ここから本文です。

油性ペン・マーカー汚れの落とし方【肌・服・ガラス・金属・プラスチックなど】

「油性ペン、マーカー、油性のボールペンなどを使っていて、うっかり机や服についてしまった! 」なんて経験はありませんか? 小さいお子さんがいるご家庭では、壁や床に落書きされてしまうことも・・・。なかなか消えない【油性ペン汚れの落とし方】をご紹介します。

最終更新日:2023.6.6

目 次

油性ペン・マーカー汚れの落とし方

油性ペン

PIXTA

油性ペンは基本的に、「落ちない・消えない」ように作られた製品なので、落とすのが難しいもの。ただし、成分が油性の顔料とアルコール系の溶剤のため、油分やアルコールを含むアイテムで落とせる場合もあります。中には意外なアイテムで落とせることも!

では、どんな素材なら油性ペンのインク汚れを落とすことができるのでしょうか?

○油性ペンの汚れを落としやすいもの・・・ガラス、金属、手や皮膚など

○ある程度落とせるが、汚れが残ることがあるもの・・・プラスチック
※ ただし塩化ビニール・スチロール・ナイロン・ウレタンなど染まりやすい材質は、落ちにくいことがあります。

○油性ペンを落としにくいもの・・・衣類

では、それぞれの落とし方を詳しくご紹介します。

【手や顔】についた油性ペンの落とし方は石鹸洗い。急ぐときは○○で!

石鹸で手を洗う

PIXTA

手や顔など、肌や皮膚についてしまった油性インクは、手洗い用の石鹸とぬるま湯で洗えば落とすことができます。
手の皺や指紋の溝に入り込んだ落ちにくいインクも、時間が経つにつれだんだん落ちていきます。

落ちにくい時は、研磨剤が入ったものを使うことで、汚れを擦り落とす方法もあります。
台所で使う「クリームクレンザー」は、細かい研磨剤と界面活性剤が入っているので、石鹸よりも汚れが落ちやすくなるそうです。

ただし、この方法はお肌に負担がかかるので、肌が弱い方はご注意下さい。

【ガラス・金属・プラスチック】についた油性ペンの落とし方は「エタノール」を使う?!

エタノール

PIXTA

消毒などに使う「無水エタノール」で拭き取る方法もあります。
エタノールに含まれるアルコール成分が、油性ペンのアルコール成分と溶け合って拭き取りやすくなるそうです。

1. 無水エタノールを布に染み込ませます
2. 汚れた部分を拭きます
3. 布に汚れがつかなくなるまで繰り返します。

ただし、耐溶剤性の低いもの(スチロール、ナイロン、ウレタン等)、染まりやすいものは落ちにくいことがあります。
また、溶剤によって素材を傷めたり、強度が落ちることがありますので、必ず前もって目立たない部分で試すようにしてください。

【布・衣類】についた油性ペンの落とし方はクリーニング屋さんに相談!

クリーニング店

PIXTA

自分で行う方法は、衣類の生地によっては色が剥げたり溶け出したり、変色することがあります。また、完全に汚れが落ちない場合も。

もし衣類に油性ペンがついてしまったら、クリーニング店でドライクリーニングのしみ抜き指定をするのがおすすめです。その際、水洗いなどをせずにそのまま持っていく方が落ちやすいそうです。また、ペンの種類をきちんと伝えましょう。

おわりに

場所・素材別に、油性ペンの落とし方をご紹介しました。
時間が経つほど落ちにくくなるので、汚れてしまったらなるべく早めに対処しましょう。
落とすことができない素材もあるので、小さなお子さんがいるご家庭では、油性ペンは手の届かない場所に保管するなど気をつけてくださいね。

あわせて読みたい

SNSでこの記事をシェア
FacebookX(旧Twitter)LinenotePinterest

コピーされました

公開日:2017.6.30

最終更新日:2023.6.6

※この記事に含まれる情報の利用は、お客様の責任において行ってください。
本記事の情報は記事公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
詳しくは、「サイトのご利用について」をご覧下さい。

同じカテゴリの記事

広告)水とでんきの駆けつけサービス 新規加入キャンペーン
広告)おうちの機器なら東京ガスの機器交換におまかせ!

お気に入り追加

追加した記事は、お気に入り一覧でご確認いただけます。