月曜日は夏の彩りが楽しい一汁一菜献立をご紹介します。
暑さで体力を消耗して夏バテしやすくなるこの時期は、食欲増進効果が期待できるスパイスのパワーを上手に利用しましょう。
メインのアジのカレームニエルはスパイシーな香りが魅力です。三枚卸しにしたアジにカレー粉と小麦粉をまぶして、カリッと香ばしく焼き上げましょう。夏野菜を飾って華やかな一品に仕立てました。ご飯がちょっと重いな、と思ったらパンを合わせて軽やかにいただいてもいいですね。
一緒にいただくのは、ソーセージとパプリカの簡単コンソメスープです。
具材の主役となるパプリカは週末に下ごしらえしておきました。肉厚で甘みの強いパプリカは時間をかけてしっかりと焼いてあげることで、素材自身が持つ旨味がギュッと凝縮します。
加熱方法はグリルにこだわりたいところです。キッチンの中でも高火力を誇るグリルで加熱しながら水分を飛ばせば、フルーツのような甘味を引き出すことができます。
この一手間を週末に済ませておくだけで、平日の料理に余裕が生まれて、おいしさと時短の両立ができるようになりますよ。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「パプリカを焼いたもの(冷蔵)」のみです。
グリルでしっかり焼き上げたパプリカは焼く前と後では食感も甘味もまるで別物。両面焼きができるタイプのグリルなら、上下からの直火でパワフルに加熱できるので、たった7分の加熱でOKです。パプリカが手に入りやすい時にたくさん作っておいて、塩・オリーブ油を絡めてひんやり冷やしてマリネにアレンジなんていうのもいいですね!
「アジのカレームニエル」の材料(4人分)
アジ(三枚卸しにしたもの)・・・8切れ
塩、コショウ・・・各適宜
[A]
小麦粉・・・大さじ2
カレー粉・・・大さじ1/2
バター・・・30g
ズッキーニ・・・1本
トマト・・・1コ
ベビーリーフ・・・適量
オリーブ油・・・適量
塩・・・適量
「ソーセージとパプリカのコンソメスープ」の材料(4人分)
パプリカを焼いたもの・・・全量
ウィンナーソーセージ・・・6本
[A]
水・・・3カップ
コンソメスープの素(固形)・・・1コ
塩、コショウ・・・各適量
粉チーズ・・・適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
フライパンではアジのカレームニエル、グリルでは付け合わせのズッキーニを焼きます。片手鍋ではスープを作りましょう。
輪切りにしたズッキーニはオリーブ油をからめてグリルで7分間加熱します。グリルはうっかり火を消し忘れたり、加熱しすぎてしまう場合もあるようです。グリル専用タイマーを設定しておけば安心ですね。もしもご自宅のガスコンロのグリルにタイマー機能が搭載されていれば、活用してくださいね。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
グリルとコンロを2口使う今日の献立は、付け合わせのズッキーニをグリルにセットするところから始まります。
献立の組み合わせによって手順は毎回変わります。工程表を必ず事前にチェックするようにしてくださいね。
使用するすべての食材と調理道具はキッチンに揃いましたか? 準備が整ったら調理開始です。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
お弁当のおかずにも!「アジのカレームニエル」
アジにカレー粉と小麦粉をまぶしてカリッと香ばしく、スパイシーに焼き上げた夏らしい一品です。バターで焼けば辛味がマイルドになるので小さいお子さんでも喜んで食べてくれそうです。彩りのいい夏野菜を付け合わせにすれば、栄養バランスもばっちりですね。冷めてもおいしいのでお弁当のおかずにも重宝しそうです。
「ソーセージとパプリカのコンソメスープ」
パプリカの甘味とソーセージの旨味が溶けだした、簡単コンソメスープはいかがですか。このレシピはパプリカが味の決め手です。煮込む前に高火力のグリルで焼いて、甘味や旨味をギュッと凝縮させましょう。パプリカの濃い味わいと香ばしい風味が楽しめます。いただく前に粉チーズを一振りすれば濃厚なコクがプラスされますよ。