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知っておきたい非常食の備え方 〜注目の日常備蓄や災育について〜

地震や台風など様々な災害が発生する日本。日頃から備えておかないと、いざという時に大切な家族を守ることは困難になります。特に心身に影響を与えるものが食事です。知っておきたい非常食の備え方や子どもと一緒に楽しみながらできる災育の方法などを分かりやすくご紹介します。

「台風」や「集中豪雨」を不安に思う人が5年で約2倍に

日頃から不安に思うこと<2014年と2018年の比較>
東京ガス都市生活研究所「非常食に関する意識と実態」(2018年12月)
東京ガス都市生活研究所の調査によると、「台風」や「集中豪雨」を不安に思う人が2014年から2018年の5年間で約2倍に増加しています。

新聞やニュースでも日常的に目につく回数が増えていると感じている人も多いのではないでしょうか。社会全体として災害に対する危機感が年々高まっていると言えるかもしれません。

災害への不安を感じている人は、女性の方が多い

女性の方が不安に感じている
東京ガス都市生活研究所「非常食に関する意識と実態」(2018年12月)
災害への不安を感じている人を性年代別に見てみると、女性の方が不安に感じていることが分かります。

各家庭では女性が先導して災害への備えを進めているのかもしれません。

7割以上の人が水や食料を備蓄しているが、若年層の非常食の備蓄率は低い

7割以上の人が備蓄
東京ガス都市生活研究所「非常食に関する意識と実態」(2018年12月)
7割以上の人が、非常用に水や食料(非常食など)を備蓄しています。
備蓄しているものはない人の割合
東京ガス都市生活研究所「非常食に関する意識と実態」(2018年12月)
しかし、備蓄しているものは何もないと答えた20代は45%、30代は30%と、他の年代に比べて2〜3倍の割合の人が非常時に備えていないことが分かりました。

いつ誰が災害の被害に遭ってもおかしくない昨今。子どもの頃から災害への意識を高めていく必要があるのかもしれません。

非常食の見直しを忘れる人、賞味期限切れにする人も多い

非常食の見直しを忘れてしまう人の割合
東京ガス都市生活研究所「非常食に関する意識と実態」(2018年12月)
非常食を備蓄している人は多いことが分かりました。しかし、非常食の見直しを忘れてしまう人や、非常食の賞味期限が切れていたことがある人の割合はそれぞれ約5割~6割。非常食の備え方に課題を抱えてる人が多いと分かります。

注目の非常食の備え方「ローリングストック(日常備蓄)」

ローリングストックについての質問
東京ガス都市生活研究所「非常食に関する意識と実態」(2018年12月)
関心が高まっている「ローリングストック(日常備蓄)」という言葉をご存知でしょうか。
調査によると「知っている」と答えた人は約3割に留まりましたが、言葉の意味を説明したあとに行いたいかを聞いたところ、実践中+実践意向がある人は7割以上と、高い関心を得ている「非常食の備え方」です。

「ローリングストック」とは、普段から少し多めに食材や加工品を買い備えておき、日常の暮らしの中で消費したら、その分だけ買い足し、常に一定量を備蓄することを言います。

「ローリングストック(日常備蓄)」のメリット4つ

エプロンをつけた人
PIXTA
「ローリングストック」のメリットには4つあります。

1. 色々な食品を選べる
  賞味期限が3年や5年の長期間保つ食材ですと、種類が限られてきます。
  日常生活で一定量保つ備え方なら、賞味期限がそこまで長くない食材も
  非常食として備蓄することができます。

2. 賞味期限切れ、廃棄を防げる
  非常食でよくある賞味期限切れによる廃棄。もったいないですよね。
  日常生活で消費する食材なら、賞味期限切れによる廃棄を減らせます。

3. 自分や家族が食べ慣れたものにできる
  普段の食事でも消費する食材を非常食として備蓄するので、自分や家族の口に
  合う合わないを日々確認することができます。我慢して食べる非常食ではなく
  食べ慣れた食材を非常食にできれば、心も健康に保てるのではないでしょうか。

4. 備蓄場所を忘れない
  非常食を備蓄した場所を忘れてしまったことはありませんか?
  日常の暮らしの中で食材を使うことで、家族みんなで備蓄場所を確認できます。

子ども一緒に楽しみながらできる災育方法「サバイバルナイト」

ヘルメットをかぶる親子
PIXTA
賞味期限切れになりがちな非常食。それを防ぐ方法でもある「ローリングストック」。
備蓄した食料を、美味しく楽しく食べながら、災害対応を学ぶ「サバイバルナイト」をご紹介します。

備蓄している非常食を普段の食事で消費する際に、災害時を想定して次の4つのサバイバル方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

1. 限られた水やエネルギーで調理する
2. ラップを使用して洗い物を出さない工夫をする
3. 庭や家の中にテントを張って中で食事をする
4. ランタンの灯りで食事をする

これなら子どもと一緒に楽しく災害対応を学ぶ「災育」に取り組めそうです。

おわりに

いつ誰に襲いかかるか分からない災害。大切な家族を守るためにも日頃から備えておくことが重要です。特に大事な非常食の備え方を、一度家族みんなで話し合ってみてはいかがでしょうか。

2019年09月16日

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