火曜には、涼しくなってくると無性に恋しくなる、クリーム系の料理をメインにした一汁一菜献立をご紹介します。
メイン料理には、グリルで濃厚な旨味と甘味を閉じ込めたかぼちゃとベーコンのクリーミーパスタを作ります。
グリルと言えば、魚を焼くばかりだと思っていませんか?
スイッチを入れれば、たちまち300℃以上の高温になるグリル。実は、ご家庭にある熱源の中でもトップレベルのパワフルな熱源です。その力を利用して根菜などをグリルすれば、程よく水分が抜けてほくほく感と香ばしさを楽しめる仕上がりになります。
週末の下ごしらえでは、使い方にもう一工夫して蒸し焼きにトライ!
かぼちゃをアルミホイルに包んでグリルします。そうすることでアルミホイルが中の水分を閉じ込めて蒸し焼き状態に。高温で加熱するので時短になる上に、調理器具も少なくてすむので片付けもラクラクです。
濃厚なパスタにはシンプルだけどコク深いツナとオニオンのコンソメスープを合わせましょう。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今日使う下ごしらえ食材は「カボチャをマッシュしたもの(冷凍)」、「パスタ用野菜とベーコン(冷凍)」、「万能ネギを小口切りにしたもの(冷蔵)」の3つです。
「カボチャをマッシュしたもの」は使用する日の朝に冷蔵庫へ移動しましょう。 「パスタ用野菜とベーコン」は冷凍のまま使用します。
「かぼちゃとベーコンのクリーミーパスタ」の材料(4人分)
カボチャをマッシュしたもの・・・250g
パスタ用野菜とベーコン・・・全量
サラダ油・・・大さじ1
ショートパスタ(ペンネなど)・・・250g
[A]
牛乳・・・1カップ~
生クリーム・・・1/2カップ
粉チーズ・・・大さじ2
塩・・・適量
コショウ(白)・・・適量
パセリ(ドライ)・・・適量
「ツナとオニオンのコンソメスープ」の材料(4人分)
ツナ缶(ノンオイルタイプ)・・・小1缶(約90g)
タマネギ・・・1/2コ
オリーブ油・・・適量
[A]
水・・・3カップ
ブイヨン(固形)・・・1コ
酒・・・大さじ1
塩、コショウ・・・各適量
万能ネギを小口切りにしたもの・・・適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
今回は3つの熱源をフル活用します。ショートパスタの茹で鍋、パスタソースにはフライパン、スープには小鍋を使います。
ショートパスタは6分前後の早茹でタイプが時短調理にぴったりです。商品の表示に合わせて茹で時間は調整しましょう。ほとんど鍋は動かさないので、ご自宅のガスコンロが3口タイプなら一番奥の熱源を使えば調理の邪魔になりません。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
まず最初にショートパスタを茹でるためのお湯を沸かします。パスタを茹でている間に、パスタソースやスープを作りましょう。
今回の献立では3つの熱源を使いますので、いつもより作業が複雑になってます。必ず調理の手順を工程表で確認してくださいね。
すべての材料をキッチンに揃えたら調理開始です!
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理が出来上がります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
「かぼちゃとベーコンのクリーミーパスタ」
涼しくなると食べたくなる、クリーム系ソースのパスタです。グリルで蒸し焼きにして旨味と甘味が凝縮したかぼちゃを主役に、炒めベーコン、タマネギ、エリンギが脇を固めます。そこに濃厚な乳製品のコクが加われば、おいしいと言われること間違いありません。特別な食材を使わなくても絶品パスタが出来上がりますよ。
お手軽!「ツナとオニオンのコンソメスープ」
ツナ缶はノンオイルタイプを選びましょう。ツナの旨味が溶け出した汁は捨てません。汁ごとオリーブ油で汁気が飛ぶまで炒めると、ツナに汁の旨味が戻り、香ばしい香りがプラスされます。シンプルな味付けですが、炒めタマネギの甘味とツナの魚介系の旨味の両方のおいしさがひとつにまとまり、コク深いスープになります。