週末まで最後のひと踏ん張り、木曜日は酸味を効かせた疲労回復&食欲増進献立で乗り切りましょう。
メインの重ね蒸しでは、下ごしらえしておいた塩豚が中華風の味付けに変わって再度登場します。かぼちゃは大きくて使い切れない、レシピのレパートリーが少なくて出番があまりない、という方には蒸して使うのがおすすめですよ。蒸してほっくりとさせると味が染み込みやすいので、たれと一緒にいただけばおいしさ倍増です!
かきたま汁には水だししておいた昆布出汁にカツオ節を合わせます。時間のかかる昆布出汁は前日に下ごしらえしておいて、香りを大切にしたいカツオ節を食べる直前に合わせて出汁をとることで、旨味も香りも生かした出汁になりますね。手軽だけれども繊細な出汁に、トマトと溶き卵を入れれば赤と黄色で目にも鮮やかな椀物の出来上がりです。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今日の献立では、週末に下ごしらえしておいた「塩豚」を使います。
「昆布の水だし」は、前日夜に保存用ポットに3.5カップの水を入れ、そこに出汁用昆布14gを浸けて冷蔵庫に保存しておきましょう。
たくさん下ごしらえしておいた「塩豚」も今日で使い切ります。冷蔵庫や冷凍庫に保存しておいた下ごしらえ食材も、あと1日ですべて使い切ってしまいますよ。
「塩豚とカボチャの重ね蒸し」の材料(4人分)
塩豚・・・1本(300g)分
カボチャ・・・400g
インゲン・・・100g
[A]
酒・・・大さじ1
水・・・大さじ1~2
[酢醤油ダレ]
砂糖・・・大さじ1/2
酢・・・大さじ1/2
醤油・・・大さじ1/2
ゴマ油・・・大さじ1/2
炒りゴマ(白・・・大さじ1/2
コショウ、山椒など・・・適宜
「トマトのかきたま汁」の材料(4人分)
昆布の水だし・・・1回分
カツオ節・・・12g
トマト・・・1コ
卵・・・1コ
塩・・・小さじ1/2
醤油・・・少々
万能ネギ小口切り・・・大さじ4~6
ガスコンロで同時調理に挑戦!
フライパンを上手に使って、蒸し料理を作ります。フライパンのふたはガラス製のものなら、蒸している最中も中の様子が確認できて安心ですね。
蒸している時間にかきたま汁を作ってしまえば、調理時間の上手な節約になります。ガスコンロのタイマー機能を使って蒸し時間や煮る時間をセットしておけば、15分という短い調理でも失敗せずに料理ができますよ。ぜひ活用してみてくださいね!
工程表を確認しながら作ってみましょう!
同時調理の進行を工程表で見てみましょう。特に蒸し料理は加熱中にいろいろな作業ができますよ。このタイミングを事前に頭に入れておけば料理の効率があがります!
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
下ごしらえしてあるので、短時間で料理が出来上がります。
あとは、食卓へ運んで、アツアツのうちに召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
酢醤油ダレの「塩豚とカボチャの重ね蒸し」
食材を重ねて蒸すだけのお手軽レシピですが、最小限の水分で蒸すと、お肉と野菜の旨味と栄養素が逃げずに味が凝縮します。油を使わずに蒸すから塩豚の脂身もしつこくなくて、おいしくいただけますね。一緒に野菜もとれてヘルシーな一品です。
旨みたっぷり!「トマトのかきたま汁」
昆布とカツオ節の香りがかきたま汁の屋台骨。塩と醤油だけのシンプルな味付けでも、出汁の旨味が濃いのでしっかりとおいしく仕上がります。たった15分でつくったとは思えないほど手の込んだ味です。具材に入ったトマトの酸味がやさしく広がり、溶き卵が食べ応えをプラスしてくれます。