【秋の一汁一菜献立レシピ(7)】金曜日「ポークグリルキウイジンジャーソース 他」

金曜日は新感覚のおいしさを発見できる一汁一菜献立です。
ちょっと特別感のある食卓で家族の会話が弾みそうですね。時間を気にせず食事を楽しみたい週末にぴったりです。

なんといっても驚きなのはキウイジンジャーソース。
キウイソースとお肉の取り合わせを初めて食べる、という方も多いかもしれません。けれど、レストランではステーキなどの肉料理にフルーツベースのソースを合わせるのは定番中の定番。凝縮したフルーツの甘酸っぱさと香りが、肉のおいしさを引き立ててくれます。

週末の下ごしらえで、キウイフルーツを贅沢に2コ使って漬け込みダレを作って、豚肉を漬け込んでおきました。キウイは酵素のパワーが強いことが知られています。肉を漬け込むことで柔らかい肉質に変えてくれるので、厚切りの豚肉をおいしくしてくれる良きパートナーとなります。他にタマネギ、ショウガ、醤油、白ワインを加えて食べやすい味に仕上げてあります。甘酢っぱさとピリリとした辛味がクセになりそうです。食わず嫌いせずに、ぜひお試しあれ!

一緒にいただくスープはみんな大好き、卵のミルクスープです。
ミルクの優しい味わいに溶き卵をプラスすることで、さらにほっこりと優しい気分にさせてくれます。

今回使用する下ごしらえ食材は「豚ロース肉を漬けたもの(冷凍)」です。これで今週の下ごしらえ食材をすべて使い切りましたね。

豚ロース肉はキウイフルーツを入れた漬けダレで下味冷凍しておきました。冷凍肉は電子レンジなどで急速解凍すると旨味を含んだ肉汁が流れ出してしまい、味気なくパサついた仕上がりになってしまいます。ジューシーさを損なわないために、使用する日の朝に冷蔵庫へ移してゆっくりと解凍しておきましょう。

豚ロース肉を漬けたもの･･･全量
ハチミツ･･･小さじ2

カボチャ･･･150g
サラダ油･･･適量
ミニトマト･･･適量

ベーコン(塊)･･･100g
タマネギ･･･1/2コ
サラダ油･･･適量

[A]
　水･･･1カップ
　コンソメスープの素･･･1コ

牛乳･･･2カップ
塩･･･適量
卵･･･1コ
黒コショウ(粗びき)･･･適量

フライパンではキウイジンジャーソースを、グリルでは豚肉と付け合わせのカボチャを焼き、片手鍋ではスープを作ります。

グリルでは野菜と豚肉の加熱時間が違うので焼き上がった順から取り出していきます。ご自宅のグリルにタイマー機能が搭載されていればぜひ活用してくださいね。時間が来るとピピっと音でお知らせしてくれるので、焼きすぎなどの心配がありません。最初にタイマーを5分にセットしてカボチャを取り出したら、プラス3分セットして引き続き豚肉を焼きましょう。

調理をする際には、工程をイメージしてから始めるとスムーズに作業を進めることができます。工程表には、時短のためのコツと工夫が詰まってますので、ぜひ確認してから調理を始めましょう。

あとは今日使用する全ての調理器具と食材を揃えておけば、準備は万端ですね。

はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!

もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。

甘酸っぱいキウイフルーツとジンジャーのピリリとした辛味と香りが効いたソースが印象的。フルーティーなソースと豚肉が絶妙な組み合わせです。キウイを加えたタレに漬け込んだ厚切りの豚ロース肉は、キウイに含まれる酵素の力で驚くほど柔らか。グリルで焼いて香ばしくジューシーに焼き上げましょう。彩り野菜を添えて召し上がれ。

ミルクベースのスープは優しい味わいです。具材に炒めベーコンとタマネギを加えれば、スープの旨味を倍増させてくれます。さらに、溶き卵を流し入れてふんわりとした食感をプラスしました。粗びき黒コショウを最後に一振りすれば、味にメリハリが生まれて飽きずに最後までいただけますね。