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定期的な窓掃除でピカピカに! 窓掃除に必要な道具と適切な掃除方法とは

毎日開け閉めする窓は、よく見ると意外と汚れています。特に、窓ガラスは内側と外側で違う汚れが付くため、それぞれに合った掃除方法が必要です。また、網戸やサッシにもホコリや黒カビがたまるので、窓ガラスだけではなく、窓全体を定期的に掃除することが大切です。窓の場所別に付きやすい汚れや、掃除に必要な道具、掃除の方法などをご紹介します。

最終更新日:2024.2.15

目 次

窓は意外と汚れている!?

窓と洗剤

PIXTA

窓ガラスは、内側と外側で汚れの種類や原因が異なります。内側の主な汚れは部屋のホコリや手アカ、カビなどです。一方で、外側の汚れは、雨や砂、季節によっては花粉などの汚れが付いています。

また、窓ガラスだけではなく、網戸やサッシも意外と汚れがたまる部分です。網戸に汚れがたまると、空気の出入りをじゃまして換気の効率が悪くなってしまいます。窓ガラスと一緒に、定期的に掃除が必要です。

今回は、窓ガラスの内側と外側の汚れの原因や掃除方法とあわせて、サッシや網戸の汚れの原因と掃除方法もご紹介していきます。

窓の内側が汚れる原因は、ホコリや手アカ

窓辺

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窓の内側が汚れる原因は、ホコリや手アカ、カビや油汚れなどが挙げられます。特に、部屋のホコリは完全に掃除をするのが難しく、窓にも付きやすい汚れです。ホコリが窓にできる結露や手アカなどの皮脂汚れと合体すると、窓ガラスに密着して頑固な汚れに変化してしまい、、掃除をしても落ちづらくなります。

また、家のリビング・ダイニング・キッチンが一つの空間としてつながっている場合は、キッチンの換気扇では吸い取れなかった油汚れが窓ガラスに付くことも。その他にも、家の中でタバコを吸う家族がいると、ヤニ汚れが内側に付いてしまいます。

窓の内側の汚れを取る掃除方法

窓拭きをする女性

PIXTA

汚れはその種類によって、効果的な洗剤や掃除方法が異なります。それぞれに合った洗剤について、汚れの原因別に見ていきましょう。

【窓の汚れ別】効果的な洗剤とは?

【手アカ汚れ】
窓の手アカ汚れには、セスキ炭酸ソーダ水を使った掃除方法がおすすめです。
セスキ炭酸ソーダ水は、500mlの水にセスキ炭酸小さじ1を溶かして作ります。スプレーボトルに入れて使うのがおすすめです。
セスキ炭酸ソーダ水は、アルミに使うと変色してしまいますので、アルミサッシには使わない、または汚れが目立つ部分だけ使うよう注意してください。

【油分やヤニ汚れ】
窓の油分やヤニ汚れには、重曹水を使った掃除方法がおすすめです。
重曹水は、水100mlに対して重曹小さじ1杯を溶かして作ります。セスキ炭酸ソーダ水と同様に、重曹水もスプレーボトルに入れて使いましょう。
重曹水もアルミに使うと変色してしまうため、アルミサッシの場合はサッシ部分には使用しない、または汚れが目立つところだけ使ってください。

窓ガラスの掃除手順

わかりやすい窓拭きの手順

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汚れ別に効果的な洗剤を用意したら、次は正しい手順で窓を掃除していきましょう。以下で窓ガラスの掃除方法をご紹介します。

1. 上のコーナーから水拭きする

まず、窓の上のコーナーから横方向に水拭きします。側面に当たったら、1/3程度重なるように雑巾を真下にずらし、また横方向に拭いていきます。拭く順路は、拭いた部分がコの字を描くようなイメージです。そのまま上から下に向かって、繰り返し拭いていきます。丸く拭くと拭き方にムラができやすいため、横方向にまっすぐ拭くようにしましょう。

2. 洗剤を吹きかけて拭く

一通り水拭きが終わったら、次は窓に洗剤を吹きかけて拭いていきます。汚れに合った洗剤を選び、窓ガラスを上・中・下の3カ所に分けて直接スプレーします。その後は1と同じく、コの字型を描くように上から下へ拭いていきましょう。頑固な汚れがある場合は、こすって拭き取ります。

3. 仕上げに乾拭きする

最後に、乾いた雑巾やタオルでコの字に乾拭きすれば、窓ガラスの掃除は完了です。拭き跡が気になる場合は、雑巾やタオルの代わりに「スクイージー」と呼ばれるワイパーを使うのがおすすめです。スクイージーが水気をしっかり切って下に落としてくれるので、拭き跡が気になりません。 下に水気がたまっている場合は、後から拭き取りましょう。

窓の外側が汚れる原因は土や砂、雨の水アカ

窓

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次に、外側の汚れについてご紹介します。外側の汚れは、土や砂、花粉や雨の水アカなどが原因です。土や砂、花粉などが雨と混ざり、窓ガラスに付着してしまいます。特に、梅雨などで窓ガラスが長時間濡れる場合、汚れが付きやすくなり、カビが生えることも。雨の水滴が水アカとなって残ってしまった場合は、そのまま放置すると落ちにくくなります。また、窓ガラスが道路に面している場合は、排気ガスで黒く汚れてしまうこともあります。

窓の外側の汚れを取る掃除方法

窓をスポンジで掃除する様子

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土や砂、花粉と混ざった雨の水アカは、放置するほど落ちにくくなってしまうため、頑固な水アカになってしまわないよう定期的な拭き掃除が必要です。窓の外側を拭く際に、効果的な洗剤の種類と掃除方法についてご紹介します。

【窓の汚れ別】効果的な洗剤とは?

