過ごしやすい日が続く10月。
火曜日は、白いご飯と相性抜群の一汁一菜献立で、食欲の秋を楽しみましょう。
ジューシー豚丼は、その名の通り甘辛く煮込んだ豚丼をつゆだくでいただきます。煮込み時間たった10分なのに、豚肉にたっぷりの煮汁が染み渡ってしっとりとジューシーに仕上がります。豚肉は必ず薄切りのバラ肉を使ってくださいね。甘い脂身をまとったバラ肉なら肉の繊維がほどけやすいのでたった10分で作ったと思えない仕上がりです。
丼の具材は2層にして味変しながらいただきましょう。週末に塩茹でしたホウレン草をゴマ油に絡めます。韓国料理のナムル風にすれば香ばしさが甘辛い豚肉の箸休め的な存在になります。
横に添える味噌汁にはグリル里芋と油揚げを加えます。
週末の下ごしらえでグリルしておいた里芋は濃厚な旨味がギュッと凝縮されて、ホクホク感が際立つ食感です。油揚げはカリッと香ばしく焼き上げましょう。いつもの味噌汁に食感と香ばしさのアクセントが加わり、味わいがぐんとアップします。
週末に下ごしらえしておいた食材は、実は月曜日と同じものを使用しています。同じ食材でもまったく違った料理に変わるので、ストック食材のアレンジの参考になりますね。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「ホウレン草を茹でたもの(冷蔵)」、「サトイモを焼いたもの(冷蔵)」の2つです。
「ホウレン草を茹でたもの」はゴマ油に絡めてから豚丼に使います。「サトイモを焼いたもの」は味噌汁の具材になります。どちらも冷蔵保存してあるので調理の前に取り出しましょう。
「ジューシー豚丼」の材料(4人分)
豚バラ肉(薄切り)・・・400g
ゴボウ・・・1/2本
タマネギ・・・1/2コ
ショウガ・・・10g
[A]
水・・・1と1/2カップ
めんつゆ(3倍濃縮タイプ)・・・大さじ6
砂糖・・・大さじ1
ホウレン草を茹でたもの・・・100g分
ゴマ油・・・適量
ご飯・・・適量
「里芋と油揚げの味噌汁」の材料(4人分)
サトイモを焼いたもの・・・3コ分
ニンジン・・・1/2本
油揚げ・・・1枚
[A]
水・・・3カップ
和風だしの素・・・小さじ1
味噌・・・約大さじ2
ガスコンロで同時調理に挑戦!
フライパンでは豚丼を、片手鍋では味噌汁を作り、グリルでは味噌汁の具材になる油揚げを焼きます。
通常、油揚げを調理する前はお湯に潜らせて油抜きをします。それには沢山の工程と、調理器具が必要になります。また、油抜きした後に油でべとべとになった調理器具を洗う手間まで残ります。最小限の工程と洗い物で済ませたいなら、グリルで加熱する方法がおすすめ。不要な油が落ちる上、カリッとした食感までも蘇りますよ。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
今日はまず、油揚げをグリルにセットしてから、材料のカットをします。
普段からグリルを使い慣れていない方は、グリル調理の工程はイメージしづらいものです。工程表を必ず確認してから調理を始めてくださいね。
使う食材と調理器具はキッチンの手に届く場所に揃えておきましょう。冷蔵庫とガスコンロの前を行ったり来たりする時間がなくなるので調理がもっと時短になりますよ。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
みんな大好き! 甘辛「ジューシー豚丼」
豚バラ肉をゴボウ、タマネギなどと一緒にコトコト煮込んで白いご飯にのせました。具材の旨味が溶け込んだ出汁をたっぷりかけて、つゆだくで召し上がれ。市販のめんゆつに砂糖をプラスした甘辛い味付けでご飯がすすみます。ジューシーな豚バラ肉に、ゴボウの独特な香りとたっぷりのショウガが味のアクセントになります。
グリルで香ばしく「里芋と油揚げの味噌汁」
それぞれの具材の個性を引き出して、いつものお味噌汁にメリハリをつけましょう。里芋はグリルで焼いて、ねっとり感とほっくり感を。甘味も凝縮されるので、そのまま食べても感動するおいしさです。油揚げはグリルでカリッと香ばしく焼きました。油抜きの必要がないので時短調理にもなり、一石二鳥ですね。