットを適度に冷ましてから、タワシで擦って熱めのお湯で洗い流します。熱いスキレットに冷水をかけるとひびが入るかもしれませんので、必ずお湯で洗いましょう。また、スキレット自体も熱を持っている場合があります。ヤケドには注意してください。

焦げ付きやサビがある場合
レベル1.簡単な焦げ付きや汚れの場合・・・お湯を沸かして汚れを浮かす。
レベル2.頑固な焦げ付きや汚れの場合・・・スクレーパーでこそげ落としてから水を入れて火にかける。
レベル3.サビがひどい場合・・・金たわしを使ってこすり洗う。

スキレットのお手入れの手順2.乾かす

洗ったら軽く拭いて空焚きします。炎に当てて表面、裏、ハンドルやカバーまで乾かしていきます。表面の小さな穴に入った水分まですべて乾かすことで、サビにくくなりますよ。
IHを使用している場合は、炎に当てられないため、よく拭いて乾かしてから食用油を塗ってください。※IHで使用できないタイプのスキレットもあります。

スキレットのお手入れの手順3.油を塗る

スキレットが熱いうちに食用油を塗ってください。オススメはオリーブオイルかショートニングです。まだらにならないよう、まんべんなく薄く塗ってください。キッチンペーパーを使うと薄く塗りやすいですよ。

スキレットのお手入れの手順4.保管

薄く油を塗ったら、スキレットが十分に冷めてから湿気の少ない場所に保管します。長期間使う予定が無いときは、湿気によるダメージを減らすため新聞紙などで包みましょう。

【スキレットのお手入れ】Q&A

スキレットと野菜
PIXTA

Q1.洗剤は使っても良い?

A.焦げやニオイが気になる場合は、重曹を使って洗ってください。鉄のニオイが気になる場合は、ネギやセロリなど香りの強い野菜を炒めてから使うと、ニオイが軽減します。

Q2.ヒビや欠けた部分の修復方法は?

A.鋳物なので修復できません。スキレットは冷却や落下などの急激な衝撃が苦手なので、取り扱いには注意しましょう。

おわりに

普段のハンバーグや餃子も格段においしくなると評判のスキレット。フッ素加工のフライパンに慣れていると、お手入れに手間がかかる印象ですが、油がなじんでいくほどコゲにくく使いやすくなりますよ。スキレットは、丁寧にお手入れすればするほど愛着がわきそうな調理器具ですね。

取材協力:株式会社エイアンドエフ「LODGE」公式サイト

「おうちでトライ! 簡単キャンプ飯」からスキレットレシピをご紹介

カマンベールチーズのアヒージョ

2017年02月20日

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