【春の一汁一菜献立レシピ(2)】火曜日「チャプチェ丼 他」

週が始まったばかりの火曜日は元気になれるボリュームたっぷりの一汁一菜献立をご紹介します。

春雨と牛肉の炒めものチャプチェは、韓国を代表する家庭料理。韓国料理らしいピリリと刺激的なものではなく、甘辛い味付けなので小さいお子さんでも召し上がれます。今日はご飯にのせて、丼ぶり仕立てにしました。実はチャプチェは、普段キッチンに常備してある調味料で作ることができます。専門店でしか食べられない特別な料理ではないので、ご家庭でもぜひトライしてみてくださいね。

材料の牛肉は、週末の下ごしらえで調味料とゴマ油、ニンニクなどで下味を付けておきました。下味を付けておくことで、できあがりの味のバラつきがなくなります。やはり週末にカットしておいた野菜と春雨をさっと炒め合わせれば、あっという間に完成です。

今回は手に入りやすい緑豆春雨を使用しましたが、本格的なチャプチェ用の春雨を使用してもOK。その際は、商品に表示してある茹で時間を目安にしながら固めに戻しましょう。

横には、新玉ねぎのふわトロ食感が優しいスープを添えます。こちらも週末の下ごしらえで、新玉ねぎとベーコンをカットしておきました。この何気ない手間が時短調理に繋がりますよ。

今回使用する下ごしらえ食材は「チャプチェ用野菜(冷蔵)」、「スープ用具材(冷凍)」、「牛肉に下味をつけたもの(冷蔵)」の3つです。「スープ用具材」は冷凍のまま使用します。

どの下ごしらえ食材も食材を切っておくだけ、下味をして漬けておくだけですが、このひと手間で当日の調理の負担がぐっと軽くなり、時短調理に最適な食材になります。

春雨･･･100g
チャプチェ用野菜･･･全量
ニラ･･･1束
ゴマ油･･･適量
塩、コショウ･･･各適量
牛肉に下味をつけたもの･･･全量

[A]
　水･･･3/4カップ
　醤油･･･大さじ2
　酒･･･大さじ1
　砂糖･･･大さじ2

すりゴマ(白）･･･大さじ2
ご飯･･･適量

スープ用具材･･･全量
サラダ油･･･適量

[A]
　水･･･3カップ
　酒･･･大さじ2
　鶏ガラスープの素･･･小さじ1/2

塩･･･適量
コショウ(黒)･･･適量

フライパンではチャプチェ丼の具材、片手鍋ではスープを作ります。

チャプチェ丼の具材は茹でる、炒める、煮る、と細かな作業が多いので仕上がりの目安を見極めながら調理を進めたいものです。そんな時にコンロの機能が役立ちます。今日はスープの煮込みをコンロ調理タイマーにお任せしてしまいます。なんといっても便利なのが時間が来ると自動で消火をしてくれること。キッチンタイマーではこうはいきませんね。

茹でる、炒める、煮る、とさまざまな調理方法で作る今回の献立には工程表が必須です。15分という時間の中で2品作るためにはスムーズな調理ができるように手順をイメージしておきましょう。

時短のコツはもうひとつ。調理に使う道具や食材をあらかじめ揃えておくことです。必要な材料は冷蔵庫から出しておいてくださいね。

はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!

もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。

春雨と牛肉を甘辛く炒めたチャプチェは韓国を代表する家庭料理。主菜としてテーブルに並ぶ料理ですが、今日はボリューム満点の丼ぶり仕立てにしました。香ばしいごま油と食欲そそるニンニクの香りでお箸が止まりませんよ。少し煮汁が残る程度まで煮込んで、ご飯に乗せればしっとりとした春雨と野菜の歯ごたえが楽しめます。

春の訪れとともに、今の季節限定でいただくことができる新玉ねぎは、甘味が強く柔らかくみずみずしいのが特徴。今回は大玉を1個贅沢に使ってスープにしました。ふわふわトロトロになるまでしっかり煮込みましょう。コンソメスープをベースにしてベーコンのコクをプラスすれば、旨味と優しい甘味が口の中に広がります。