月曜日は柔らかい酸味で食欲進む中華の一汁一菜献立をご紹介します。10月に入りキリリとした酸味が欲しくなる夏から、どこか柔らかなものが恋しくなるようになってきましたね。
主菜は旬の鯖となすに黒酢あんを絡めていただきます。
鯖は週末に下味をしておきました。そろそろ味が染み渡ってきた頃です。片栗粉をまぶして揚げて、料理にカリッとした食感をプラスします。
なすは週末の下ごしらえで素揚げしておきました。揚げたてがおいしい鯖とは反対に、トロっとした食感で美味しくいただけます。なすは油と相性がいいので、素揚げすることで味わいが良くなり料理にコクや深みが加わります。たくさん作っておいて、味噌汁の具材にしたり、炒め物にしたりアレンジしてもいいですね。
一緒に添えるれんこんのかきたま中華スープの隠し味は、炒め醤油の香ばしい風味。難しい工程はありません。週末の下ごしらえで、れんこんとニンジンに醤油を加えて炒めるだけでOK。下ごしらえのひと工夫で、コクと風味が引き立つ美味しいスープに仕上がります。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「レンコンとニンジンを炒めたもの(冷蔵)」、「ナスを揚げたもの(冷蔵)」、「サバに下味をつけたもの(冷蔵)」の3つです。
「ナスを揚げたもの」と「サバに下味をつけたもの」は主菜の黒酢炒めの具材です。下ごしらえ済みなので後は炒め合わせるだけです。
「鯖となすの黒酢炒め」の材料(4人分)
サバに下味をつけたもの・・・全量
片栗粉・・・適量
ナスを揚げたもの・・・3本分
タマネギ・・・1/2コ
ニンニクの芽・・・100g
エリンギ・・・100g
揚げ油・・・適量
[A]
黒酢・・・大さじ2
水・・・1/2カップ
ショウガ(すりおろし)・・・小さじ1
砂糖・・・大さじ2
醤油・・・大さじ2
酒・・・大さじ1
鶏ガラスープの素・・・小さじ1/3
コショウ・・・適量
片栗粉・・・小さじ1
ゴマ油・・・適量
「れんこんのかきたま中華スープ」の材料(4人分)
レンコンとニンジンを炒めたもの・・・全量
[A]
水・・・3カップ
鶏ガラスープの素・・・小さじ1/2
酒・・・小さじ2
塩、コショウ・・各適量
卵・・・1コ
ガスコンロで同時調理に挑戦!
フライパンでは黒酢炒めを、片手鍋ではスープを作ります。
今日はフライパンで鯖を揚げる時に温度調節機能を、スープの加熱にはコンロ調理タイマーを使用しましょう。どちらもボタン1つで火加減や時間管理ができる便利機能です。設定温度や時間になるとピピッと音でお知らせしてくれるので安心してコンロに調理をお任せすることができますよ。毎日使える機能なので、もしご自宅のガスコンロに搭載されていればどんどん活用してくださいね。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
主菜の鯖となすの黒酢炒めでは、1つのフライパンで鯖を揚げる、具材を炒める、と2つの調理をこなします。
手早さが肝心なので、工程表でしっかりと作業手順を確認しておきましょう。
今日使用するすべて食材と調理器具をあらかじめキッチンの手に届く場所に揃えておけば、もっと時短で、もっと手早く調理が進みますよ。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
フライパン一つで作る「鯖となすの黒酢炒め」
旬の鯖となすに黒酢あんを絡めていただきます。まろやかな甘味や深いコクが特徴の黒酢を使えば、酸味が苦手な方でもおいしくいただけます。なすは素揚げにして外は香ばしく中はトロッと。鯖は片栗粉をまぶしてカリッと揚げましょう。ニンニクの芽とエリンギも加えて満足感いっぱいの一品に仕上げました。
香りを楽しむ「れんこんのかきたま中華スープ」
具材のれんこんとニンジンは、サラダ油で炒めてから醤油を加えて香ばしさを引き出します。いつもの鶏ガラベースのスープにちょっとしたアイデアをプラスするだけで印象が大きく変わります。スープに炒め醤油の味わいが加わると数倍もコク深く、風味豊かになりますよ。最後に溶き卵を流し入れて彩り良く仕上げましょう。