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手作りに挑戦! 簡単恵方巻きレシピ【料理教室講師のコトコト小話 第12回】

こんにちは、東京ガス料理教室の講師Mです。今回のコトコト小話は、手軽に作れる恵方巻レシピをご紹介します。今年はおうちで、手作り恵方巻を楽しみませんか? お子さんと一緒でも手軽に作れるポイントもご紹介します。毎日の生活が少しでも楽しくなる、「すぐに役立つ『食』」の情報や工夫をお伝えします。ぜひ参考にしてみてください。【監修:東京ガス 食情報センター】

最終更新日:2024.1.18

目 次

今年の節分は、手作り恵方巻にチャレンジ!

手作り恵方巻

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節分といえば、豆まきですが、最近ではその年の恵方を向いて恵方巻を食べる習慣もすっかり定着しつつありますね。今回のコトコト小話では、スーパーによくある材料で手軽に作れる恵方巻レシピを2種類ご紹介します。恵方巻は、縁起を担いで7種類の具が入った太巻きが望ましいとされていますが、今回はお子さまでも食べやすい食材を選びました。
親子で料理をする際のポイントもご紹介しますので、お子さまと一緒に作る際の参考にしてみてください。

卵で巻いて食べやすい!「卵巻き寿司」

「卵巻き寿司」

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卵で巻いた、作って楽しい! 見て楽しい! 食べておいしい太巻き寿司です。のりが食べにくい小さなお子さまにもおすすめのレシピです。お子さまと、どんな断面になるのか想像しながら作れば盛り上がること間違いなしです!

【材料】(約10㎝長さ3本分)横幅12~13㎝長さの卵焼き器使用

米・・・1合
水・・・180ml

[合わせ酢]
 米酢・・・大さじ1
 砂糖・・・大さじ1/2
 塩・・・小さじ1/3

甘塩鮭・・・1切れ(約50g)
キュウリ・・・1本
カニカマボコ・・・3本
スライスチーズ・・・1枚

[薄焼き卵]
卵・・・3コ
塩・・・少々
片栗粉・・・大さじ2/3
水・・・大さじ2/3
サラダ油・・・適量

【準備】

・ 合わせ酢の材料は混ぜ合わせ、砂糖と塩を溶かします。
・ 片栗粉と水を合わせて水溶き片栗粉を作ります。

【作り方】

1. 米は洗ってザルに上げ、専用炊飯鍋に入れます。分量の水を加えて30分以上浸け、コンロの自動炊飯機能で炊きます。炊き上がったら合わせ酢を回しかけて混ぜ、すし飯を作ります。

2. 甘塩鮭はグリルで焼きます。
両面焼き水なしグリル 上・下強火 8分
粗熱が取れたら骨と皮をはずしてほぐします。

3. ボウルに卵を割り、塩を加えて溶きほぐし、水溶き片栗粉を加えます。
卵焼き器にサラダ油を薄くひき、コンロの温度調節機能を140℃に設定します。卵を1/3量流し入れて両面焼き、薄焼き卵を作ります。もう2枚焼きます。

4. キュウリは薄焼き卵の幅に合わせて長さを切り、縦1/4に切ります。スライスチーズは5㎜幅に切ります。

具材を乗せた状態

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5. 巻きすに3の薄焼き卵を1枚おき、奥2㎝残して1のすし飯の1/3量を広げます。手前に具の1/3をのせます。

6. 具を芯にして巻きます。もう2本作ります。端を落とします。

出来上がりサイズが小さいため、切らずに1本丸々食べたいお子さまにもおすすめです。
すし飯を扱うときは、水に少量の酢を加えたものを用意して手を濡らすと、すし飯が手につきにくくなります。また、すし飯は穀物酢よりも米酢の方が酸味が優しいため、より食べやすい仕上がりになります。