【水アカ汚れ】
窓の水アカには、酸性のクエン酸水を使った掃除方法がおすすめです。
水アカはカルシウムやマグネシウムなどの成分が固まったアルカリ性の汚れなので、酸性のクエン酸水を使うとうまく中和できます。

クエン酸水は、水100mlに対して小さじ1/2のクエン酸を混ぜて作成してください。スプレーボトルに入れると、掃除の際に使いやすいです。クエン酸には除菌効果もあるため、カビの胞子の除去にも役立ちます。

掃除方法は、窓の内側の掃除でご紹介したものと同様です。

網戸が汚れる原因とは?

窓のレール部分

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網戸が汚れる原因は、室内からのホコリや油汚れ、また室外からの砂や花粉が付着するなど2方面からの汚れが挙げられます。つい放置しがちな網戸ですが、汚れがたまると換気の効率が低下する上、汚れの混ざった空気が室内に入り込んでしまいます。家族の健康のために、正しい掃除方法を知って網戸をキレイに保ちましょう。

網戸掃除をする際に用意するものと、掃除方法

網戸を付けている窓

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網戸の掃除をするときに用意するものと、掃除方法をご紹介します。

用意するもの

・重曹水(100mlの水に重曹小さじ1杯を混ぜる)
・スプレーボトル
・スポンジ
・掃除機
・新聞紙
・雑巾(2枚)

掃除方法

道具の準備ができたら、いよいよ掃除です。網戸の掃除方法について見ていきましょう。

1. 汚れを取り、網戸全体に重曹水を吹きかける

まず、汚れが落ちたり重曹水がこぼれたりしてもいいように、床に新聞紙を敷きます。次に、網戸に付いた目立つ汚れを掃除機で吸い取ってください。汚れがある程度取れたら、網戸全体に重曹水を吹きかけて10分放置しましょう。時間を置くことで細かい汚れが浮き上がり、この後の掃除がしやすくなります。

2. 濡らしたスポンジで網戸全体をこする

放置し終えたら、濡らしたスポンジで網戸全体をこすり洗いします。汚れがポロポロと落ちてくるので、スポンジは必ず上から下へと動かしましょう。

3. 水で汚れを流して終了

こすり洗いが終わったら、水で汚れを流して完了です。網戸を外せる場合は直接水を流し、最後に乾いた雑巾で拭きます。網戸を外せない場合は、濡らした雑巾で拭いた後、乾いた雑巾で拭きあげましょう。四隅までしっかりと掃除すれば、見違えるようにキレイになります。ただし、拭き残しがあると、そこからまた汚れが付いてしまいます。必ず内側も外側もキレイに拭き上げましょう。

サッシが汚れる原因とは?

サッシを掃除する様子

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サッシが汚れる原因は、室内からのホコリや室外からの砂が溝にたまりやすく、汚れやすい場所であることが挙げられます。たまった汚れを放置してしまうと、雨や結露などの水分と混ざって粘土状に固まってしまうことも。窓の開閉がしづらくなるので、サッシも定期的に掃除をしておきましょう。

サッシ掃除をする際に用意するものと、掃除方法

コードレス掃除機

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サッシ掃除をするときに用意するものと、掃除方法をご紹介します。

用意するもの

・掃除機
・水
・雑巾(2枚)
・つまようじ、または使い古した歯ブラシ

サッシの隙間に汚れが詰まっていることもあるので、つまようじや使い古した歯ブラシがあると便利です。可能であれば、準備しておくとよいでしょう。

掃除方法

サッシの掃除は、網戸や窓ガラスの掃除が終わってから行いましょう。網戸や窓ガラスは上から下へと掃除していくため、先にサッシを掃除してしまうと、飛び散った汚れがサッシにたまり二度手間になる可能性があるからです。以下に、サッシの掃除方法についてご紹介します。

1. 掃除機でサッシの汚れを吸い取る

最初に、掃除機でサッシの目立つ汚れを吸い取ります。掃除機の前にサッシを水で濡らすと、汚れが粘土状に固まって溝に挟まるので注意が必要です。

2. サッシに水を流して汚れを流し出す

掃除機で目立つ汚れを取ったら、水で細かい汚れを流し出します。水を流す際、勢いが強すぎてサッシから水をあふれさせないよう注意しましょう。汚れが溝に挟まってしまった場合は、つまようじや使い古した歯ブラシなど、先が細いもので取り除きます。

3. 流れなかった汚れをタオルで拭き取る

水でも流れなかった汚れは、タオルで拭き取ります。他の細かい汚れも、つまようじや使い古した歯ブラシなどを使って丁寧に取り除きましょう。

4. サッシ全体を乾拭きする
網戸や窓ガラスと同じく、最後にサッシ全体を乾拭きします。拭き残しがあるとホコリや砂などがサッシに付きやすくなるため、しっかりと水分を拭き取りましょう。

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おわりに

窓ガラスは、内側と外側で付く汚れが異なります。また、網戸やサッシも汚れがたまりやすい部分です。汚れがたまると換気の効率が下がってしまったり、見栄えが悪くなってしまったりするので、定期的に窓の掃除を行いましょう。

しかし、高いところにある窓の掃除や、サッシにこびり付いたしつこい汚れなど、自分で掃除するのが難しい場合もあるでしょう。そのようなときには、プロのクリーニング業者に依頼するのがおすすめです。日々の換気をしっかり行うためにも、窓を定期的にキレイにしましょう。

  • この記事監修

    東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部

    東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部

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公開日:2021.7.6

最終更新日:2024.2.15

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