水曜日はおうちでカフェ気分を味わえる一汁一菜献立をご紹介します。
今日のメインは、週末に下ごしらえしておいたきのこのソフリットを使ったパスタです。きのこのソフリットと茹で立てパスタを和えるだけの簡単レシピですが、旬のきのこの旨味や香りをギュッと詰まった絶品パスタに仕上がります。少ない材料で手軽にパパっと作れるので、ぜひ覚えておきたいレシピです。
ソフリットはイタリア料理には欠かせない、野菜の甘みと香りを凝縮させた旨味のベースです。主にパスタソースや煮込み料理の隠し味に使われます。香味野菜を使うのが定番ですが、今回はマッシュルーム、シメジ、シイタケをたっぷりのオリーブ油と炒めて作りました。食材の旨味が凝縮しているので、ちょっと味に深みがない時に少し加えるだけで、コクや旨味をプラスすることができます。一週間程度は保存できるので、多めに作ってストックしておけば便利に使うことができますね。
一緒にいただくサラダには、蒸し焼きにした鶏ササミ肉を使います。
鶏肉はグリルで蒸し焼きにします。「グリルで蒸し物?」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、グリルなら短時間で美味しく仕上げることができます。今日は、アルミホイルで鶏ササミ肉と塩・酒をしっかり包みます。すると小さな蒸し器のできあがり。しっかり口を閉じて包むことで水分を逃さず、最小限の水分でしっとりジューシーに蒸し上げることができます。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「きのこのソフリット(冷蔵)」、「鶏ササミ肉(冷凍)」の2つです。
「鶏ササミ肉(冷凍)」は使用する日の朝に冷蔵庫へ移しておきましょう。
「たっぷりきのこのスパゲティ」の材料(4人分)
きのこのソフリット・・・300g分
スパゲティ・・・280g
塩・・・適量
茹で汁・・・1/2カップ
粉チーズ・・・大さじ2
黒コショウ・・・適量
パセリ・・・適量
「蒸し鶏とアボカドのサラダ」の材料(4人分)
鶏ササミ肉・・・全量
塩・・・2つまみ
酒・・・大さじ1
卵・・・2コ
アボカド・・・1コ
ミニトマト・・・8コ
[A]
粒マスタード・・・大さじ1
ハチミツ・・・大さじ1
レモン汁・・・大さじ1
塩・・・ひとつまみ
コショウ・・・適量
オリーブ油・・・大さじ1と1/2
ガスコンロで同時調理に挑戦!
鍋ではパスタを茹で、もうひとつの鍋で茹で卵を作ります。グリルではサラダ用の蒸し鶏を作ります。
今日はワンランク上のグリルの活用方法をご紹介します。グリルは魚を焼くだけのものではありません。食材をアルミホイルで包んで加熱すれば、蒸し料理もお手のもの。仕上がりは時間で管理すると失敗なく調理できますよ。ご自宅のガスコンロにグリルタイマー機能が搭載されていれば、ぜひ試してみてください。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
茹で卵、パスタの茹で、パスタソースの加熱、グリルで蒸し鶏を作る。今日の献立は加熱のタイミングが重要です。それぞれの調理の順番を間違えると15分では料理ができませんので、工程表をしっかりと確認しましょう。
使用するすべての食材と調理道具はキッチンに揃えるとスムーズに調理の手が進みますよ。準備が整ったら調理を始めましょう。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んで召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
秋に食べたい!「たっぷりきのこのスパゲティ」
ストックしておけばいろいろな料理に展開しやすいきのこのソフリット。たっぷりのオリーブ油で揚げ炒めにしたきのこは旨味と香りが凝縮しています。これさえあれば、パスタを茹でて和えるだけ。手間暇かけたような仕上がりですが、とても手軽な一品です。粉チーズをプラスすればコクのある味わいに。
鶏ささみでヘルシー「蒸し鶏とアボカドのサラダ」
グリルの意外な活用方法で鶏ササミを蒸し上げます。作り方はとっても簡単。塩と酒を振った鶏肉をアルミホイルで包んでグリルに入れるだけ。グリルの高火力でしっとりジューシーに仕上がります。脂肪分が少なくてさっぱりとした鶏ササミですが、アボカド、茹で卵と一緒に和えればボリューム満点サラダに変身します。