水曜は、火照った夏の体をクールダウンさせてくれる一汁一菜献立はいかがでしょうか。
夏は涼し気な料理が食卓に並ぶと家族が喜んでくれますね。けれど、料理とは反対に意外と体力を消耗するのがキッチンでの作業です。エアコンの届かないキッチンでは、汗だくになりながら調理をしている、という方も多いのではないでしょうか。今日の献立に使う熱源はコンロ1口とグリルだけです。これなら、快適に調理ができそうですね。
主菜の冷やしうどんの具材となる豚肉となすは週末に下ごしらえしておきました。
なすをグリルで焼く時は、皮目に浅く包丁目を入れましょう。そうすることで、破裂を防いで、焼いた後に皮が剝きやすくなります。グリルで香ばしく焼いたなすは、皮を剥いて調味しておきました。下味をしっかり含んで、なすのおいしさがワンランクアップしています。
また、豚しゃぶの豚肉は、食品トレーから外して、使いやすいように広げて冷凍しておきました。ほんのちょっとの手間ですが、こうしておくことですぐに作業に取り掛かれますね。
一緒に、ゴマ油をからめてグリルで香ばしく焼いた豆腐と、シャキシャキの豆苗を和えたサラダを添えていただきましょう。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「焼きナス(冷蔵)」と「豚肉(冷凍)」の2つです。
主菜のしゃぶしゃぶに加える「焼きナス」は保存容器から出したらすぐに食べられるところまで下ごしらえしておきましたね。今日は盛り付けるだけでOKです。
「豚肉」は使用する日の朝に冷凍庫から冷蔵庫へ移動させて、半解凍しておきましょう。
「豚しゃぶと焼きなすの冷やしうどん」の材料(4人分)
豚肉・・・全量
酒、塩・・・各適量
焼きナス・・・全量
青ジソ・・・10枚
うどん(冷凍)・・・4玉
[A]
梅肉・・・40g
みりん・・・大さじ1
オリーブ油・・・大さじ1
[B]
白だし・・・大さじ3
水・・・1カップ
「豆苗と豆腐のサラダ」の材料(4人分)
木綿豆腐・・・1丁(約350g)
ゴマ油・・・適量
豆苗・・・1パック
キュウリ・・・2本
[A]
すりゴマ(白)・・・大さじ2
醤油・・・大さじ2
砂糖・・・小さじ2
ゴマ油・・・大さじ2
ニンニク(すりおろし)・・・少々
刻みのり・・・適量
ガスコンロで同時調理に挑戦!
両手鍋では豚しゃぶを、グリルでは豆腐を焼きます。
豆腐をグリルで焼いたことがある方は少ないかもしれません。手順はとってもシンプルなのでぜひ試してみてくださいね。コツは水分量が少ない木綿豆腐を使うことと、高火力のグリルを使うこと。両面水なしグリルなら表と裏を返す手間もないのでグリルにセットして5分でできあがります。ちょっとアレンジして味噌をのせれば、あっという間にお酒のつまみに変身しますよ。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
まずはしゃぶしゃぶ用のお湯を沸かします。
普段の調理では気付かないことが多いですが、お湯が沸くまでには思った以上の時間がかかります。15分で一汁一菜献立を作るには、お湯を沸かす時間もしっかりと計算に入れておきたいですね。工程表があれば、無理なく15分で完成させることができますよ。
慌ただしい調理中は、必要な食材と調理道具が手の届く場所に準備してあるととても便利です。調理を始める前に、今日使用するすべての食材と調理道具をキッチンに揃えておきましょう。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでできたてを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
夏の味「豚しゃぶと焼きなすの冷やしうどん」
キーンと冷えた焼きなすと豚しゃぶが夏の食卓にぴったりですね。さっぱりとしているのにボリュームたっぷりなので、満足感もいっぱいです。市販の冷凍うどんなら1分程度で茹で上がるので時短調理との相性抜群です。ほんのりと甘くみりんで調味した梅ダレを回しかけて、爽やかな香りの青じそを散らしていただきましょう。
グリルでひと手間!「豆苗と豆腐のサラダ」
ゴマ油を絡めてグリルした木綿豆腐が味のアクセントです。豆腐は手で崩しながら、シャキシャキとした食感のキュウリ・豆苗と一緒にざっくりと混ぜ合わせます。ドレッシングは白ゴマとゴマ油、刻みのりの風味をプラスしてナムル風に仕立てました。ガツンとパワフルなすりおろしニンニクをプラスします。お箸が止まりませんよ!