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【焼き魚のコツ】を掴んであなたも今日から「焼き魚マスター」に!

焼き魚、上手に焼けますか? 実は意外なところにコツがあります。コツさえ掴んでしまえば、簡単においしい焼き魚が! 今回は【焼き魚のコツ】についてご紹介します。【監修:東京ガス 食情報センター】

最終更新日:2024.9.26

目 次

焼き魚のコツは焼く前から

焼き魚

PIXTA

焼き魚のコツというと、焼き方について気にしがちですが、実は焼く前の下処理にもコツがあります。

今回は焼き魚のコツを「下処理」「焼き方」「盛り付け方」に分けてご紹介します。

ちょっとしたひと手間をかけると、ぐっと美味しくなるシンプルな料理の「焼き魚」。
コツをつかんでおいしく焼き上げたいですね。

焼き魚のコツ【下処理編1】魚の種類に応じた「振り塩」

焼き魚

PIXTA

焼き魚の下処理は、魚の種類によって異なります。それぞれ見ていきましょう。

背の青い魚の下処理

サンマ、サバ、アジなどは焼く前に塩を振ります。塩を振ってしばらくおくと、魚の水分とともに臭みが取れ、身がしまって美味しく焼くことができます。出た水分はキッチンペーパーなどで拭き取り、臭みが残らないようにしましょう。

塩の分量は魚の重さに対して2%ぐらいと言われています。少し多いかな? と思うくらいの量ですが、目安として、1尾150gなら小さじ半分強程度です。

白身魚の下処理

白身魚の切り身

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白身の魚は背の青い魚に比べて、水分も臭みも少ないため、焼く直前に塩を振るのがコツだそう。
しかし、甘鯛のように水分の多い白身魚の場合は前もって塩を振り水分を抜いておきます。

焼き魚のコツ【下処理編2】振り塩のコツ

魚の表面に均一になるように、30cmくらいの高さから塩を振ります。こうすることでまんべんなく塩をまぶすことができます。

焦げやすい尾ひれの部分は、熱から守るためにしっかりと多めに塩を振りましょう。軽く濡らしてから塩をつけるときれいにつきます。このひと手間で、尾ひれの焦げを防いできれいに焼き上がりますよ。

焼き魚のコツ【下処理編3】魚の皮に切り込みを入れる

魚の皮に切り込みを入れる

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魚の皮に切れ込みを入れることで、火の通りが良くなります。

魚の皮は、焼くと固くなるものもあります。食べる際に切れ込み部分から箸を入れることができるので、食べやすくなりますよ。

焼き魚のコツ【焼き方編1】焼き加減は「強火の遠火」

魚を焼く

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焼き魚の焼き方のコツは「強火の遠火」と言われ、強い火力で、火から遠ざけた状態で焼くのが理想と言われています。「強火の遠火」で焼くと、魚全体に均一に熱を加えることができ、表面はきれいな焼き色がつき、中までしっかり火を通すことができるのだそう。

また、短時間で焼き上げるのもポイントです。
特に白身魚は火の通りがよく、焼きすぎると固くなりやすいので気をつけましょう。

さらに、調理機器別にコツを見ていきましょう。

焼き魚のコツ【焼き方編2】片面焼きグリルで焼く場合

魚を片面焼きグリルで焼く

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片面焼きグリルの場合(炎や熱源がグリル上部についている場合)は、ひっくり返す必要があります。

その場合は、盛り付け時に「表」になる方を最初に下にして、先に「裏面」を上にして焼きます。この方が表の焼き目が綺麗に仕上がります。

また、魚を焼くときはひっくり返す回数は1回に留めましょう。何度もひっくり返すと、型崩れを起こしてしまう場合があります。

焼き魚のコツ【焼き方編3】両面焼きグリルで焼く場合

両面焼きグリル

TOKYOGAS

裏返す必要がない両面焼きグリルは、魚を焼くときにとっても便利です。

「両面焼き&水なしグリル」は、水入れ不要&上下のバーナーはガスの直火で両面同時に焼き上げるから、裏返す手間もなく、焼き時間は片面焼きグリルに比べ短くなります。
※コンロの機種や食材によって異なります。

グリルで焼いた切り身

TOKYOGAS

魚の形態(姿焼・切身・干物)と焼き加減(強め・標準・弱め)を設定するだけで、微妙な火加減や焼き時間を自動で調節し、消火まで自動で行う「オートグリル機能」がある機種では、焼き魚も自動でおまかせだから失敗知らずです!

焼き魚のコツ【焼き方編4】予熱でグリルを温めておく

魚を焼く前に、予熱でグリルを温めてみましょう。

あらかじめ予熱しておくことで、高温から焼くことができ、魚の水分が抜けず旨味を閉じ込めるため、美味しく焼きあがります。

(※「オートグリル機能」を使って焼く時は、予熱はしないでください。)

焼き魚のコツ【焼き方編5】手前側に尾

手前側を尾にして焼く

TOKYOGAS

1尾まるごと焼く場合は、一般的にグリルの手前側のほうが火力が弱いので、手前側に焦げやすい尾がくるように並べましょう。きれいな焼き上がりが期待できますよ。

焼き魚のコツ【焼き方編6】焼き網に魚が付いてしまう場合

焼き網に魚の皮がくっついてしまう、なんてことありませんか?
焦げ付き防止には、焼き網を予め予熱しておいたり、油を薄く塗っておくと良いですよ。

焼き魚のコツ【盛り付け方】

焼き魚の盛り付け

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魚の盛り付けにはコツはあるのでしょうか?
シンプルな焼き魚ですが、ポイントを押さえると美しく盛り付けることができます。

焼き魚を盛り付ける時は「頭は左で腹が手前」に置くのがルールです。また、お皿に対して斜めに盛り付けることによって、お皿の空白部分が広くなり、キレイに見えるそうです。

焼き魚のレシピ

ジューシーに美味しく焼ける「さんまの塩焼き」

「さんまの塩焼き」

TOKYOGAS

旬のさんまをシンプルな塩焼きに! 両面焼き水なしグリルを使えば返す手間もなく、手軽にジューシーに焼くことができます。

旬の魚を香ばしく焼く!「焼き鯖の抹茶塩&カレー塩添え~」

「焼き鯖の抹茶塩&カレー塩添え~」

TOKYOGAS

旬の魚を両面焼きグリルで香ばしく焼き、お好みで抹茶塩やカレー塩などで味の変化を楽しみます。

おわりに

ちょっとしたコツでおいしく仕上がる焼き魚。ぜひコツを覚えて、美味しく焼いてくださいね。

デリシア調理イメージ

Rinnai

最新のガスコンロには、料理を強力にサポートする便利機能が満載です。
 
自動で火加減を調整する揚げ物・焼き物に便利な「温度調節」機能や、ボタン一つでガス火炊きのご飯が炊き上がる「自動炊飯」機能。お湯が沸いたり、設定した時間になると消火する「湯わかし」や「コンロタイマー」機能など、「ガスコンロ」には調理をサポートする機能がたくさんあります。(※)
 
また、“魚を焼く”イメージの強い「グリル」ですが、実は肉や野菜料理、トーストやピザ、揚げもののあたため直しにも使える万能調理器です。
専用容器対応のグリルでは、手軽にオーブン料理も楽しめますよ。(※)
 
ガスコンロで「おいしい」をもっと簡単に! レパートリーをグンと増やしましょう!
(※)搭載機能や機能名は機種によって異なります。

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コピーされました

公開日:2017.2.14

最終更新日:2024.9.26

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