6月に入り、夏の気配がし始めましたね。
今月最初の月曜日は初夏らしい爽やかな一汁一菜献立をご紹介します。
週末の下ごしらえでしっとり柔らかく茹で上げた鶏モモ肉は食べやすい大きさにスライスしてどんぶりに仕立てます。ポン酢醤油に万能ネギの小口切りをたっぷりと入れた香味ダレをかけていただきましょう。
万能ネギは買ったらすぐにカットして保存容器にストックしておくと便利ですよ。冷蔵庫からサッと取り出すだけなので、手軽に料理に彩りを添えられます。
茹で鶏は週末の下ごしらえでたくさん作ってストックしておきました。茹で鶏はアレンジレシピが豊富なのが魅力です。香味ダレをかけて主菜に、細く割いてバンバンジーサラダにも、スープの具材に加えて食べ応えをアップさせてもいいですね。茹で汁につけて保存しておけばしっとり感が損なわれないのでいつでもおいしくいただけます。鶏の旨味が溶け出した茹で汁は捨てずに、スープに変えれば出汁を取らずに簡単に本格的なスープが作れます。茹で汁まで余すところなくいただけるのでおすすめです。
どんぶりの横にニラとエノキ茸の食感が引き立つ中華風スープを並べて、召し上がれ!
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「万能ネギを小口切りにしたもの(冷蔵)」と「茹で鶏(冷蔵)」の2つです。
「万能ネギを小口切りにしたもの」は茹で鶏丼の香味ダレに使います。
「茹で鶏」はどんぶりのメインになります。鶏モモ肉は香味野菜と一緒に茹でて、茹で汁ごと保存容器に入れて冷蔵庫で寝かせておきました。月曜日分と水曜日分がありますので、その中から2枚を取り出して今日の料理に使いましょう。
「やわらか茹で鶏丼」の材料(4人分)
茹で鶏・・・2枚分
豆モヤシ・・・1袋(約200g)
塩・・・適量
ゴマ油・・・適量
[香味ダレ]
ポン酢醤油・・・大さじ4
ショウガ(すりおろし)・・・小さじ2
ニンニク(すりおろし)・・・少々
ゴマ油・・小さじ1
万能ネギを小口切りにしたもの・・・20g
トマト・・・1コ
キュウリ・・・1本
ご飯・・・適量
「豆腐とニラのスープ」の材料(4人分)
木綿豆腐・・・200g
ニラ・・・1束
エノキ茸・・・1/2袋
サラダ油・・適量
[A]
水・・・3カップ
鶏ガラスープの素・・・小さじ1
酒・・・大さじ1
醤油・・・小さじ1
塩、コショウ・・・各適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
手前のコンロで茹で鶏とスープを、奥のコンロで豆モヤシを茹でます。
今回の献立では同時に3つのコンロを使うのでどんな調理器具が必要か、あらかじめ道具を用意しておくといいでしょう。豆モヤシを茹でるためのお湯を沸かすにも適量がわかっていれば、最小限のお湯の量で調理することができますね。ガスコンロの様子を確認して、ご自宅にある調理器具に一番近いものを選びましょう。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
時短調理の肝は段取りです。
今日は豆モヤシを茹でるためのお湯を沸かすところから始めます。お湯を沸かしている間に野菜をカットしましょう。
工程表があれば、茹でながら切る、切りながら煮込むなど同時進行で料理ができるようになります。また、次に何をするかがわかっていれば調理の手もスムーズに動かすことができます。
使用するすべての食材と調理道具は事前にキッチンに揃えておいてください。必要なものをすぐに手に取れれば、さらに調理がスピードアップします。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでできたてを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
たっぷり野菜と一緒に!「やわらか茹で鶏丼」
茹で鶏とトマト、シャキシャキ食感のキュウリと豆モヤシを盛り付けて、初夏らしい爽やかな仕上がりのどんぶりです。しっとりやわらかく茹で上げた鶏モモ肉は、食べ応えがあるのに余分な脂が落ちているのでさっぱりといただけます。酸味の効いたポン酢醤油にネギなどの香味野菜をたっぷり加えたタレをまわしかけて召し上がれ。
食感と風味を楽しむ「豆腐とニラのスープ」
ニラとエノキ茸の食感が引き立つ、簡単な中華風スープです。鶏ガラスープベースに醤油を加えてシンプルにいただきましょう。木綿豆腐は油で炒めて香ばしさをプラスします。炒めながら崩していけば包丁でカットする手間が省けますね。断面から味が染み込みやすくなるので、時短でも料理の仕上がりがワンランクアップしますよ。