毎日洗濯派が半数以上! みんなの洗濯の頻度とは?
東京ガス都市生活研究所の調査結果によると、洗濯をする頻度が「毎日」のご家庭の割合は、1990年〜2017年の27年間、常に50%を超えています。
「2〜3日に1回」の割合も多いですが約3割。「毎日」という回答の割合には及びません。
上の調査結果を見ると、家族が多いほど毎日洗濯していることが分かります。2人家族の家庭でも、「週5回以上」という割合が半数以上を占めています。
洗濯機の容量が増えても、「毎日洗濯派」が依然主流!?
洗濯機の容量は、ここ数年で「8kg台」以上を所有するご家庭の割合が増加し、それ以下は減っています。洗濯機の容量が大きくなっても、洗濯物は溜めずに毎日洗いたい人が多いようです。
洗濯を「毎日」する理由と、そのメリットとは?
毎日洗濯をする理由としては、「すぐに洗わないと、におい・かび・雑菌等が気になるから」、「なんとなく気になるから」、「習慣だから」、が上位を占めます。
毎日洗濯をするメリットとしては「汚れが落ちやすい」ということがありますね。衣服に汚れが付着したまま放置すると、落としにくく、服の変色などの劣化にもつながります。また、雑菌が繁殖して洗濯物に臭いがつきやすくなるようです。
洗濯を毎日行わない理由と、そのメリットは?
洗濯を毎日行わない理由としては、「洗濯物の量が少ない」場合が多いようです。
節水・節電を意識してまとめて洗濯を行っている様子もうかがえます。
洗濯頻度が低ければ、電気代&水道代の節約になりますね。
洗濯容量が6kgの洗濯機に4割入れて洗濯する場合に比べ、8割入れて洗濯頻度を半分にした場合では、光熱費は年間で約4,614円の節約に。
ただし詰め込みすぎはNG。汚れ落ちが悪くなるだけでなく、洗濯物が絡み衣類が傷んでしまいますので気を付けましょう。
出典:東京ガス「ウルトラ省エネブック」
「梅雨の時期」や「時間が取れない!」そんなとき、共働きママはどうしてる?
子育てママは梅雨時でも毎日の洗濯が欠かせない
洗濯物が乾きにくい梅雨時、洗濯物の多い子育てママはどうしているのでしょうか。
上のグラフのように、普段の洗濯頻度を見ると、共働き・非共働きに関わらず、8割以上が毎日1回以上洗濯をしています。
梅雨時になると共働き・非共働きどちらも頻度は下がるものの、6割を超えるママが毎日1回以上洗濯しています。
梅雨時でも毎日の洗濯は欠かせない様子がうかがえます。
非共働きママは朝洗濯、共働きママは夜洗濯も多い
「洗濯は毎日したい」と考えてはいても、思うように時間が取れない・・・という場合も多いですよね。子育てや家事、仕事に忙しい共働きママは、どうしているのでしょうか?
共働きママは夜に洗濯する割合が多く、約半数にものぼることが分かります。
夜に洗濯する主な理由は、「朝に洗濯する時間がないから」。夜に洗濯を済ませ、部屋干ししたり、乾燥機を利用して、上手に乾かしている様子がうかがえます。
また「急ぎの洗濯物がある」ことも、夜に洗濯する理由になっているようです。お子さんの部活の運動着など、「翌朝から使いたい!」ということもありますね。
しかし、夜に洗濯して部屋干し(室内干し)すると、昼間に外に干す場合と比べて、乾きづらいのが難点ですよね。
そんな時は、除湿機や浴室暖房乾燥機、衣類乾燥機なども活用して、早く乾くように工夫すると良いですよ。以下の記事で早く乾かすコツについてご紹介していますので、参考にしてみてください。
宅配クリーニングは◯人に1人が使っている!? 忙しいママのお助けサービスとは?
子育てに家事や仕事・・・。忙しいママにとって洗濯は結構な負担ですよね。
忙しい時には、宅配クリーニングや洗濯代行など、外部サービスを頼ってみるのはいかがでしょうか?
実際にママたちがどんなサービスを利用しているのか、聞いてみました!
「使ったことがある」洗濯関連サービス
上のグラフで黄色は共働きママ、ピンクは非共働きママの割合を表しています。
特に時間の限られている「共働きママ」の利用者数がやはり多いようです。
中でも「コインランドリー」や「宅配クリーニング&保管サービス」は、10人に1人以上利用したことがあると答えています。忙しい共働きママは外部サービスも上手に利用して、仕事と家庭を両立しているんですね。
「使ってみたい」洗濯関連サービス
また使ってみたいサービスの1位には「宅配クリーニング&保管サービス」があげられています。
「宅配クリーニング」とは、洗濯物を宅配サービスで集荷し、クリーニング後に家までお届けするサービスです。忙しいママにはピッタリなサービスと言えそうですね。
また「保管サービス」は、クリーニング済みの衣類を、そのまま長期保管してくれるサービスです。こうしたサービスを利用して、オフシーズン中、服を預かってもらえば、収納スペースをスッキリと使えるので最近人気となっています。
おわりに
気になる「洗濯の頻度」や洗濯サービスについてご紹介しました。
お子さんが小さい時期、仕事が忙しい時期など、「宅配クリーニング」などの洗濯サービスを活用してみるのもいいかもしれませんね。特に「保管付き」はセカンドクローゼットとしても利用できそうですので、お家のクローゼット・収納量にお悩みの方は上手に活用してみることをおススメします。