週の中盤の水曜日は体に疲れがたまってきた頃ではありませんか? 調理の時間は少しでも減らしたいですよね。今日の冷製パスタはソースをつくる、煮込む、という工程がありません。ボウルに具材と茹でたパスタを入れてからめるだけのお手軽調理です。
パスタにはごく細いカッペリーニを使います。茹で時間が2分ほどと、短時間で茹で上がるのが魅力です。カッペリーニがない場合は、そうめんでも代用できますよ。夏の間はそうめんをストックしてあるというご家庭も比較的が多いと思うので、このレシピを覚えておけば今日は何つくろう? と悩む休日のランチにも活躍しそうですよ!
具材には週末の下ごしらえ食材が大活躍します。カットが必要な食材はトマトだけ。そのトマトも湯剥きをせずに皮も種もまるごと使います。せっかく旬の夏野菜ですから全部いただいてしまいましょう。
スープは即席シチューのような仕上がり。バターとミルクが味の基本ですが、小麦粉を使わないのでさらりとした口当たりで重たくなりすぎません。白身魚とたくさんの野菜が入るので魚介系の旨味と野菜の旨味が染み出して、疲れた体にするすると染み込む優しい味わいのスープになります。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今日の献立では、週末に下ごしらえしておいた「焼きナス」と「シラス」、そして「スープ用の魚」を使います。
週末に冷凍しておいた下ごしらえ食材は、朝のうちに冷蔵庫に移しておきましょう。
「フレッシュトマトとシラスの冷製パスタ」の材料(4人分)
トマト・・・2コ(約300g)
焼きナス・・・1本分
ニンニク・・・2片
シラス干し・・・全量
[A]
オリーブ油・・・100ml
レモン汁・・・大さじ1
塩・・・小さじ1
コショウ・・・少々
スパゲティ(カッペリーニ)・・・200g
塩・・・適量
青ジソ・・・10枚
「白身魚とキャベツのミルクスープ」の材料(4人分)
スープ用の魚・・・全量
キャベツ・・・100g
タマネギ・・・1/2コ
ニンニク・・・1片
バター・・・10g
[A]
ブイヨン(固形)・・・1コ
水・・・ 3カップ
牛乳・・・1カップ
塩・・・適宜
コショウ・・・少々
オリーブオイル・・・適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
パスタ用のソースを作らなくてもいいので、鍋を2つ使うだけと調理がコンパクトです。こんな風にガスコンロをうまく使って同時調理すれば、15分で効率よく夕ご飯が出来上がります。料理を始める前にイメージしておけば作業がスムーズにできますね。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
一汁一菜献立の同時調理の手順を時系列の表にまとめました。これなら一目瞭然! 上から順にたどっていけば次は何をしよう? と考えながら焦ることもなく、調理し忘れた! などということもなくなりますよ。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理が出来上がります。
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
「フレッシュトマトとシラスの冷製パスタ」
ひんやりとのどごしのいい冷製パスタは、夏野菜の主役トマトをまるごと使います。夏に嬉しい調理ポイントは冷やしたパスタと具材をボウルで混ぜ合わせるだけでできてしまうところ。茹で時間も短いので暑さに疲れた体にぴったりですね。
コク深い「白身魚とキャベツのミルクスープ」
白身魚とたっぷり野菜を入れた食べるスープです。野菜、白身魚の順番に煮ていき、最後にさっと牛乳を加えてひと煮立ちさせれば出来上がり。簡単なのにバターとミルクのコクがスープに深みを与えます。シチューのように小麦粉が入らないので重くなりすぎずにさらりと体に優しい仕上がりです。