週も後半戦、木曜日は家庭料理の定番を秋の香りを感じる一汁一菜献立に仕立てました。
秋の新米が嬉しい季節です。炊きたてツヤツヤの白いご飯は胸が躍りますね。でも、残っている古米も炊き方を工夫したり、炊き込みご飯にしたりすれば、まだまだおいしくいただけます! 秋の味覚の旨味たっぷりの炊き込みご飯なんていいですね。とはいえ、なにかと用事が立て込んでいる平日は作る時間がない・・・という方へ。具材と調味料を混ぜるだけの、混ぜご飯レシピをご紹介します。
炊き込みご飯は具材と調味料を入れて炊くので、味が濃すぎた、お米がベチャベチャしてしまった、などの失敗をよく聞きます。混ぜご飯なら、味の濃さを調節しながら作れますし、食べたい分だけ作れるのも魅力です。冷凍ストックしておいたご飯を活用してもいいですね!
具材には、秋の味覚の代表格きのこと、ピリリとした辛みと爽やかな香りのショウガを使います。手軽に旬の味を楽しみましょう。
一緒にいただく豚汁は季節の根菜が5種類も入ってボリューム満点です。週末に下ごしらえしておいた茹で豚は茹で汁まで余すところまで使い切ります。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
使用する下ごしらえ食材は「茹で豚(冷凍)」、「冷凍キノコ2種(冷凍)」、「万能ネギを小口切りにしたもの(冷蔵)」の3つです。
「茹で豚」は当日の朝に冷蔵庫へ移動させましょう。「冷凍キノコ2種」は解凍せずそのまま使います。
きのこは冷凍することで旨味成分がアップします。安くなった時にたくさん購入して冷凍しておけば、お財布にも優しいので一石二鳥ですね。
「きのことショウガの混ぜごはん」の材料(4人分)
冷凍キノコ2種・・・全量
ご飯(温かいもの)・・・600g
[A]
塩・・・ひとつまみ
酒・・・大さじ2
醤油・・・大さじ2
ショウガ(せん切り)・・・20g
万能ネギを小口切りにしたもの・・・適量
「秋野菜たっぷり豚汁」の材料(4人分)
茹で豚・・・300g
タマネギ・・・1/2コ
ダイコン・・・150g
ニンジン・・・1/2本
サツマイモ・・・1本(約160g)
レンコン・・・150g
サラダ油・・・適量
茹で豚の茹で汁+水・・・4カップ
味噌・・・約大さじ3
七味唐辛子・・・適宜
ガスコンロで同時調理に挑戦!
混ぜご飯の具材になるきのこはグリルで蒸し焼きにします。豚汁には小鍋を使います。
15分で献立を仕上げるために、冷凍ストックしておいたご飯を使って混ぜご飯を作ってもいいですね。ご飯を炊く場合は、ガスコンロでお鍋を使って直火で炊けば、蒸らし時間を入れても約30分でおいしいご飯を炊き上げることができます。自動炊飯機能があれば、スイッチ一つで手間なく炊くこともできますよ。ぜひ試してみてくださいね。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
工程表を見てみると、今回はとてもシンプルな流れですね。
まずは、根菜を切る作業がたくさん出てくる豚汁から先に調理します。最初の5分で煮込みまで一気に調理していきましょう。
ひと段落したら混ぜごはんの具材になるきのこをグリルで蒸し焼きにします。
すべての材料を揃えたら調理開始です!
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理が出来上がります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
お手軽!「きのことショウガの混ぜご飯」
ご飯に具材を混ぜるだけの手軽なレシピです。冷凍しておいたご飯を使えば炊飯時間を気にせずに、すぐに調理することができますね。きのこはグリルで調味料と一緒に蒸し焼きにすれば出汁が調味料に移り、蒸し汁に旨味が増します。ショウガと味の染み込んだきのこ、蒸し汁ごとムラなくごはんに混ぜましょう。
茹で豚で作る「秋野菜たっぷり豚汁」
週末に下ごしらえしておいた茹で豚と、季節の根菜を5種類も入れた豚汁です。野菜は少し長めに炒めて、甘味を引き出してから煮込みます。茹で豚は茹で汁まで使い切ります。おいしい豚肉の出汁が溶け出している茹で汁は残さず使いましょう! スープに加えれば旨味がアップしますよ。お好みで七味唐辛子を振り入れます。