そろそろ年末の準備に追われる頃ですね。
慌ただしい一週間の始まりです。月曜日は家庭料理の大人気メニューを主役にした中華の一汁一菜献立です。
ギョーザは焼きたてが一番! パリパリとした皮からジューシーな肉汁が溢れてきてご飯がどんどん進みます。おうちギョーザにはそれぞれの家庭の味があり、お店で食べるものとは違ったおいしさがありますよね。けれど種を作って、皮に包んで、焼いてという工程を必要とするギョーザは、余裕のある休日の料理だと思っていませんか?
今回は15分でも包みたて、焼きたてが作れる方法をご紹介します。時短のアイデアが詰まっていますよ。
ギョーザ種は週末の下ごしらえの際に作っておきます。寝かせておいたギョーザ種は保存袋の端をハサミで切って、皮に絞り出せば手を汚さずに包むことができます。ボウルやヘラなどの調理器具は使いません。
さらに、包み方にも一工夫して、棒状に包みます。初めての方でも失敗しない形なので、ひとつできればテンポ良く作っていくことができます。とても簡単にできるので、ぜひおうちギョーザのバリエーションに加えてほしい包み方です。豆もやしの豆乳スープを合わせて、今日は家族でギョーザパーティーを楽しみましょう。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
使用する下ごしらえ食材は「スープ用野菜(冷蔵)」、「ギョーザ種(冷蔵)」の2つです。
「スープ用野菜」はニンジン、シイタケ、万能ネギを切っておきました。
「ギョーザ種」は材料を袋に入れて揉み込み、そのまま保存してあります。使う時も、袋の角を1か所ハサミで切り落としてギョーザの皮に絞り出すだけ。手を汚さない便利な使い方ですね。
「シソ香る棒ギョーザ」の材料(4人分)
ギョーザ種・・・全量
ギョーザの皮(大判)・・・20枚
サラダ油・・・適量
水・・・約1/4カップ
ゴマ油・・・適量
レタス・・・適量
ポン酢醤油・・・適宜
「豆もやしの豆乳スープ」の材料(4人分)
豆モヤシ・・・1袋(200g)
スープ用野菜・・・全量
ゴマ油・・・適量
[A]
水・・・2と1/2カップ
鶏ガラスープの素・・・小さじ2
ショウガ(すりおろし)・・・1片分
豆乳・・・1カップ
塩、コショウ・・・各適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
ギョーザにはフライパン、スープにはお鍋を使用します。
キョーザはコンロの温度調節機能で180℃に設定すれば、きれいな焼き色をつけることができます。また、高温で一気に加熱するので皮はパリパリ、中はジューシーに仕上がります。常に一定の温度をキープしてくれるこの機能は、ガス火なのにホットプレート感覚で気軽に使えて便利です。もしご自宅のコンロに温度調節機能が搭載されていれば、ぜひ活用してみてくださいね。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
調理器具や食材、調味料をすべてキッチンに用意できたら、工程表を確認しましょう。
今回はスープを加熱してタイマーを8分にセットしたら、ギョーザ作りに取り掛かります。
全体の段取りをあらかじめ頭に入れておけば、効率良く手が進むので、あっという間に一汁一菜献立が出来上がりますよ。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理が出来上がります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
包まない! お手軽「シソ香る棒ギョーザ」
青ジソの爽やかな香りが食欲をそそるギョーザです。15分で作る時短のコツは週末に仕込んでおいた種と、ギョーザの形。半円状でヒダをつけた包み方ではなく、棒状にすることで、特別な技術がなくても簡単に包むことができます。包みたてのギョーザは皮がパリッと焼きあがり、食感は格別ですよ。
食感が楽しい!「豆もやしの豆乳スープ」
食感と風味が特徴の豆もやし使ってスープを作りました。豆もやし、ニンジン、シイタケなどの具材は最初にゴマ油で炒めてから煮込みます。鶏ガラをベースに、ショウガと野菜の旨味が溶け込んだスープには、豆乳が好相性です。豆乳のまろやかな風味に豆もやしのシャキシャキとした食感がアクセントになります。