親子料理のポイント

・ 卵を割ったり混ぜたり、ご飯に合わせ酢を混ぜるところは、小さなお子さまでもお手伝いしやすいポイントです。
・ お子さまと一緒に、どんな断面に仕上がるかを考えたり、炊き上がったご飯やすし飯の香りを嗅いでみたり、鮭の骨や皮はどうやって外せるのかを確認したり、親子で楽しみながら作りましょう。
・ スライスチーズはテーブルナイフで切るとより安全です。

くるくる巻いて!「バラの花の巻き寿司」

「バラの花の巻き寿司」

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断面がバラの花の形に仕上がる太巻き寿司です。
卵巻き寿司より少し作るのが難しいですが、すし飯を丸めたり具材を散らしたり、お子さまと一緒に楽しめる工程が多い作り方になっています。

【材料】(約10㎝長さ1本分)

米・・・1合
水・・・180ml

[合わせ酢]
 米酢・・・大さじ1
 砂糖・・・大さじ1/2
 塩・・・小さじ1/3

桜でんぶ・・・10g
たらこやとびこなど・・・10g
キュウリ・・・1本
白ゴマ・・・10g
焼きのり・・・1枚

[薄焼き卵]
卵・・・2コ
塩・・・少々
片栗粉・・・大さじ1/2
水・・・大さじ1/2
サラダ油・・・適量

【準備】

・合わせ酢の材料は混ぜ合わせ、砂糖と塩を溶かします。
・片栗粉と水を合わせて水溶き片栗粉を作ります。
・焼きのりは長い方の辺を半分に切ります。

【作り方】

1. 米は洗ってザルに上げ、専用炊飯鍋に入れます。分量の水を加えて30分以上浸け、コンロの自動炊飯機能で炊きます。炊き上がったら合わせ酢を回しかけて混ぜ、すし飯を作ります。できたすし飯の2/3量は白ゴマを、1/3量は桜でんぶを混ぜてピンク色にします。

2. ボウルに卵を割り、塩を加えて溶きほぐします。片栗粉と水を合わせて加えます。
卵焼き器にサラダ油を薄くひき、コンロの温度調節機能を140℃に設定します。卵を半量流し入れて両面焼き、薄焼き卵を作ります。もう1枚焼きます。

3. キュウリは焼きのりの幅に合わせて長さを切り、縦1/4に切ります。

具材を乗せた状態

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4. 1のピンク色のすし飯をティースプーン1杯くらいの大きさの山形にし、2の薄焼き卵の上にそれぞれ離してのせます。たらこやとびこも散らしてのせます。

端から巻く

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5. 端から巻き、巻き終わったらもう1枚の薄焼き卵の手前にのせて、一緒に巻きます。

海苔を繋げる

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6. 焼きのりはすし飯を少量つけてつなげ、細長い形にします。巻きすにのせます。

海苔で巻く

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7. 奥10㎝を残して、1の白ゴマを混ぜたすし飯を広げ、キュウリものせます。5を手前に置き、手前から巻きます。端を落とします。

親子料理のポイント

・ ピンク色のすし飯を薄焼き卵に置くときは、バラバラに置いてもきれいな断面に仕上がるので、お子さまの好きなように配置してもらってもいいですね。
・ 薄焼き卵に水溶き片栗粉を加えて作ると破れにくくなるため、お子さまでも作りやすいです。
・ お子さまと一緒に、どんな断面に仕上がるかを考えながら作ってみましょう!

おわりに

今回は、手軽に楽しく作れる恵方巻レシピをご紹介しました。恵方巻はご縁や福が切れないよう1人1本切らずに食べることが多いですが、お子さまの年齢や食べられる量に合わせて、切ってお召し上がりください。
身近な節分の行事食となった恵方巻、今年は手作りの恵方巻を用意して、豆まきなどの節分行事も楽しんでくださいね。

東京ガスや私たち料理教室スタッフはどんな時でも「食を通じて皆さまの幸せな生活」を応援します。次回もお楽しみに。

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公開日:2020.8.12

最終更新日:2024.1.18

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