秋も深まり、街の景色も秋の色合いに変わりました。
11月最初の献立は香り高い秋の一汁一菜献立をご紹介します。
主菜のホイル蒸しは、調理も片付けも簡単な楽々レシピ。忙しい時にこそ、作っていただきたい一品です。蓋付きのフライパンがあれば蒸し器などはいりません。蒸し上がったらホイルごとお皿にのせていただくので、フライパンもお皿もほどんど汚れませんよ。
今日はもっと手軽に作るために、週末の下ごしらえでホイル蒸しに加える具材をカットしておきました。ニンジンは3~4㎝長さのせん切りに、シメジは小房に分け、エノキ茸は食べやすい長さに。ここまで準備しておけばホイルに生鮭、カットした具材、バターをのせて包むだけでOKです。食べる直前にホイルの口を開けば、鮭やきのこ、バターの香りが立ち上ります。小口切りにしておいた万能ネギを散らしていただきましょう。カット万能ネギも1週間分を週末に準備しておけば便利ですね。
横に添えるのは、ほっこりと体が温まるグリル里芋と油揚げ、ワカメの味噌汁です。
里芋は週末の下ごしらえで加熱しておきました。ぎゅっと身が締まった里芋は1㎝厚さの輪切りにすれば、短時間でも中まで火が通ります。ホクホクねっとりした食感が格別です。
今日の献立の材料を確認してみましょう!
今回使用する下ごしらえ食材は「万能ネギを小口切りにしたもの(冷蔵)」、「ホイル蒸し用野菜(冷蔵)」、「サトイモを焼いたもの(冷凍)」の3つです。
「サトイモを焼いたもの」は月曜日分に4コ、木曜日分に8コと分けて保存しておきました。今日使うのは4コ入りは冷蔵庫に保存してありますね。
「鮭ときのこのホイル蒸し」の材料(4人分)
生鮭・・・4切れ(1切れ約100g)
塩、酒・・・適量
ホイル蒸し用野菜・・・全量
バター・・・20g
万能ネギを小口切りにしたもの・・・適量
ポン酢醤油・・・適量
「里芋とワカメの味噌汁」の材料(4人分)
サトイモを焼いたもの・・・4コ分
油揚げ・・・1枚
ワカメ(乾燥)・・・3g
[A]
水・・・3カップ
和風だしの素・・・小さじ1/2
味噌・・・約大さじ2
ガスコンロで同時調理に挑戦!
フライパンではホイル蒸し、片手鍋では味噌汁を作ります。
どちらの料理にもコンロ調理タイマーを使用しましょう。ホイル蒸しはタイマーを7分に設定してフライパンで蒸し焼きにします。味噌汁は具材を加熱するためにタイマーを2分に設定して煮込みます。タイマーはガスコンロと連動しているので、設定した時間になると自動で消火してくれます。これなら加熱しすぎや、消し忘れなどの心配なく、安心してコンロに火の番を任せられますね。
工程表を確認しながら作ってみましょう!
今日の献立はとてもシンプルな手順です。
けれど手順を一つ間違うと15分ではできあがらないので、最初にしっかりと工程表で確認しましょう。
テンポ良く調理を進めるためには、すべての食材をキッチンの手に届く場所に揃えておくことが肝心です。冷蔵庫とキッチンを往復する手間がなくなるので、手早く調理が進みますよ。
はい、これで一汁一菜献立の完成です!
週末に下ごしらえしているので、短時間で料理ができあがります。
あとは、食卓へ運んでアツアツを召し上がれ!
もっと詳しいレシピを確認したい方は、以下のページを参考にしてくださいね。
フライパン1つで「鮭ときのこのホイル蒸し」
旬の生鮭ときのこをバターと一緒にホイルに包んで蒸し焼きにしました。口を開けた瞬間、閉じ込められていた秋の香りがテーブルに広がります。さっぱりとポン酢醤油でいただきましょう。調理工程は、ホイルで包んだ食材をフライパンで蒸し焼きにするだけ。最小限の調理器具で作るから、調理が簡単な上に後片付けも楽々ですね。
グリルでひと手間「里芋とワカメの味噌汁」
ほっこりと体が温まる里芋と油揚げ、ワカメの味噌汁です。里芋はサラダ油に絡めてからグリルで焼きました。油でコーティングすることで水分の蒸発を防いでくれるので、表面はカリッと香ばしいのに中はホクホクねっとりとした食感に焼き上がります。軽い焦げ目も立派なスパイスです。味わいのアクセントとして楽しみましょう。