水曜日、そろそろ小休憩して食事でパワーを充電していきましょう。
今日は晩春の旬を取り入れた中華風一汁一菜献立です。
肌寒かった初春から季節が初夏に近づき暖かな日が増えていくと、旬の食材も変化していきます。主菜のたけのこと牛肉のオイスターソース炒めには、週末の下ごしらえでアク抜きしておいたたけのこと、アスパラガスの2つの晩春の食材を加えました。
アスパラガスは年中スーパーで見かけますが、そのほとんどが輸入品です。国産のアスパラガスには旬があり、特に今のものは味が濃く、旨味も強いといわれています。限られた時期のおいしさを楽しんでくださいね。
牛肉は週末の下ごしらえで醤油と酒で下味を付け冷凍してあります。ただ食材を冷凍するだけだと保存期間が伸びる反面、一度解凍してからでないと下味ができないので時間がかかります。味付けをしてから冷凍すれば、保存と下味の両方を同時にできるので、時短調理にぴったりの食材になります。今日はオイスターソースの濃厚なコクに負けないように醤油で旨味と風味をアップさせました。
スープはすべての具材をひと煮立ちたちさせるだけでOK。簡単で手早くできるのに、おいしい中華風スープをご紹介します。時短料理にうってつけのレシピです。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「タケノコを茹でたもの(冷蔵)」、「牛肉に下味をつけたもの(冷凍)」の2つです。
時間がかかるたけのこは既に下茹で済み。旬のものは食べたい、けれど時間がない、という時は週末に下ごしらえしておくと便利ですね。
「牛肉に下味をつけたもの」は使用する日の朝に冷蔵庫へ移し、半解凍しておきます。牛肉は醤油と酒で下味冷凍するので中華料理との相性のいい味わいになっています。
「新たけのこと牛肉のオイスターソース炒め」の材料(4人分)
タケノコを茹でたもの・・・400g分
牛肉に下味をつけたもの・・・全量
片栗粉・・・適量
アスパラガス・・・5本
ニンニク(みじん切り)・・・1片分
サラダ油・・・適量
[A]
砂糖・・・大さじ1
酒・・・大さじ3
オイスターソース・・・大さじ2
ゴマ油・・・適量
「コーン入りカニカマスープ」の材料(4人分)
レタス・・・1/2玉(約150g)
カニカマボコ・・・5本(約75g)
ホールコーン(缶)・・・1缶(約120g)
[A]
水・・・3カップ
鶏ガラスープの素・・・小さじ1
醤油・・・小さじ1
塩、コショウ・・・各適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
フライパンではオイスターソース炒めを、片手鍋ではスープを作ります。
炒め物はフライパン一つであっという間に料理ができるので、時短調理にぴったりの料理です。けれど、一度調理が始まると鍋の前につきっきりになってしまうのが難点。コンロに搭載されているタイマー機能を活用すれば、加熱しすぎを防ぐことができます。時間になったら自動で消火してくれるので、安心して同時調理ができますね。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
最初に食材のカットと下準備から始めます。工程表があれば一目で調理過程がわかるので迷いなく手が進みますね。時短調理には欠かせないアイテムです。
料理を始める前にすべての調理器具と食材を手の届く場所に出しておきましょう。あれがない、これがない、とキッチンを往復する時間がなくなります。見落としがちなボウルやザルの用意も忘れずに!
準備は整いましたか? それでは、調理スタートです。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
「新たけのこと牛肉のオイスターソース炒め」
たけのこといえば炊き込みご飯、煮物などの和食を思い浮かべますが、中華料理にもなくてはならない食材ですね。もちろん、こっくりと深い旨味のオイスターソースとも相性抜群です。今日は牛肉とアスパラガスを加えて炒めました。5月に出回り始めるアスパラガスとたけのこ、旬の食材が二つも入った欲張りな一皿になりました。
お手軽! 中華風「コーン入りカニカマスープ」
すべての具材をひと煮たちさせるだけ! 簡単・早い・おいしいの三拍子が揃った中華風スープです。カニカマ、コーン、レタスと3色の具材を入れてカラフルに仕立てました。コーンのほのかな甘さで優しい味に仕上がります。手頃なカニカマは冷蔵庫にストックしておくと使い勝手がいいですね。今日はスープにアレンジしました。