ガスコンロの火がつかない! こんな時ありませんか?
ガスコンロを使おうと思ったら、火がつかなくて困ったことはありませんか? そんな時は、以下の原因をまずは確認してみましょう。プロに頼まなくても、自分で対処できるケースもありますよ! まずはガスコンロ本体、次に周辺機器、最後にガス供給自体に問題がないか確認していきましょう。
【ガスコンロの火がつかない時の原因1】本体の電池切れ
電池交換のお知らせランプが点滅していませんか?
ガスコンロの多くは、電池(※)を使ってバーナーに点火しているので、電池の残量が無くなってくると火がつきにくくなってしまいます。
対処法
お使いのガスコンロの取扱説明書に従って、電池を入れ替えましょう。
予備の電池を用意しておくと安心ですね。
【ガスコンロの火がつかない時の原因2】コンロ部品の設置箇所のずれ
ガスコンロの部品をきちんとセットしていますか?ガスコンロの種類によっては、センサーが部品のズレを感知して火がつかない場合があります。
特に、ガスコンロの部品を外してお掃除したあとは注意してくださいね。
対処法
バーナーキャップは「マークを合わせて指定の位置にセットする」など、ガスコンロの付属部品を正しく設置しているか確認しましょう。
【ガスコンロの火がつかない時の原因3】コンロの部品の汚れ
ガスコンロの部品が汚れていないか確認してみましょう。バーナーの炎口が目詰まりしていませんか? 温度センサーが油で覆われていませんか? こうした汚れが原因で正常に火がつかないことがあります。
対処法
定期的にガスコンロの部品を掃除しましょう。部品の掃除を怠りそのまま使っていると、故障の原因になることもあります。
お使いのガスコンロを長く使用するためにも、定期的な掃除は大切です。
バーナーキャップなど、自分で取り外せる部品は、歯ブラシなどを使って掃除しましょう。
ガスコンロのお手入れ方法について詳しくはこちらを参考にしてみてください。
【ガスコンロの火がつかない時の原因4】付属品以外の使用
ガスコンロによっては、指定以外の補助具をガスコンロにつけておくと火がつかないことも。他にも、故障やトラブルの原因となる場合があるので、純正品以外のものを使う場合は注意してくださいね。
対処法
ガスコンロの機種ごとに使える補助具は異なります。取扱説明書を読んでご確認ください。
【ガスコンロの火がつかない時の原因5】チャイルドロックがかかっている
気付かないうちにチャイルドロックをオンにしているかもしれません。ロックが解除されているか確認してみてください。
対処法
ガスコンロの機種によって、チャイルドロック機能の位置やロック方法が異なります。
解除方法がわからない場合は、取扱説明書で確認してくださいね。
【ガスコンロの火がつかない時の原因6】バーナーキャップが濡れている
バーナーキャップとは、バーナーの上にセットをする「炎が出る部分のキャップ」のこと。外側が濡れている鍋を使用してバーナーキャップが濡れると、立ち消え安全装置が作動して火がつかない場合があります(※ガスコンロの仕様によります)。
対処法
鍋の外側の水分を拭き取ってから火をつけ直してください。
【ガスコンロの火がつかない時の原因7】NGとされる使い方をしている
一般的なガスコンロの使い方であっても、機種によってはNGとされる場合もあります。
例えば、全口にセンサーがついているガスコンロでは、焼き網を使った調理はできません。機器損傷の原因となることがあるので、焼き網を乗せて点火しようとしても火がつかないように設定されています。
対処法
ガスコンロの機種によって、NGとなる使い方は異なります。詳しくはお使いのガスコンロの取扱説明書をご確認ください。
【ガスコンロの火がつかない時の原因8】ゴム管の折れ・ダメージ
ゴム管が折れ曲がったり、損傷していると、ガスが通りにくくなります。その結果、火がつかないのかもしれません。
対処法
緩んだ状態で使用すると、ガスコンロの火で焦げたり、ダメージを受ける場合があります。
また、ゴム管は時間とともに劣化するので、定期的に交換するのがオススメです。見た目に異常がなくても、7年程度で取り替えると安心ですよ。
【ガスコンロの火がつかない時の原因9】ガス栓が閉まっている
ガス栓は開いていますか? 入居したばかりの時や、普段あまり使わない別荘などのガスコンロはガス栓を閉めている場合があります。
対処法
つまみを捻って、開いた状態にしましょう(つまみのないガス栓では操作の必要はありません)。
【ガスコンロの火がつかない時の原因10】ガスメーターの栓が閉まっている
ガスコンロだけでなく他のガス機器も使えない場合は、ガスメーターの栓が閉まっているかもしれません。お家によってガスメーターの場所は異なりますが、屋外にあることが多いですよ。
対処法
ガスメーターの栓を開いた状態にしましょう。
【ガスコンロの火がつかない時の原因11】ガスの供給が停止
ガスの使用に異常の疑いがあったり、震度5程度以上の揺れを感知したときには、安全のためにガスメーターが作動し、自動的にガスを止めます。
ガスメーターの復帰ボタンを押せば、異常がない場合、以前同様にガスが使えるようになります。
対処法
ガスメーターの機種によって復帰方法が異なるので、詳しくは動画をチェックしてみてくださいね。
また、プロパンガス(LPガス)を使用の場合は、ガスボンベのガスが不足しているかもしれません。購入しているメーカーに問い合わせてみましょう。
【ガスコンロの火がつかない時の原因12】ガスコンロの故障
上記を全部チェックしても原因がわからなかった場合は、ガスコンロ本体が故障している可能性があります。
一般的なガスコンロの寿命は10年ぐらいと言われています。長年使用している場合は、寿命が近づいているのかもしれません。
対処法
ガス会社かお使いのガスコンロのメーカーに修理依頼をする、または新しいガスコンロの購入を検討してみましょう。
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おわりに
ガスコンロの火がつかなくなる原因は様々。1つずつチェックポイントを確認して、原因を探り対処しましょう!
対処法がわからない場合には、ガス会社やお持ちのガスコンロのメーカーに相談してみてくださいね。
出典:一般社団法人日本ガス石油機器工業会「ガス栓・ガス接続具の安全な使い方」
出典:東京ガス株式会社「地震のときは」
出典:東京ガス株式会社「ガスメーターの復帰方法」
出典:東京ガス株式会社「ご家庭のお客さま向けFAQ」
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